Chris's monologue

二匹+ONE?のクマンズとChris(謎の生命体)の怠惰な生活

かにや

2013-01-08 09:27:06 | ビバ☆オヤジ酒場

“かにや”です。
ここにたどり着くまで、真剣に泣きそうになりました。
まず宿泊している焼津の商店街は、すべてシャッターを下ろしており、コンビニすら近くにない現状。
なので静岡まで出てきたのはいいけど、やっているお店は大型のチェーン居酒屋ばかり。
そりゃ大晦日の夜ですから、わかってましたよ。当然“多可能”や“鹿島屋”がそんな日まで営業してるはずがないってことくらい。
けれど、どっかやっててもいいんじゃない。こじんまりしてて、ホッとできるアットホームな赤提灯。
そこで、ハッと思いついたのが「静岡」というキーワード。
ある!
小さい規模で、チェーン店みたいに騒がしくなく、静岡名物が食べれる店!

そう、静岡といったら「静岡
ところが!

その静岡おでんを食べさせる「おでん横丁」ほぼ全滅。
やっている店はあったけど、すべて満席。
寒風吹く大晦日の夜、ぼくの心は簡単に折れてしまいました。
もういい。
チェーン店に入るくらいなら、そこらのコンビニでカップ酒とサキイカ買って帰って、ホテルでわびしく紅白でも見る。
でも、その前に、確認だけでも、

そう思ってやってきたのが、ここ“青葉おでん街”。
青葉横丁からちょびっと離れたこの横丁(青葉横丁からは、この灯りが確認できません)。

開いててよかった。←なんかこんなキャッチコピーあったよね。ハイ、そうとうむかしの話です。

まずはビール。とにかくビール。
ビールはアサヒかキリン。
女将さんに、静岡っぽい内容で、おでんをお願いしてみました。

これが静岡っぽいエントリー。
これに、

だし粉をかけて食べるのが静岡流。
だし粉とは削り節と青海苔が混ざったもの。
激マイウーでありました。
なんか三角の練り物、激激マイウーだったなぁ。
お勘定のときはこの串が何本あるかで計算するみたい。
ビール2本はあっという間に飲み干し、やっぱ地酒が飲みたい。
お燗してもらったは「花の舞 本醸造つう」。
こういうところで磯自慢ある? なんて野暮なことはいってはいけません。
いいんです、花の舞で。

そしてこのダイコン。
ダイコンはつくり置きしてあるやつを、注文があってから鍋に投入するので、少し時間がかかります。
でも、これが最高にいい状態で出す技。
むろんシミシミのダイコンは、涙が出るほどおいしかったです。
店のなかは、4、5人も入れば満席のような狭さ。
地元のひとがひとりで飲んでたので、そこを選んだんだけど、これが正解。
話の内容も、ついてるブラウン管のテレビも紅白も、まるで昭和にタイムスリップしたみたい。
女将さんと常連さんの「それいつの会話!?」的な話を耳にしながら、

しらすおろしでやるは、心にシミシミでした。

はぁ~、これで一年終わるのかぁ。

終電があるうち帰れよ。

居酒屋

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