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日常の視点

6月のMesclum(メスクラン)

2007年06月30日 | my畑

Mesclum(メスクラン)というのは、サラダ用のレタスミックスってことですが、調べてみると北イタリアで始まった栽培法なんだそうです。

どんなレタスや葉物をあわせてもいいようですが、メスクランに向いているのはグリーンカール、レッドオーク、オーク、エンダイブ、ロメイン、コスレタス、マスタードグリーン、水菜、クレス、ルッコラ、トレビスあたりだと思うのですが、アブラナ科の丸い種のものは、すぐ芽が出てくるかわりに暑いと虫がつきやすいようで、イキイキと無傷を保っているのは、レタスの種類のものばかり。種は春菊とかキュウリみたいな細長かったりキザギザしている種で、発芽しにくくてけっこうじれったく待っているといつの間にか成長著しくて、厚まきしておくとこんな風に色鮮やかにいろんな種類のレタスが楽しめます。




メスクランの厚まきの利点は、土を乾燥させると苦味が強くなってしまったり、日に当たりすぎると歯ざわりが悪くなってしまうのを密集させることで防いで、小さいうちに外葉から切り取って順次使えば、いつもおいしいベビーリーフが楽しめるというところです。



このおいしさは一度食べると忘れられません。
とくに、このベビーリーフにハーブを足すといきなり高級レストラン風に大変身です。

例えば、レモンバームやミントの葉、ナスタチウムの花や小さな葉、ディルやバジルもちょっと散らせば、「口の中が宇宙やぁ~」とくいしんぼう番組のレポーターが言ってくれそうな勢いです。

こういうのが簡単にできるので、田舎暮らしの方がむしろおしゃれで贅沢です。
畑よ、ありがとう!