植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

ハピエストタウンを少し戦略的にするハウスルール

2022年02月11日 23時17分45秒 | ゲームシステム
ハピエストタウンは、子供でも遊べるように作られた簡単なカードゲームです。なのでボードゲーマー同士で遊ぶにはちょっと物足りない!
と言うことで、少しだけ戦略的にしたハウスルールを紹介します。

【準備】
 家をローコストのカード、団地をミドルコストのカード、マンションをハイコストのカードに混ぜて、それぞれシャッフルして山札を作ります。家・団地・マンションは両面が同じ絵柄の為、混ぜてもなんだか判ってしまいますが気にしない。

 写真の様に、ローコーストの山札、ミドルコストの山札、ハイコストの山札を縦に並べたら、それぞれの山札から3枚を場札として捲りましょう。山札に近いカードから、獲得コストが2金、1金、0金となります。
 目印に 2金、 1金 を上に置いておくと分かりやすいです。
 各自、2金を持ったらゲームスタートです。

【ゲームスタート】
 手番になったらまず収入を得ます。次に、9枚ある場札からカードを1枚獲得します。この際、カードの位置によって獲得コストを支払います。山札から一番遠いカードは獲得コストはありませんが、真ん中は1金、山札に一番近い列は 2金必要です。
 さらに、その建物を自分の場に建築する場合は、建築コストを別途支払います。つまり、一番手前の建物を建てるなら、今までと同じコストで建築できますが、真ん中の列の建物を建てたいなら1金多く支払、山札のと隣のカードを建てるなら2金多く支払う必要が出てきます。オリジナルルールと異なり、建物カードを捨てて新たに場に出させることは出来ません。今出ているカードから選ぶしかないです。その為、オリジナルルールと異なりパスも発生しますし、場合によっては早い段階でミドルコストのカードが買われることもあります。
 建物を建てずにパスする場合も、獲得コストを支払って建物カードを獲得し、それを捨てる必要があります。山札から一番遠いカードなら支払う必要はなく、ローコスト、ミドルコスト、ハイコストのいずれかから1枚を捨てるだけになりますが、他のプレイヤーに渡さないために、わざと1金を支払って真ん中の列や、2金支払って山札の隣の列のカードを獲得して、それを捨てても構いません。

 建築後、インフラカードの条件を満たしているならインフラカードを1枚獲得したり、同じ名前の建物は2つは建てられないなど、後はオリジナルルールと同じです。

 次の人の手番になったら、空いている位置にカードを右にズラし、山札の隣に新たに山札から捲り、常に場札を9枚の状態にします。なので、誰かが取ってくれれば、獲得コストが1金づつ安くなるのです。


【得点計算】
 オリジナルと異なり最終得点は、幸福度(ハート)×人口+所持金 です。所持金が追加されています。お金も多少意味を持つようになります。


以上、そんなには複雑にしておらず、なるべくオリジナルのゲーム感そのままにしていますので是非、興味を持たれた方は是非遊んで見てください。


 
コメント
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