シネマ日記

超映画オタクによるオタク的になり過ぎないシネマ日記。基本的にネタバレありですのでご注意ください。

ソルト

2010-08-05 | シネマ さ行
「ロシア大統領暗殺のために、ロシアのスパイが送られている。そのスパイの名はイヴリンソルト」
「イヴリンソルトは私よ」
「なら、お前がそのロシアのスパイだ」

このやりとりは何度も予告編で見たのだが、何度見てもゾクゾクする。アンジェリーナジョリーだもの。ロシアのスパイだもの。リアルさなんてどーでもいいよ。っていう気持ちで最初っから見てるもんだから、アンジーがどんな無茶なアクションしようとも冷めるどころか、もっとド派手にやってくれって思えちゃう。

リアルさなんてどーでもいいと言いつつも、最近アメリカでロシアのスパイが大量に捕まったりしてね。やっぱりあるのかーって。でも、なんか穏便に済ませちゃったけどさー、あれってどういうことなんだろ?お互いにそういうことやりやってるから、変に突っ込まずに「まーまーまー」みたいな感じでやり過ごしてしまおうって感じなのかな。

話を映画に戻しまして。育成されたエリートスパイがハメられて、逃げながら黒幕を追うってー、まるっきり「ボーンアイデンティティ」やないのー。と突っ込みを入れつつも、アンジーだったらなんでもアリじゃーん、と。これってもともとトムクルーズが主役の企画だったらしいんだけど、トムクルーズがやったんじゃ全然面白くないよ。変装のとこだってまるっきりイーサンハントになっちゃうし。途中で観客もろとも騙しつつも、まぁソルトが悪者なワケないかーと。これで本当にソルトが悪者だったほうが面白かったかもと思いつつ、やっぱそういうワケにはいかないのかな。

脇を固めるリーヴシュライバーキウェテルイジョフォーがいいんですよね。この二人はどこに出ててもいつもイイ味出してくれるから好きです。二人ともインテリな感じが似合いますね。リーヴシュライバーなんて、図体もやたらとデカいし、風貌も熊みたいなのに、それでいてスマートな雰囲気があるっていう不思議な存在。ナオミワッツとのツーショットがとても良く似合う人。

今回、アンジーの金髪と黒髪が見れるんだけど、彼女は普段しているその中間のブラウンの髪が一番似合ってるなぁ。あと、この作品の中もそうだけど、最近ちょっと痩せすぎだよね。もうちょっとふっくらしたほうが可愛いと思うんだけどなぁ。ブラピもそう言ってるみたいだし。6人の子育てで太っているヒマがないのか。これからクレオパトラもやるみたいなので、また太れない感じかなー。何はともあれ、アンジーにはこれからもガンガンに飛ばしちゃってほしいです。


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