朝起きた時は降っていましたが、天候は次第に恢復。
水遣りをしないで済んだ日。
”そんなに好きなら、自分でも詠んでみたら?”と、
家族に何度も勧められますが、なかなか難しい。
でも、毎週、新聞に載る歌壇俳壇を楽しみにしています。
長年拝見していると、始終取り上げられるお馴染みのお名前も増えて来ます。
そして、その方達の生活の移り変わりも見えて来るのです。
長年勤めた住職の座を息子さんに譲った方、
アメリカで獄に繋がれている方、路上生活の方、
元気だったのに病に倒れ、支えがなくては生きられぬ中、投句を続ける方、
紙上で、呼びかけ合った兄弟、
幼い頃から認められ、作句を続けている姉妹、姉弟・・・。
私の人生にもいろいろの事があったように、
皆さんの上にも、沢山のことがありました。
ずうっとアメリカ暮らしだったのに、奥様の病気で帰国し、
舞鶴で奥さまを介護しながら投句を続けていらした方の句が、
今朝の新聞に載りました。
”妻というこよなき人を失いて何の桜ぞ泣き暮れている” 舞鶴市 吉富憲治
わかります! ほんとうに、ほんとうに、お気持ち、よくわかります。
でも、奥様は、満足して逝かれたと思いますよ。
そう、思わなければ・・・!
私も、そう思わなければ・・・。
これからの投句を楽しみにしています。