バーネス・マーティロスヤン VS サウル・ローマン
マーティロスヤン 7ラウンドTKO勝利
考察 ~マーティロスヤン~
ワン・ツーは基本ではあるものの、ワンはその上を行く基本中の基本。
今までの格下相手では見えてこなかった様々な欠点が浮き彫りになった。
まずはジャブの不足。
上背もリーチもハンドスピードあるので、これまではワン・ツーのみで
相手は容易に退いてくれたが、ランカー対決となるとそうは問屋が卸さない。
手数としてのジャブが少ないのは技術的な問題ではなく、精神的な問題。
いきなりダウンをもらって冷静さを欠いたが故に、
早くダウンを奪い返したいという念に駆られてしまったのだろう。
またその原因となったダウンはディフェンス技術の不足。
1ラウンドからツーの打ち終わりに左フックを軽くかぶせられてはいた。
攻撃がワンパターンな選手は、もらうパンチもワンパターンになるということか。
一時期やたらとS・マルチネスに突っかかっていたが、
実際にそこまでたどり着くには名前も実力もまだまだ足りない。
考察 ~ローマン~
コーンロウって黒人によく似合うなあ。
現タイガースで元ロッテのコバヒロがコーンロウを編んでいたが、
彼は長身で手足が長く、顔は扁平なのに彫りが深いという、
ある意味日本人離れしたところがあったので似合っていた。
ローマンのボクシングはというとスタイルとは対照的に泥臭さが持ち味なのか、
最も光ったのはインサイドでのショートアッパー連打。
メキシカンは肩から突き上げ、日本人は手打ちになりがちなパンチだが、
黒人が打つと実にリズミカルになる。
問題はその距離になるまでに貰いすぎたことで、タフガイといえども限界は来るもの。
負け数が多いが、実力者相手に一発入れるだけの力もあるので、
今後も現役&潜在的世界ランカーへのgatekeeper的な存在であり続けるんだろうな。
マーティロスヤン 7ラウンドTKO勝利
考察 ~マーティロスヤン~
ワン・ツーは基本ではあるものの、ワンはその上を行く基本中の基本。
今までの格下相手では見えてこなかった様々な欠点が浮き彫りになった。
まずはジャブの不足。
上背もリーチもハンドスピードあるので、これまではワン・ツーのみで
相手は容易に退いてくれたが、ランカー対決となるとそうは問屋が卸さない。
手数としてのジャブが少ないのは技術的な問題ではなく、精神的な問題。
いきなりダウンをもらって冷静さを欠いたが故に、
早くダウンを奪い返したいという念に駆られてしまったのだろう。
またその原因となったダウンはディフェンス技術の不足。
1ラウンドからツーの打ち終わりに左フックを軽くかぶせられてはいた。
攻撃がワンパターンな選手は、もらうパンチもワンパターンになるということか。
一時期やたらとS・マルチネスに突っかかっていたが、
実際にそこまでたどり着くには名前も実力もまだまだ足りない。
考察 ~ローマン~
コーンロウって黒人によく似合うなあ。
現タイガースで元ロッテのコバヒロがコーンロウを編んでいたが、
彼は長身で手足が長く、顔は扁平なのに彫りが深いという、
ある意味日本人離れしたところがあったので似合っていた。
ローマンのボクシングはというとスタイルとは対照的に泥臭さが持ち味なのか、
最も光ったのはインサイドでのショートアッパー連打。
メキシカンは肩から突き上げ、日本人は手打ちになりがちなパンチだが、
黒人が打つと実にリズミカルになる。
問題はその距離になるまでに貰いすぎたことで、タフガイといえども限界は来るもの。
負け数が多いが、実力者相手に一発入れるだけの力もあるので、
今後も現役&潜在的世界ランカーへのgatekeeper的な存在であり続けるんだろうな。