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丸山茂徳著“21世紀地球寒冷化と国際変動予測”を読んで

IPCCの“CO2の地球温暖化主因説”に反対する学者・丸山茂徳氏がようやく“21世紀地球寒冷化と国際変動予測”という本を出版していたことを、最近知って、つい先日この本を読んだ。この本で丸山教授は“太陽活動、地磁気変動と(これらに影響される)宇宙線強度変化はすべてが気温降下につながる方向に変化している”と予測している。IPCCよりもはるかに幅広い科学的情報に基づいた影響度分析である。そして“太陽活動が最小になると予測される2035年には気温は最低になると予測される”と言っている。 だが残念ながら、日本ではこのように結構疑わしいIPCCの温暖化論が幅を利かせ、かなりの知識人にすらそれが正しいことだとの認識が浸透している。いわばCO2温暖化論一色なのだ。しかもその温暖化防止のための予防原則の適用すら必要だとの議論があり、かなり感情的になる人も居る。これにはヘイト・スピーチと同じ精神構造が見られるような気がする。極めて危険なことではないだろうか。温暖化阻止ばかりに血道を上げているので、いざ寒冷化が始まっても何かの間違いとばかり、対応が遅れる可能性が大きい。日本はそういう過ちを犯す傾向にあり、危ういのではないか。 . . . 本文を読む
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