シネマ日記

超映画オタクによるオタク的になり過ぎないシネマ日記。基本的にネタバレありですのでご注意ください。

タイタンの戦い

2010-05-17 | シネマ た行

あんまり何も考えずに楽しめる作品もたまには見たいので、見に行きました。「アバター」で3Dはもうこりごりだったので、こちらは2Dで。

神々の王ゼウスリーアムニースンと人間の子供であるペルセウスサムワーシントンは人間の子として育つ。人間は神々の横暴さに反乱を起こし、ゼウスは兄で冥界の王ハデスレーフファインズを人間を殲滅するために地上へと送る。人間たちは半神のペルセウスとともに戦う。

なんか神対人間という構図がイマイチよう分からんかった。神が横暴だから人間が怒って反乱を起こしたらまたそれに神が怒って、、、となんかどっちもどっち的な…まぁギリシャ神話なんてみんながみんな欲望のままに自分勝手に行動してますからね。なんか意味不明な逆恨みとかいっぱいありますもんね。だから、その辺はあんまり気にしないことにしてと。

それで、ペルセウスは人間として育って、神に恨みを持っていくら父親でも神の力は借りんとか言ってるわりに要所要所でわりと助けてもらっちゃったりね。ゼウスも人間に怒ってるわりにはペルセウスのことを助けたりして、結局どっちの味方やねん!と。真剣に戦ってるハデスがちょっと可哀想になってきたりしてね。

リーアムニースンはあーいう後光が差してるような役がなんか似合うな。レーフファインズはヴォルデモートかと思ったよ。サムワーシントンは「ターミネーター4」も「アバター」も本作もなんか半分混じった役で「早く人間になりたーい」ってところ?人間の軍人役でマッツミケルセンが出ていて驚いたな。彼もこんなにお金のかかった作品って初めてなのでは?でも、意外に古代の鎧が似合ってましたね。あのペルセウスを守っていた女性イオジェマアータートンは美しかったですね。野郎ばかりでむさ苦しいシーンが多かったので、彼女がいてくれたおかげで画面が華やかになりました。

巨大サソリとか、メデューサ、クラーケンなどのクリーチャーのCGは見事でした。ワタクシは特に巨大サソリが好きでした。結局手なずけちゃってるし(笑)あの三魔女はさ、なんで目を取られたのに、目を捨てられるのが分かったの?

なんかグタグタと理屈はいいからもっとばんばん戦ってよ!って思っちゃいましたね。「戦い」というよりも「冒険」的な要素が多かったような。もっとストレス解消的なものを期待していたのですが、その辺は少し残念でした。ところで、「タイタン」ってなんのことだっけ?



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