ふーちゃんの京都デジカメウォーキング

大文字山、愛宕山を中心に京都周辺の自然をウォーキングしながらGPS軌跡と四季の変化をカメラウォッチング!

久々の廃村八丁 ソトバ峠~ダンノ峠を縦走するとは・・・。

2011年09月12日 21時59分47秒 | 京都北山2


今日は八丁川遡行と決めていたが・・・。
いろいろな理由から断念 
今年はもう無理かも 

しかし、久しぶりに廃村八丁を歩いてみたくなった 
2年ぶり 
ただ、菅原から登るとして
進入コース、退却コースをどうするか 
決めないまま菅原へ 

いつも山行きの時は緯度経度つきの地図をプリントアウトして行く。
直前になって八丁川遡行から広河原、品谷山、ダンノ峠、ソトバ峠、布懸坂にも拡大 


 ヤマレコ・今日の山行記録
Google Earth3D地図、Google Maps、Yahoo!地図、国土地理院地図、標高グラフ、スライドショー
が見られます。
GPSファイルをダウンロードできます 

 今日の軌跡




 菅原~ダンノ峠


 ダンノ峠~廃村八丁


 廃村八丁~ソトバ峠


 ソトバ峠~尾根~ダンノ峠


 ダンノ峠~菅原

(いずれもクリックで拡大 さらにクリックで拡大)

 Google Map
 Google Map 今日の軌跡
地図、航空写真、地形 切り替えOK
全区間データ、高度、距離、速度が見られます
「開始」をクリックで軌跡が動きます 

この画面から2011年4月29日現在の広域林道を見ることができます(但しgogle earthのソフトが必要ですが・・・)。
参考になる 

二ノ瀬あたりから渋滞
なんと京都バス、多分貸切バス数台が数珠つなぎ。
ゆっくりゆっくり 
途中進路を譲ってもらって前に・・・。
花背峠あたりで数珠つなぎの京都バスの写真が撮りたい 

しかし、意外と早く・・・。
花背峠


いつも1度違う。

京都側


花背側

古い地図に・・・。

電電公社鞍馬中継所とある。
電電公社 

花背


 

小野谷口

歩いてみたい小野谷口~大見 
大見から歩いたのは30年ぐらい前 

紅葉の時期は一面絨毯を広げたようになる。


花背交流の森

先ほどのバスの姿は見られない 



広河原方面から突然メロディーが 

路線バス

こんなところに 


広河原の松上げ


菅原

今日はここから 

 菅原~ホトケ谷とオリ谷分岐点

布懸坂に思いを馳せる。

今日も右(ホトケ谷)

もしかしたらオリ谷から帰られるかも・・・。
















 尾根と谷の分岐点

今日は尾根コース





きっとイワウチワ 

登るたびに「春にも来たい」と思いながら一度も 

 ダンノ峠近くで尾根へ・・・。

おかしいと思って軌道修正

ダンノ峠








とりあえず先に廃村八丁へ
帰りに登るかも・・・。

廃村八丁へ向かって 




突然蛇が・・・。

向こうから逃げてくれる。
マムシだったらそうはいかん 

同志社山小屋付近
サルノコシカケ  は健在 








こちらから四郎五郎峠へに道標はない 

 刑部滝付近

渓流が綺麗 

急斜面を下ると・・・。
男性が大きな三脚を肩に担ぎこちらに。
今日は最初に会う方。
カメラマンだ 
挨拶をして別れる 

カメラはキャノン  レンズはつけていないのでわからん 
三脚、ボディから察するに大口径単焦点レンズかも・・・。
興味津々 

刑部滝

いつもうまく撮れない 





滝の右側斜面に

露出不足 

無名滝

こっちの方の滝が撮りやすい





コンパクトカメラでは絶対撮れない被写体

偶然にも

何とかピントが 















 四郎五郎峠との分岐点

渓流が綺麗







ロープが・・・。


ここだけは渡渉が無理でした 

水の中へ じゃぶじゃぶ 

 廃村八丁 土蔵があったところ

スモモ谷から品谷峠へ・・・。
今日はどっち

二人の男性が・・・。

情報交換
広河原からオバナ谷、佐々里峠、品谷山、廃村八丁へと。
オバナ谷 まだ行ったことがない。
倒木はあったけれど大丈夫とか。
登ってみたい。

土蔵の跡にたたずむ。


手水鉢


土蔵の写真について
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
27年前にここに来た時の思い出に耽る。

そのとき撮った土蔵の写真↓

フィルムスキャナーの調子が悪くカメラで直撮り 





土蔵の中には・・・。

なぜか、銀座のデパートとか水着の女性 
廃村になるようなこんな山の中・・・。
村人はここで何を考え都会に対する思いをー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 八丁温泉  へ








今日は 

2年前八丁川遡行した時”廃村八丁の主”にお会いしていろいろとアドバイスをいただいた。

生活の匂いが・・・。


洗濯物もあるし・・・。

お風呂も・・・。

あたりを見回す 


温泉も健在


効能書きも・・・。


トイレも完備


炭火もついたまま

鍋の中までは 

お昼寝かもしれないし


ここで今日の進路を決定 

ソトバ峠から布懸坂を通りオリ谷を下り菅原へ
30年ほど前布懸坂で道がわからなくなり日が暮れてしまった。
危機一髪で脱出。
どうして脱出できたか覚えていないけれど苦い過去が 
今日はGPSもあるし何とかなるかも・・・。

 八丁温泉から布懸坂へと

ここで八丁の主にお会いする。
軌跡の赤く潰れているところだよ 

ソトバ峠へと急ぐ。
ババ谷で


2年前の八丁川遡行のときお会いした方
毎年夏の期間住んでいるとか・・・。
廃村八丁を守る会  の会長さん

挨拶をして前回お会いした時のお礼を 
明日から客人が滞在されるとかで食糧の調達
ビニール袋には大きなアマゴが・・・。
お腹の模様ですぐわかる 
「なにしろ自給自足ですから」会長さん

いったんはお別れしたのですが・・・。
気になって
布懸坂の情報を聞いてみる。
布懸坂は止めたほうがいいとアドバイスされる。

どうしてでもなければ止めた方がいいと。
ここ2~3回遭難騒ぎがあって小屋に泊めたとか・・。
ふーちゃんも乗る気ではなかったので引き返そうかと決断。

そしたら
今日はどんな乗り物でどこから入山したかなどこと細かく聞かれる。
それだったらソトバ峠~ダンノ峠まで縦走した方が良いと・・・。
時間も稼げるしテーピングもあるし歩きやすいとアドバイス。

ふーちゃんも6月の寺田峠~旧花背峠~芹生峠の縦走経験があるから
読図予習 芹生峠~旧花背峠

読図下見 旧花背峠~寺山峠

読図本番・・・。花背峠~天狗杉~旧花背峠~芹生峠~滝谷峠~貴船山~三角点~二の瀬

やってみようと 




ソトバ峠手前に大きな林道 広域・・・。










30年前に訪れたソトバ峠も是非寄りたい。

登山道を林道が串先きに 



懐かしい 

その当時の面影が 









当時の思いにひたっていると・・・。
男性が・・・。
刑部滝近くでお会いしたカメラマン
2回も会うのは何かの縁、少しばかりお話を。
廃村八丁に嵌まってこれから1ヶ月に2回は来たいと・・・。
まだ日は浅いのか27年前は土蔵があったというお話もしたけれどちょっとピーンとはこなかったようだ 


 ソトバ峠


 ソトバ峠~ダンノ峠 その1


 ソトバ峠~ダンノ峠 その2


なにしろはじめてのコース 
集中して歩くことにする 
こんなところで野宿するのはまっぴら
山の会長さんから・・・。
もし道がわからなくなったら刑部谷、奈良谷(左側)へ下ったら良いとアドバイスを受けている。

集中 


二か所ほど分岐点が・・・。






こんなところで遭難したらかっこ悪いので集中  集中 

 ふーちゃんの自我流読図

道が怪しくなったらコンパスを出しその方向にプリントアウトした地図をおく。
GPSから読み込んだ緯度のところに線を引っ張る。
同様に経度も・・・。
交点が今いる場所。
それからは経験に基づき進路を 
ただそれだけ 

無事ダンノ峠へ到着

往路と同じ道標ですが感無量 

今日もGPSがかなり役に立ったがそのきっかけを作ってくれたのもダンノ峠
品谷山登山3-3 廃村八丁、品谷峠、品谷山、ダンノ峠、菅原

峠の片隅に登ってきたときには気が付かなかったが・・・。

ホトトギス 
元気はなかったけれど待っていてくれたんだ 

下山して 

ストックの片方が・・・。
まぁいいか このぐらいの代償。 すり減っていたし 

もう秋


最終バスは出た後

もう少し早く下りる訓練をしとかなくては 



やっぱり1度違う。

花背側


京都側

今日も水8リットル

樋が外れて水を汲むのにびしゃんこ 


もう半袖では走れない 
ウインドブレーカーを持ってきてよかった。

帰って靴下を脱ぐと血が・・・。
3ヶ所 憎き山蛭
まぁ、だけど軽傷 

参考文献
okaoka clubさんのHP
挑戦したいオリ谷、布懸坂 
廃村八丁(オリ谷~衣懸坂~尾根筋~ダンノ峠)//北山

北山の峠 金久昌業著 ナカニシヤ出版


今日のコンタクト









 今日の歩行数は



 
 今日も・・・。


 今日の天気


 今日の・・・。
前夜ぐっすり寝れたみたいで体調はまずまず・・・。
歩いているときは腰痛はあるけれど恐れていた足に痺れはない。
しゃがむこともできる 

 今日のメモ 忘れ物、気がついたこと
蛭よけスプレーを忘れたことに気が付き引き返す。
今日は大丈夫だろうと使わずじまい・・・。

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 ブログのうずもれた記事を発掘できるかも 

ブログについては、しばらくはコンピュータでアップロード 
時にケイタイで現地取材  (本格的なケイタイからのアップロードは事実上無理だ 
ホームページで記事を整理整頓!(できるかな  )



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8 コメント

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Unknown (せいたかしぎ )
2011-09-21 00:25:09
衣懸坂はやはり迷いやすいのですね。
オリ谷~林道、林道を通ってソトバ峠、なら行けないかと考えてはいました(;^_^A
廃村八丁までが難しそうです。
尾根道も不安にはなりそうです。
刑部谷へも簡単に降りられる気がしません(-_-;)
ご無事でなによりです。おつかれさまでした。
返信する
せいたかしぎさん♪ (ふーちゃん)
2011-09-21 21:50:07
okaoka clubさんのレポートによるとオリ谷~衣懸坂も山蛭のたまり場とか・・・。

この日に歩いた尾根は比較的歩きやすかったです。尾根から八丁の廃屋へ下る分岐点、衣懸坂へ下る分岐点は確認済み 
衣懸坂は是非攻略したいです 
リベンジ 

いちどは広域林道を歩いてみたいです。
道に迷って下ったところがどこかわからないようでは困りますから・・・。
どこからはいるのかなぁ 
コシキ峠〜ソトバ峠〜衣懸坂・・・片波山 

せいたかしぎさんは東京からの登山客。
嘘みたい 

こんな話は地元京都の登山者でもなかなか通じない 

廃村八丁・・・。
秋  はますますいいだろうなぁ。

一眼レフカメラをもって歩きたくなった 
返信する
Unknown (せいたかしぎ)
2011-09-22 02:04:19
衣懸坂は攻略したくなりますよね。
GPSを買ってからトライしてみたいです。
コンパスと地図だけでは不安です…

11月でもヒルはいるらしいですね(((・・;)
北山は他でもヒルが結構いるようですね。
沢沿いも多いからしょうがないのでしょうね。

近々また京都いきますよ!
返信する
都会のそばの秘境 (ななみみず)
2011-09-23 02:52:03
ちょっとゴタゴタしてまして、ご無沙汰しました
写真たっぷり、どれもステキですよ
バスの人たち、遠足かキャンプかな
お花の写真も滝も小川も一軒家も情緒たっぷり。
放置された樽も、まるで自然の中に展示されたオブジェみたい
秘境でもノルディック・ウォーキングすごい
えーっと、私のほうは相変らず近所でチョコチョコ、ノルディックしてます

温度がいつも1度違うって不思議
そういえば、時間帯の違う国の国境にまたがって立つと
足の片方8時で、もう片方9時なんてことも・・・
返信する
せいたかしぎさん♪ (ふーちゃん)
2011-09-24 12:45:22
広域林道・・・。
京都府のホームページhttp://www.pref.kyoto.jp/kyotorinmu/12900066.html
に載っているのですが地図がわかりにくいです。
いちどは歩いておかないと 

昨日はオバナ谷を歩きましたがikomochiさんに教えてもらった山蛭よけスプレーのせいか無事でした 
返信する
ななみみずさん♪ (ふーちゃん)
2011-09-24 12:52:01
>そういえば、時間帯の違う国の国境にまたがって立つと
>足の片方8時で、もう片方9時なんてことも・・・

ふーちゃんは経験したことがないからわからんです

>温度がいつも1度違うって不思議
昨日は行きも帰りも2度違っていましたよ 

寒くなると 
返信する
廃村八丁の土蔵が懐かしい (タカハシ)
2020-03-25 07:28:50
昭和40年頃に何度も廃村八丁に行ったのが懐かしい。
何度も一人で土蔵に泊まり夜を明かした。
当時はまだきれいで、壁に落書きは無かった。
夜、何の動物か判らないが鳴き声が聞こえ驚いた。
その後、4月初めに行ったが残雪が深く、誰も歩いた跡が無かったので、登るのをあきらめた。
それ以来、行っていない。
延べ、5回は登った。
土蔵が無くなったのは残念です。
返信する
土蔵 (ふーちゃん)
2020-04-04 21:58:00
10年も前の記事にコメントありがとうございます。
毎年今頃行っていますが今年はまだ行っていません。とてもよいところです。
いま頃バイカオウレンがきれいに咲いています。
今はヤマレコで記事を書いています。
https://www.yamareco.com/modules/mydata/
返信する

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