ハビエル・カスティジェホ対フェリックス・シュトルム(2007/04/29)

WBAミドル級タイトルマッチ

ドイツで行われたミドル級戦は、地元の挑戦者、フェリックス・シュトルム選手(Felix Sturm)がチャンピオンのハビエル・カステジェホ選手(Javier Castillejo)を判定(116-112x2,115-114)で破り王座返り咲きを果たしています。

約10ヶ月ぶりの両者の再戦。前回はカステジェホ選手がTKOで勝利していましたが、この日はシュトルム選手が見事なアウトボクシングで雪辱を果たしました。
初回から的確な左ジャブでペースを握り、カステジェホ選手の望む接近戦での攻防でも正確なパンチと固いブロックでリード。
試合が進むにつれて徐々にカステジェホ選手の前進も弱まり後半は一方的な試合になっていましたが、公式の採点結果は意外に接近したものでした。
カステジェホ選手は前回のマリアーノ・カレーラ選手との防衛戦で敗れていたのですが、試合後のドーピング検査でカレーラ選手が失格。試合もノーコンテストとなり、再びカステジェホ選手の元にベルトが戻ってのこの日の防衛戦でした。

シュトルム選手は27勝(12KO)2敗。カステジェホ選手は61勝(41KO)7敗。

Sturm a world champion again!
GIANT Sturm, Drews Photo Gallery!

フェリックス・シュトルム対ギャビン・トップ(12/2)
ハビエル・カステジェホ対マリアーノ・ナタリオ・カレラ(12/2)