カラダよろこぶろぐ

山の記録と日々の話

雪見の露天風呂・石割の湯

2008-01-26 | ヤマのこと

富士山のふもと、「石割山」に行ってきました。

・・・いや、「石割の湯」に入って帰ってきましたというほうが
正しいかもしれません。

私この度初めてアイゼン(8本)を購入してしまいまして、
その練習にどこかあるかな~?と、あまり予備知識はなかったのですが
今回はここへ。

新宿から高速バスが出ているので便利です。
平野駅を降り、車道を歩いて登山口へ。


ここをさらに上がって30分ほどで鳥居に到着。



・・・車道にもかかわらず、ダンナの歩みがミョーに遅いのが気になったんですがね・・・。
さてここでアイゼンを装着して練習スタート!


途中のコンビニのおばちゃんに「石割は雪が深いわよっ」
とコワイ顔で言われたのですが、なるほどそうみたい。
すってんころりんしないように慎重に登って行きます。


いつもはダンナの後を着いて行く私ですが、今日はすぐに抜いてしまいます。


階段を上がったところにあるベンチで、珍しく「暑い」と言って上着を脱ぐダンナ。
いつも汗ダクになるはずの私は、汗をかくほどのスピードで登っていないので、
ここでダンナの調子の悪さに気付きます。

調子が悪いのは昨晩飲みで帰宅が夜中だったこと。
飲んで帰りが遅くなったその翌日はいつも調子が悪い。
だから今朝、「今日大丈夫なの?どうする?」と聞いたら
「行きます」って言うから・・・

「大丈夫なの?」
「とりあえず神社まで行ってみる」

ということで先へ進みます。
この時点ではワタシはちょっとゴキゲン斜め
「酒は飲んでも飲まれるな」ですよ。
やぱり二日酔いなヤツは入山禁止だね!と一人ぷんぷんしながら歩いていました。


風もなくとりたてて怖いところもないので、雪道の割にはサクサク進みます。
振り返ると、山中湖が見えます。が??ダンナの姿が見えない。

戻ってみるとさっきより更にスローにやっと歩いている風・・・
さすがにこりゃまずいな、と心配になり、
「もう戻ろうよ、辛いでしょ?」
と言うと
「お前だけ行ってくれば?俺はここで待ってる」
って、それは×です。私は山道では(!)めっちゃ怖がりだし、
こういうところで別行動を取るのが事故に繋がるのよ・・・(知識だけ豊富)


(二日酔いで歩けなくなったヤツ

「もう、いいよ、またこようよ。温泉に入って休もう」

ということで引き返すことに。
私はかなり不完全燃焼でしたが、そんな時もある、逆もまたあるし。
無理して身体を壊したり、誰かのお世話になるのはもっと困るしね。


ということで分岐でカンバンなどみながら、
石割の湯方面に下ります。

若干のトレースが付いていたので行ってみることに。
いつもならダンナが先頭ですが、今日は最初から最後までワタシが先頭です!


途中かなり雪深く踏み後も見えにくい。
「わーい!バフバフだー」なんて呑気に楽しむ私。
先週の「かんじき」は今週のほうが役に立ったかな・・・持ってこなかったけど。
(ちなみに靴は3シーズン用の登山靴です)


(ヨレヨレで下山する二日酔い者)

途中から陽も差してきて、あっという間に「石割の湯」の脇に到着。

温泉は広くてゆったりしていてとてもくつろげました。
檜の露天風呂では雪やツララを見ながら入れて、
今シーズン初の「雪見露天」がこんな近くで日帰りで楽しめるなんて!
ちょっと得した気分。


(温泉の中庭にも雪がてんこもり)

ダンナが大広間で爆睡している中、14:00、やっと今日始めての食事を取りながら、
一人飲んだくれるワタシ。
途中で戻ってきてしまったけど、あの先はどうなっていたのかなー?
よく写真で見る神社の大きな石にも会いたかったし。
富士山も今日は雲の中に隠れてしまったから、今シーズン中に又来たいな・・・
と思いをめぐらせ・・・


(平野バス停も雪てんこ盛り)

絶対リベ~~ンジ!

++++++++++++++++++++++++++

往路:京王高速バス 新宿⇒平野 ¥2050
復路:ぐるりんバス 石割の湯⇒平野 ¥150 高速バス 平野⇒新宿 ¥2050

今日は渋滞もなく、時間通りに到着しました。








最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
削除 (F)
2008-02-16 01:34:41
Fです。

コメント消されて、さびしい。
返信する

コメントを投稿