五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

焦らず年度末

2017年02月17日 | 第2章 五感と体感
焦らず年度末2017年2月17日

2016年度がそろそろ終わりに近づいています。
神奈川県県立高校の受験も終わりましたね。大学受験はいよいよ終盤戦でありましょう。
一喜一憂の情報を受けながら暮らす日々です。

中学受験が落ち着き、小学校の卒業生の皆様も中学入学の準備に勤しんでいらっしゃる事でしょう。

学校を卒業し、次の新たな一歩を踏み出す環境で、どんな過ごし方をするのかは、入ってみなければわかりませんが、自分自身の決意を新たにすることは素敵な事だな~と思います。
新たな決意で行動する事が持続するかしないかも、実際に新たな環境で過ごしてみなくては、解らない事です。

小学校4年生の頃だったでしょうか。いつも一緒に遊んでいた大人びた友達の誘導にいつもなびいていた自分にふと気付き、自分から能動的な言葉を出して行く事を実践するようになった事の記憶が未だに鮮明に残っています。
天から突然降りてきた啓示のような気付きでした。
父が勤めていた会社の広大な敷地に建つ社宅に住み、そこには色々な研究施設がありました。悠長な時代でもあり、入れる場所と入れない場所の境界線があいまいな場所も多く、普通体験できないような経験をそこで沢山出来たように思います。その敷地の一角に調査の為に各地から掘り出した土の山がいつもありました。そこに多数の化石が含まれており、暇にまかせては、化石探しをしていました。
その化石の山の脇で啓示を受けたのです。お天気は晴れでした。
今でも気付きの体感が蘇ってきます。

親からうるさく言われても、先生からきつく指導されても、天からの囁きが自らキャッチしない限り、腹を括る情動にはなりません。
腹を括る情動に気付いた周囲がそれを見逃さず、温かい言葉を掛け、静かに見守ってゆくとあらあら不思議、子供の中に自信が育ってゆくのです。

温かい言葉に静かな見守り。

そうそう簡単にできるものではありませんが、見守るという抑制力を身に付けてゆくのも自分自身の自己受容の一つであると思っています。

「子供が」という主語では無く、「私は」という主語のもとで、生きることが最低限の自立であるかもしれません。
我が子の自立の前に自分の自立を意識してみる方が問題解決の近道であることが案外忘れられている事が多いようです。

年度末、希望や不安がありましょうが、先ずは年度末のこの時期を字次年度の助走として、焦らずに行動したいものです。


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