備忘録

舞台の感想を書いています。(ネタばれ有り)Twitterはdacho115。

『TALK LIKE SINGING』

2010-01-31 22:20:32 | 国内ミュージカル
(パンフ続き)治療をするにつれ、ターロウを治すことに疑問を感じ、去るニモイ。一方、ターロウの頭の中にいるミュージシャンを殺すことにしたダイソンは催眠術で頭の中に。そして、次々にミュージシャンを殺し普通に話せるようになるターロウ。その成果を学会で発表し、そのターロウにスピーチをさせようとするが、死んだミュージシャンを取り戻そうとするニモイ達が乱入する。そして、実際ミュージシャンが戻ってくるがそれはダイソンにしか見えない。そのダイソンは音楽に取りつかれ退場。そして、また歌えるよるになるターロウはニモイと一緒になり幕。

香取。マイクで歌詞が聞こえる様に上手く調節。元々、ハッキリした歌い方なので、その特性をうまく生かし、歌いやすいキーになっている。ただ、既に潰れた様な声だが、これはまだマシかも。
川平。今回、ほぼ英語セリフ。なので、かなり目立つ役。歌い方はオケピの゛ポジティブ・シンギング゛を思い出す。使用オケの編成からか?
新納。ダンス要員?歌える人だとは思うのだがソロ曲は一曲のみ。あるいはネタ要員?折角のオカマキャラという引き出しがあるのに上手く使いきれてないような。
堀内。セリフ時に見られる独特の高音が少なかった。歌の音域も今回は比較的低めで香取に合わせてる?ただ、堀内に『ライオンキング』はネタ?

出だしの照明(字幕)ネタ(英語セリフで始まっているのに照明・字幕がない)から『う~ん、三谷脚本』と思い、全体的に面白いが、複線が無かったような。ダイソンの頭の中のミュージシャンがそれか?とりあえず笑いは絶え間なかったが、複線を張り巡らし、最後に一気に分かるといったオチはなし。そういった視点からだと、若干物足りない。

ミュージシャンを舞台に出す演出は『GNSN』からか?なんか、場面転換で三谷本人が登場しそう。

服部氏でなく小西音楽というのが新鮮。ただ、普通のミュージカル音楽とはちょっと違うかも。日本語の後に英語を繰り返す歌からメロディが耳に残るし、英語詩が分かる。

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