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アンソニー・ピーターソン対ブランドン・リオス(2010/09/11)

2011-04-22 21:57:36 | ボクシング

WBAライト級王座・挑戦者決定戦

えらい前の試合ですが、昨年9月に米ネバダ州ラスベガスで行われた無敗の若者同士で争われたタイトルイリミネーターは、24歳のブランドン・リオス選手(Brandon Rios)がアンソニー・ピーターソン選手(Anthony Peterson)を強打で圧倒した末の7回失格勝ちで勝利してWBAの指名挑戦権を獲得した一戦でした。(体格比較)

リオス選手の見事なパフォーマンスでした。立ち上がりは回転力に勝るピーターソン選手の左右フック、ストレートでの攻撃に先手を許したものの、ディフェンスを固めながらじわじわと距離を詰めての右アッパーや相手のガードの脇からねじ込む右ストレート、左フックなどの非常にパワーを感じる攻めでペースを掌握。
ピーターソン選手も接近戦での打ち合いに強気に応じて良い攻撃を決める場面もあったもののパワーの差が明白で、強く重いパンチを次々にコンビネーションで繰り出していくことができるリオス選手の良さが回を重ねるごとに際立っていきます。
インターバルのコーナーで何やってんだお前は!サイドに出ろジャブを使え!とかわいそうなぐらい怒られていたピーターソン選手で、5回スタート時にはコーナーの指示通りの動きを見せていたのですが、このラウンドに足を止めからのコンビネーションでの攻撃を繰り出していったところにリオス選手の左フックをカウンターで食ってキャリア初のノックダウンを喫してしまったピーターソン選手。
6回に入っても強気というか、捨て身の反撃を敢行して頑張っていたのですが、この回から極端に増えたローブローで2度の減点を宣告され、続く7回にもピンチの後に非常に低いパンチが2度あった場面でレフェリーが失格を宣告して試合は終わっています。
故意なのかどうなのかはわかりませんが、追い詰められた局面でローブローが増えたのは事実。さらにどれも本当に酷いローブローばかりの連発だったのでこの裁定は妥当でしょう。


Powerpunchs

見事なパワーパフォーマンスで指名挑戦権を獲得したリオス選手は25勝(17)1分。ピーターソン選手は30勝(20KO)1敗。

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