WBAミドル級タイトルマッチ
ドイツのミドル級王者フェリックス・シュトルム選手(Felix Sturm)とランディ・グリフィン選手(Randy Griffin)との昨年10月以来の再戦は、シュトルム選手が12回3-0の判定で勝利してタイトル4度目の防衛に成功しています。
攻防分離気味な王者シュトルム選手のスタイル。これは相変わらずではあったものの、いつも以上に自分から積極的に手を出す立ち上がりで、接戦の末にドローに終わった前戦の反省が窺えるスタートでした。
シュトルム選手が先手先手に出す左のジャブが非常に有効で、グリフィン選手はジャブの刺し合いで遅れをとり、接近しても王者の固いガードに攻撃を阻まれていて、どう戦えばいいのか困惑しているようにも見えた序盤戦の攻防でした。
飛ばす立ち上がりだったシュトルム選手が中盤以降やや疲労から動きが落ちると、グリフィン選手の攻撃が王者の固いガードを破ってヒットする場面が徐々に増えていきペースが変わりかけますが、この局面でも変わらずよく当たっていた王者のジャブが譲らず、終盤11回には強烈な左フックのボディーブローや、右を再三決めて決定的なラウンドを作ったシュトルム選手の明白な勝利でした。
公式スコアは118-110,116-112,116-113
シュトルム選手は30勝(13KO)2敗1分。グリフィン選手は24勝(12KO)2敗3分。
Sturm retains WBA title!
Felix Sturm Gets His Closure, Decisions Randy Griffin
Germany's Sturm retains belt in unanimous decision
Felix Sturm Settles Matters with Randy Griffin
フェリックス・シュトルム対ジェイミー・ピットマン(2008/04/05)
フェリックス・シュトルム対ランディ・グリフィン(2007/10/20)
ハビエル・カスティジェホ対フェリックス・シュトルム(2007/04/29)
フェリックス・シュトルム対ギャビン・トップ(2006/12/02)
ドイツのミドル級王者フェリックス・シュトルム選手(Felix Sturm)とランディ・グリフィン選手(Randy Griffin)との昨年10月以来の再戦は、シュトルム選手が12回3-0の判定で勝利してタイトル4度目の防衛に成功しています。
攻防分離気味な王者シュトルム選手のスタイル。これは相変わらずではあったものの、いつも以上に自分から積極的に手を出す立ち上がりで、接戦の末にドローに終わった前戦の反省が窺えるスタートでした。
シュトルム選手が先手先手に出す左のジャブが非常に有効で、グリフィン選手はジャブの刺し合いで遅れをとり、接近しても王者の固いガードに攻撃を阻まれていて、どう戦えばいいのか困惑しているようにも見えた序盤戦の攻防でした。
飛ばす立ち上がりだったシュトルム選手が中盤以降やや疲労から動きが落ちると、グリフィン選手の攻撃が王者の固いガードを破ってヒットする場面が徐々に増えていきペースが変わりかけますが、この局面でも変わらずよく当たっていた王者のジャブが譲らず、終盤11回には強烈な左フックのボディーブローや、右を再三決めて決定的なラウンドを作ったシュトルム選手の明白な勝利でした。
公式スコアは118-110,116-112,116-113
シュトルム選手は30勝(13KO)2敗1分。グリフィン選手は24勝(12KO)2敗3分。
Sturm retains WBA title!
Felix Sturm Gets His Closure, Decisions Randy Griffin
Germany's Sturm retains belt in unanimous decision
Felix Sturm Settles Matters with Randy Griffin
フェリックス・シュトルム対ジェイミー・ピットマン(2008/04/05)
フェリックス・シュトルム対ランディ・グリフィン(2007/10/20)
ハビエル・カスティジェホ対フェリックス・シュトルム(2007/04/29)
フェリックス・シュトルム対ギャビン・トップ(2006/12/02)
ドイツにいれば安泰なんではないでしょうか?
ドイツで引き篭もっていればしばらくは安泰でしょうね。
今回の試合ではドローに終わった前戦での反省からか、いつもよりも積極的な姿勢での立ち上がりで、なかなか見事な試合っぷりだったのですがそれも途中まででちと残念でした。
世界王者として恥じない力を持つ選手だとは思いますが、トップと比べると一枚落ちる感は否めない微妙なポジションですよね。