ミゲール・ガルシア VS ファン・マヌエル・ロペス
ガルシア 4ラウンドTKO勝利
考察 ~ガルシア~
WOWOW初登場時よりも体に厚みが出てきている。
それがoverweightの言い訳になるはずもないが。
チャンスの時にこそジャブを打たねばならないのは鉄則で、
この男はそれができる。
2ラウンド、ロペスのアゴに良い左を立て続けにヒットさせ、
打ち気に逸ったファンマに対してジャブジャブジャブからの時計回りのサークリング。
相手が正面に立った瞬間に狙いすましたワン・ツー・コンビネーション。
打ち終わりに必ずポジションを変え、ジャブと共に距離と角度を測定・調整し、
踏み込む決断をしたときは速戦即決。
考えながら打っている、動いていることが動きから見て取れる。
打ちながら考えるA・ベルト的なそれではなく、
野球で言うなら頭脳派・技巧派ピッチャー的な脳内対話。
「おっ、そういう反応か。じゃあ、これはどうだ?」
というやりとりを超高速で冷静さを失わずに行なっている。
だったら何でその頭脳を減量で使えないのか、理解に苦しむのだが。
リングの中と外では脳の使い方は別ってことですか。
考察 ~ロペス~
結論から言うと壊れているのではないか。
ダウンを食った直後の3ラウンド冒頭、
ガルシアの左ジャブと右ストレートをきれいに食っていた。
その後は相手が試し打ち(していたかのように見えた)の左フックも食っていたが、
正面に立ち続ける意図は一体何なのか。
ゲスト西岡は「気が強いですね」と評していたが、
これは気の強さの為せる業以上に、パンチに酔っているように見える。
悪い意味でパンチに対する恐怖心がなくなっていると言おうか。
今後はM・カチディス的なポジションに落ち着くのかもしれない。
ガルシア 4ラウンドTKO勝利
考察 ~ガルシア~
WOWOW初登場時よりも体に厚みが出てきている。
それがoverweightの言い訳になるはずもないが。
チャンスの時にこそジャブを打たねばならないのは鉄則で、
この男はそれができる。
2ラウンド、ロペスのアゴに良い左を立て続けにヒットさせ、
打ち気に逸ったファンマに対してジャブジャブジャブからの時計回りのサークリング。
相手が正面に立った瞬間に狙いすましたワン・ツー・コンビネーション。
打ち終わりに必ずポジションを変え、ジャブと共に距離と角度を測定・調整し、
踏み込む決断をしたときは速戦即決。
考えながら打っている、動いていることが動きから見て取れる。
打ちながら考えるA・ベルト的なそれではなく、
野球で言うなら頭脳派・技巧派ピッチャー的な脳内対話。
「おっ、そういう反応か。じゃあ、これはどうだ?」
というやりとりを超高速で冷静さを失わずに行なっている。
だったら何でその頭脳を減量で使えないのか、理解に苦しむのだが。
リングの中と外では脳の使い方は別ってことですか。
考察 ~ロペス~
結論から言うと壊れているのではないか。
ダウンを食った直後の3ラウンド冒頭、
ガルシアの左ジャブと右ストレートをきれいに食っていた。
その後は相手が試し打ち(していたかのように見えた)の左フックも食っていたが、
正面に立ち続ける意図は一体何なのか。
ゲスト西岡は「気が強いですね」と評していたが、
これは気の強さの為せる業以上に、パンチに酔っているように見える。
悪い意味でパンチに対する恐怖心がなくなっていると言おうか。
今後はM・カチディス的なポジションに落ち着くのかもしれない。
どうしても右の力を意識するあまり、重心が右足、右半身に偏ってしまい、重心が前へ前へと倒れてしまう。
管理人さんの言う、相手の正面に立ってしまうというのも、その辺のバランスの悪さから起因しているものだと思われます。
相手から見れば、常に重心が前傾していて顔が近い位置にあるため、パンチを狙い打ちしやすくなってます。
改善するためには、右利きだろうが左利きだろうが、左半身もしっかり鍛えて、重心を乗せられるようにし、タメを作れるようにすることですね。
とにかくファンマロペスは重心が常に前に倒れていて、バランスが悪く、そのまま突っ込んでいくのでパンチをもらってしまうんだと思います。
ただ、ティトがオーソドックスで前手の左を同じオーソ相手に思い切り活かせるのに対して、ファンマはサウスポーで前手の強い右をオーソ相手にはさほど活かせないというのも不運ですね。
実際、同じサウスポーのデレオン、ペニャロサ、ルエバノには完勝してるわけですしね。