植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

<ゲームレビュー>武当掌門

2016年03月07日 22時38分28秒 | ゲームシステム
ショーナンロケッティアズさんのゲームマーケット2016春の新作「武当掌門」をいち早くレビューです!

幾つかショーナンさんの作品は遊んでいますが、今までの中でデザインがもっとも凝っており素敵です。
ボードも中折れしますので、コンパクトになります。

テーマは少林寺みたいな感じ。
次期頭首の座を目指して、武術や学問などのスキルを高め、山を下りては人助けをして
名声をあげることを行っていきます。

システムは基本はワーカープレイスメント。
各場所にワーカーを置いて、スキルを高めたり、下山してイベントを行います。
イベントは必要スキルが掛かれており、これが満たされていると勝利点を得ますので、
基本的にはスキルを高めて、下山イベントをこなして行くことになります。

これだけなら、よくあるワーカプレイスメントですが、「武当掌門」では
カードが配られます。こちらのカードも引き合うことで、スキルがあがったり、
途中経過と、最後にカードが揃っているとボーナス得点が得られたりと
ワーカープレイスメント+カードゲーム と言う感じに仕上がっています。

そしてもっとも特筆すべきは、カードの中に「密偵」カードが1枚入っており、
これを持っているプレイヤーは2位になることで、他のプレイヤーを差し置いて、
勝利することが出来る点です。
しかもこの密偵カード、ゲーム中にカードが引かれ合うことで移動することもあります。
なので、途中経過のポイントがダントツ1位で「勝った!」と思っていても、
2位が密偵を持っていたり、もしくは密偵を引いてしまうと自分が2位を目指さないと
いけなくなったりしますので、最後まで気が抜けない戦いになるのです。

このゲーム手軽で色々な要素があり面白いのですが、難点は3人専用であること。
しかし、是非3人で遊ぶ機会があるのであれば、一度試して欲しい作品です。

武当掌門
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« <ゲームレビュー>ほとり | トップ | 【イベント】2016年3月27日(... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ゲームシステム」カテゴリの最新記事