正確さは

電波時計は正確な時間を刻みます。殆ど狂うことはない。
ところが、電池式の時計は１ヵ月で30秒程度狂ってしまうものもある。
古ければ古い時計ほど、狂い幅が大きい。
しかしながら、遅れる時計に出くわしたことがない。
全ての電池式の時計は進んでしまう。

まぁ～確かに遅れるよりはいいかもしれない。

人間は本当に贅沢に生きている。
以前は時計の秒針が狂っていても気にしなかった。
しかし、電波時計の普及で正確でないと気が済まなくなった感じがする。

よい事例が電車の時刻である。時間通りに来ないと、苛立つ顧客が多い。
特に帰宅時の人身事故で1時間近く、電車が不通になったら、駅員に激怒する顧客もいる。

外国では電車と飛行機は遅れるものだと考えられている。

日本人、一分一秒がそんなに大切ですか？

正確な時刻が当たり前になり、心の余裕を蝕んでいる。

日本車のオートライトの反応も同様に正確である。
トンネルに入ると点灯し、トンネルを抜けると直ぐに消灯する。
これが外国車だと点灯は日本車と同様だけれでも、消灯時はかなり反応が遅いようになっている。
技術的には日本車と同様にできるが．．．敢えて、遅く消灯させ、他の車(人）に気づかさせるためだそうです。

正確なことはいいことだと思うけど．．．履き違える人が多いと思う。

余裕って必要だと思う。