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ブランドン・リオス対オムリー・ロウザー(2010/11/13)

2011-04-22 22:01:24 | ボクシング

ライト級10回戦

強打のライト級ホープ、ブランドン・リオス選手(Brandon Rios)が昨年11月のパッキャオ対マルガリート戦のアンダーカードに登場。オムリー・ロウザー選手(Omri Lowther)との10回戦に5回TKOで圧勝した一戦でした。(体格比較)

ガードを固めながらどんどんプレッシャーを掛けて非常にパワフルな左右を打ち込んでいくいつも通りのリオス選手の立ち上がり。ロウザー選手もよく動きながらシャープな右クロスや左フックのカウンターを度々決めるのですが、全く意に介する様子を見せずに強烈な左右での反撃に出るリオス選手のプレッシャーに徐々に追い詰められていきます。
左フックのボディブローや、顔面への左フック、右ストレートで確実にダメージを蓄積させていったロウザー選手。5回に非常に強い右ストレートを断続的に浴びて足元がしどろもどろになった様子を見たレフェリーが割って入って試合は終わっています。

プレッシャーファイターという事でマルガリート選手やアングロ選手を連想しますが、彼らのように無防備に相手のパンチを食うシーンはありません。(この日は何発かモロに食うのもありましたが)
ディフェンスが良いというよりは、彼らよりもディフェンスの意識が高い分だけ相手の攻めに対応できている、といった感じでしょうか?
また、ブロックを固めてプレッシャー、という事を捉えるとアブラハム選手的とも言えますが、彼よりも攻撃的で攻防分離ではない。
そして何より一発一発のパワーの凄まじさは、スーパーバンタム級時代のパッキャオを思い起こします。これは前戦で151、今回157という当日体重の強烈さと関係あるのかも?
非常に楽しみで魅力的な選手です。

リオス選手は26勝(18KO)1分。ロウザー選手は14勝(10KO)3敗。


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