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フェリックス・シュトルム対ランディ・グリフィン(2007/10/20)

2007-10-24 21:14:52 | ボクシング
WBAミドル級タイトルマッチ

ドイツのフェリックス・シュトルム選手(Felix Sturm)が米国からの指名挑戦者、ランディ・グリフィン選手(Randy Griffin)を相手に臨んだWBAタイトル2度目の防衛戦は、三者三様のドローでシュトルム選手の防衛となっています。

王者シュトルム選手の地元ドイツでのドロー決着でしたが地元判定とかではなく正真正銘のクロスファイトでした。
ガードを高く掲げシャープなジャブから攻撃を組み立てるシュトルム選手ですが、ちと攻防分離傾向が顕著でした。
グリフィン選手がプレスを掛けながらコンビネーションで攻めていくと、がっちりとガードを固めて専守防衛。
軽いもののよく手が出ていたグリフィン選手の攻撃の前に押され気味のシュトルム選手がロープに詰まるシーンも度々見られました。
しかし、グリフィン選手の攻撃の合間に返すシュトルム選手のジャブ、右ストレート、接近戦で放つ右アッパーなどの攻撃は非常に鋭く的確で、どちらの攻撃にポイントを振るか悩むラウンドが続いていった試合でした。

試合後半になって、シュトルム選手が試合を通じて丹念に突き続けていたジャブがその有効度を増してきて、互角の展開ながらも、徐々にシュトルム選手がペースを手繰り寄せていった、ように見えましたが
11回、12回とプレスを強めたグリフィン選手の攻撃にポイントを失ったシュトルム選手。シュトルム選手は12回には反撃を試みたものの結局打ち負けてスタミナも失い苦しくなったところで終了のゴング。
このラスト2ラウンドを取った分、グリフィン選手有利とわたくしは見ましたが、公式の採点結果は、117-114でシュトルム選手、115-114グリフィン選手、114-114のドロー、の三者三様での引き分けとなっていました。

試合後には両陣営からそれぞれ再戦を望む声が出ているようです。

シュトルム選手は29勝(12KO)2敗。グリフィン選手は24勝(12KO)1敗3分。

Sturm retains WBA middleweight title with draw against Griffin!
Sturm retains WBA title with draw against Griffin
Sturm clings to WBA strap
Sturm, Griffin talking rematch!
シュトゥルム引き分け防衛 WBAミドル級戦
シュトルム グリフィンと引き分け2度目の防衛
写真
Sturm-Griffin ends in draw!

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