花笑みのとき  

あなたにお会いできて幸せです。素敵なあなたに微笑み返し・・・。
良い一日でありますように・・・。

100年以上の商家

2010-06-29 11:00:42 | 旅行

唯今の気温30度、湿度75パ-セント。誰もが不快と感じる数字。

                 ・・・・・

もう一度だけ信州の旅の話をさせて下さい。

小諸市のメインストリ-トが昔の北国街道になっておりまして、JRの小諸駅から見るとゆるい登り坂になっています。

江戸時代小諸宿として人々の往来も多く、経済の中心でもあったようです。醸造業、信州酒 信州味噌 醤油などの店も多かったようです。

商家は100年以上の歴史がある家々が軒を連ねています。

一枚目の写真は味噌蔵です。2.3枚目の写真、商家で、二階建てですが極端に二階が低いでしょう・・・

これはこの街道を武士・殿様も往来されるので二階から「見下ろすのは失礼にあたる」と高くすることを・・・禁じたからだそうです。家の内部はどうなっているんでしょうね。

                ・・・・・

 

北国街道を歩いていましたら、海応院というお寺がありました。ここの境内で小諸すみれの花が発見された場所でもあるそうですよ。すみれの花の愛好者の方々如何ですか・・・。

      

                ・・・・・

北国街道・・・という名称は日本で四か所の街道に使っているようです。私の歩いたのは小諸宿のほんの一部で、昔は北国脇往還が正しい呼び名の由

 

撮影場所   長野県小諸市  6/2


信濃路は

2010-06-26 20:46:44 | 旅行

梅雨空が続いています。低い曇り・・空夜になって雨が降ってきました。本格的に降りそう・・。

         ・・・・・

好きな短歌を紹介させて下さい。

信濃路はいつ春にならむ 夕づく日入りてしまらく黄なる空のいろ
                                   島木赤彦

夕日が落ちてもすぐに暗くならず・・黄色い光がただよってる空の様子

 

赤彦が詠った時期は早春と思いますが、私が訪れたのは初夏
遅い春が過ぎ・藤の花盛りが終わって梅雨に入る前の気持ちの良い日

薄紫に暮れてゆく信州の夕方を散歩して、教えてもらった「うなぎ屋さん」のうなぎも美味しかったし・・・・満足の一日でした。

 

     撮影場所  長野県小諸市懐古園 しなの鉄道


草笛

2010-06-24 20:06:35 | 旅行

すっきりとした晴れではありませんでしたが、晴れの天候で洗濯物も良く乾きました。クチナシの花も咲き始めました。

             ・・・・・

小諸懐古園のこの場所であるお坊さんが20年以上も草笛を吹き続けていらしたそうです・・・・雨の日も風の日も。

もう亡くなられたようで 今はその場所に機械テ-プがありまして、ボタンを押せば当時の演奏が流れてきます。

偉い方ですね・・・中々出来ることではありません。「草笛」っていうところが良いです。

写真中央に見えるのが懐古園から見た千曲川。

 

      撮影場所  長野県小諸市


小諸 懐古園

2010-06-22 21:42:04 | 旅行

昨日は夏至、一日中くもり空でした。本格的暑さの来る前に、庭のことをしなければと思いながら、時が過ぎてゆきます。

         ・・・・・

月初め小諸に行っておりました。柔らかい緑のなかの信州。小諸城址ですが門と石垣しか残っておりません。良く整備されて公園になっています。

懐古園は美しいところです。「・・・ほろびしものは懐かしきかな」牧水もうたっているように・・・何故か懐かしさを感じます。

 

撮影場所  長野県小諸市懐古園


丘を越えて

2010-06-20 19:37:34 | 老いの暮らし

ここ一月くらい前から私の頭の中で鳴り続けているメロディ-があります。

青春の花(夢)に憧れ、丘を越えてゆく・・・・・

育ったのは戦後でした。結婚して、世帯を持って・・・真面目に懸命に頑張れば親の世代よりも、良い生活が出来ると信じていました。日本全体がそんな感じでした。

空は青く、光り萌ゆる大地・・・青春の夢を追いかけて・・・まことに荒々しく何十年生活してきたものです。夢のまま終わってしまったことも多いですが・・。

 

・・・そして今の私は ゆるやかな下り坂の生活、それもまた良し・・周囲の景色を充分に味わいつつ楽しんで歩きましょう。

              ・・・・・

結婚してすぐくらいに夫と共に軽井沢に遊びました。
それから何十年今年6月初めに軽井沢に行ったものですから、ツイ感傷的に過去を振り返りました。

 

歌詞を調べましたら、歌謡曲 「青春のパラダイス」の中の一節でした

 

   撮影場所  長野県軽井沢町


風に舞い上がる・・

2010-06-18 19:39:26 | こんな本読みました

今 夜ですが、夕方から降りだした雨は一時的に止んでいる感じ・・・しかし今夜から明日昼に掛けて西日本では大雨とか・・・・梅雨ですね。

    ・・・・・・

こんな本読みました-28
  森 絵都 もりえと 風に舞い上がるビニ-ルシ-ト

森さんの小説は初めてです。1968年生まれというのですから若いですよね。今の若い方はこの様な感覚なのか・・・と感心しながら読みました。

6篇の短編小説が載っていますが矢張り最後の文風に舞い上がるビニ-ルシ-トが一番面白いです。

6篇の小説の舞台は様々で、仏像修理師、国連難民高等弁務官、フリ-タ-兼大学生などなど。ちょっと変わってます。

仕事を選ぶか恋人又は家庭を選ぶか?・・今の日本の若い女性について回る問題・・懸命に生きようとするが故の・・・狡さ弱さ滑稽さ。

 

 森 絵都  風に舞い上がるビニ-ルシ-ト  文春文庫  543円+税


97歳の本

2010-06-16 20:01:33 | こんな本読みました

朝から強い雨が降っていましたが昼頃から急に晴れ暑い日差し・・今年初めて蒸し暑いと感じた一日でした。

             ・・・・・・

 

こんな本読みました・・・27

97歳のおばあさまが書かれた本です。内容は明快・痛快。心が落ち込んでいる時、老後に不安をかんじる時・・・元気を貰えます。

1ペ-ジに大きな字で、短い言葉が書いてあります。例えは

他人の思惑
   「良い人になりたい」という俗念は
   捨てるにこしたことはない。
   他人の思惑などしょせんあだ花である。

孤独
   自分だけが孤独なわけではない
   だれしも孤独なのだ
   ひとりで生まれてきて、ひとりで死んでゆく
   それが人間の宿命である。

 

 

  50歳からの1頁読むだけで元気が出る言葉  三津田富左子著
            三笠書房  1000円+税

 


ある喫茶店

2010-06-14 10:43:37 | 旅行

約一年前  ある喫茶店主からこんな葉書が届きました。

『・・・東京・目白他 30年にわたってお店を続けてきましたが、この度長年の夢を実現すべく、第3の店を南軽井沢にて始めることにいたしました。

・・・・大自然に囲まれた場所で・・・・自ら焙煎した珈琲豆でお客様にお出ししたい・・・・』 

今年、訪ねて行くと、南軽井沢の林の中にありました。お店の入口に大きな看板もなく分かりつらいのですが・・・。

御主人は創意工夫の方らしく室内のインテリアは彼の手になるもの、メニュ-にあるホットケ-キも楽しいアイデア一杯らしい。

その日、私の頂いたス-プに窓の外の緑が映っているでしょう・・・・。
『後10分でスコ-ンが焼き上がります』と言われてこれも嬉しく頂いてきました。

 

ご夫妻で穏やかなお人柄・・・心休まるティ-ル-ムでした。

住居もこちらに移して・・目白のお店も閉じて・・・
この地でご夫妻で夢を実現されたのですね。

 

 

   カフェ・ル・プテイ・ニ3    ℡0267-48-3334  木曜日休み
   長野県北佐久郡軽井沢町発地長日向1398-457

 


小さな美術館軽井沢草花館

2010-06-11 20:15:48 | 旅行

今日は晴れ、梅雨入り前の良いお天気。昼間はやや暑いくらいだったのに夜風は肌寒いくらいです。

             ・・・・・・

今月早々に軽井沢にへ行っておりました。偶然にこんな心休まる美術館に入りました。

 軽井沢草花館 石川功一さんが軽井沢自生の草花を描かれた個人美術館

写真のように小さな建物です。・・・開発によって絶滅してゆく草花を描いて残しておこうと志して描かれた油絵と水彩画

石川氏は心優しい方だったんですね・・・。スタ-トは漫画家だったという変わり種。残念なことに3年前70歳で亡くなっています。

今は奥さまが美術館の受付・季節に合わせて絵の入れ替えなど運営しておられます。

この地に御夫婦の夢を実現されたのでしょう

  

  小さな美術館
  軽井沢草花館 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢東19-40
            入館料 500円  火曜日は休館

 


イタリアのお嬢さん

2010-06-09 14:30:20 | 老いの暮らし

イタリアから日本へホ-ムスティに来ているお嬢さん3人です。知人宅で3ヶ月間、平日は日本語学校へ行って日本語の勉強をしています。

ある日、彼女たちに御着物を着せてあげるの・・・と言うので私も参加させてもらいました。

3人ともあちらでは学生さんで、20歳前後です。まずは御抹茶で一服。

そして御着物・・・若いお嬢さん方で、あこがれの着物だったのでしょう・・・うれしくてうれしくてはじけそうでした。(髪形をアップにしています)

この写真の後、3人で二階に上がってしまって、笑い、さんざめき、お互いに写真の撮りっこをして120枚も写したとか・・・・よほど嬉しかったのね。

 

 

    撮影場所  東京都世田谷区 知人宅