植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

幕末の行末 FAQ

2018年05月20日 21時28分36秒 | ゲームシステム
結構気を付けて説明書やカード説明を書いたのですが、記述不足がありいろいろと質問をうけましたので、FAQと言う形でこちらにまとめておきます。


Q:プレイヤーは何になってゲームをするのでしょうか?

A:プレイヤーは幕末の豪商となって、宿屋で志士達を匿ったり、大名に融資をして助けたりすることで、新政府が樹立した場合(ゲームが終了)にプレイヤーが支援した人物が政府の要人となり、後々官営工場を任せてもらうなど便宜を図ってもらうことを期待していると言う裏設定です。


Q:思想を2つ持つカードには、「片方の思想が勝利思想の対抗思想ならば、裏返る」とありますので、他のカードと異なり対抗思想となったらかならず裏返るのですか?


A:いいえ。普通のカードと同様に片方の思想が勝利思想の対抗思想になったら、裏返す対象になるだけで、その中から1枚は裏返さなくて良いです。この思想を2つ持つカードを残しても(裏返さなくても)構いません。


Q:最初のラウンドでは理屈上人物登場はできないということになりますか?

A:はい。1ラウンド目は、手札を得て控え札を置くのが精一杯で、2ラウンド目に得たカードが良ければ初登場させれることになります。
1ラウンド目は街道札作成・カードを得る・控え札作成、2ラウンド目に登場・それ以降にカード効果使用と徐々に出来ることを増やしてくシステムになっています。


Q:控え札は表向きですか?裏向きで置きますか?

A:控え札は裏向き(誰だか分からない状態)にセットします。自分の控え札はいつでも表面を確認して構いません。相手にバレるとゲームになりません。


Q:中村半次郎の効果で控え札を戻されて登場させることが出来ません。

A:控え札は同時に3枚まで作ることが可能です。控え札をセットする手順で、2枚以上の控え札を作ってください。中村半次郎の効果が使われても、不要な方の控え札を手札に戻すことで対応出来ます。
逆に中村半次郎の効果はこの様に他のプレイヤーに控え札を1枚多く作らせることで1枚を無駄にさせるのが裏効果となります。
なお、控え札が何枚もあっても、1ラウンドに登場させることの出来る人物は1枚のみです。


Q:近藤勇の効果で控え札のコストを使用できるとありましたが…その時のみ使うカードを表向きにして示すのか?最初から表向きにするかあるいは近藤勇を使っても裏向きのままで良いのか?


A:近藤勇の効果を使用する場合、登場させる控え札以外の控え札を表にして思想を明示した上で、コストとして使い捨て札にします。


Q:吉田松陰は唯一登場させてプレイヤーの意思で捨て札送りにできる唯一のカードという扱いでよろしいのでしょうか?


A:はい。サンファンのクレーンの効果と同じです。松陰のコストが2枚で、松陰自身がありますので、それが捨てることでコスト3枚分になりますので、コスト的にはメリットはありませんが、自由な思想のコストになる点と、他の人物に変えることで登場思想が変わるので、総思想の数に変化をもたらせます。


Q:小栗忠順と、後藤象二郎の効果を組み合わせ、好きな思想を1枚分減らすことにはなりませんか?


A:出来なくなりました。小栗の効果の開国を1枚少なくするのは、登場させる人物に与える効果です。一方、後藤象二郎の効果は、コストとして使用する手札に与える効果になる為、効果を重ね合わせることは出来ません。それぞれ別の効果として個別に使うことは可能です。(テスト版の効果ではこの2枚を組み合わせて、好きな思想を1枚分減らすことが出来たため、一部ブログなどでそのことを言っていました。)


Q:勝利思想の決め方が判りません。

A:4人で遊んだ場合は、ゲーム終了時点で4人全員のそれぞれの思想の枚数をカウントします。一番多い思想が勝利思想となります。個人個人ではないのがポイントです。例えば、一番多かったのが佐幕なら佐幕が勝利思想となり、反対の倒幕が対抗思想となります。攘夷・開国は勝利思想でも対抗思想でもどちらでもありません。
勝利思想を一番多く登場させていたプレイヤーが明治天皇(得点+1)を得ます。対抗思想は1枚を除いて裏返り、得点になりません。




明治・幕末カードゲーム「幕末の行末」

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ゲームマーケット2018春<レポート>

2018年05月14日 21時07分19秒 | ゲームシステム
ゲームマーケット2018春 2日目のレポートです。1日目の出展側としてのブログはこちら

昨年の2017年秋と同じく、最初は弟と2人で回ります。
まず、マーチヘアゲームスさんの「ダイ公望」が製品化されたので、TBDブースに試遊しにいきます。2~5人のゲームですが多人数の方が良いみたいですので残念ながら他に遊んでくれる方が居らず、また来ることにして後にします。


途中、ウボンゴ3Dの巨大ブロックの展示を目撃。
うちの作品「樹ブロック」で、こう言った形のものを扱っているので、目に付いてしまいます。小さいお子さんが一生懸命動かしていましたので、積み木系はやっぱり子供が好きなんだなーっと。


その後、カタログで気になっていた「妹再生産」のブースへ。気になっていたのですが、全然情報がWebに出ず、初めてここで確認。インスト出来る方も不在とのことで、見るだけ見て流します。イラストとネタだけで売れているのかもしれませんが、Webにどんなゲームか事前告知が無いと辛いですね。
勝手に妹を増産する「拡大再生産」なゲームだと思っていて「妹」+「拡大再生産」ならこのネタだけで買いなのですが、不明なので買えずです。残念!


ぶらつくと、Dig-A-Doo様のところで、木製のブロックゲームを発見したので試遊をさせてもらいました。
木製ブロックをサイコロの目(1と2しかない)を振って、その数のブロックを移動させることで、手持ちカードとシルエットが同じになるようにするゲーム。シルエットは横から見ても裏から見ても上からでも良いので、5方向あり、どうブロックを動かすとそのシルエットになるか想像が付くか付かないかがミソ。「樹ブロック」を製作していますので、立体感覚はありますので勝たせていただきました。
立体感があれば比較的簡単なゲームですが、パーティーでわいわい楽しめます。子供の知育などにも良いかもしれません。


「ガブル」2人で回っているのだから、2人用ゲームを先に遊ぶかー!と思って、「ガブル」を試遊。列に0~7の数字のコマを相手に見えないように配置していき、1つの列に5つ配置されたら勝負して、合計の多い方が勝ち。少ない方が勝つ様になるコマがあったり、一発負けになるタマゴがあったりと、ゲームが変化するように工夫されています。
ミソは、すべてのコマから自由に置けるのではなく、ランダムに引いた4枚からしか選べないこと。1枚使って1枚補充して、常に4枚から選んで使っていくので、ガチにならず運の要素がある分、ソフトな仕上がり。これが絶妙ですね。弟と2ゲームも遊んでしまい、依存症要素もありそうでGood!
デザインも素敵だったので、かなり悩みましたが連れと遊ぶ際に、相手がどんな風にコマを置いてくるのか? それを読んだり騙したりが出来そうなイメージが付きましたので購入。(遊ぶシチュエーションが想像できると買いやすいです。)


ここで早めのお昼。折角なので、屋上に出てケバブを食します。この時期でも気温も高く日差しも強いので、長時間は辛いかなー。
でも、なかなか食べないものをこう言ったイベントで食べるのは楽しみの一つです。


午後も2人用ゲームを遊びます。「ガイスターギャモン」その名の通り、ガイスターとバックギャモンのルールを合わせたもの。かなり出来が良く、バックギャモンのコマの運びに、ガイスターのブラフ要素を綺麗に合わせてあり良作です。
試遊してみると、とてつもなく先読みと、相手の心理を読む必要性に迫られ、こんなかわいいデザインなのに、むちゃくちゃゲーマーズゲームで何度も遊びたくなる程の良い出来です。
しかし、弟と遊ぶには良いのですが、連れと遊ぶにはあまりにも難度が高すぎるので購入は断念。かわりに後で合流したサークル仲間さんが、このゲームに興味を持っていたので、すごく良かった(本心)ことを吹き込み、購入して頂きました。(H氏、後日、私と対戦しましょう!)


トイドロップさんのところで有名な「チキンダイスの塔」と「ハイテンション利休」が目に付き、直ぐに「試遊しませんか?」と声掛けされて試遊です。
「チキンダイスの塔」は見た目どおりのバランスゲーム。大きさの違うサイコロを目の小さい順に積んで行きます。出た目で積む順序が変わるので何度も楽しめます。気軽に遊べるところも良いですね。

「ハイテンション利休」は、そのネーミングの凄さでタイトルだけは知っていたのですが、ルールは知りませんでした。
全プレイヤー同じ茶器のカードを配られて、1枚づつ「いっせいのせ!」で出していき、バッティングしたら脱落。残ったプレイヤーで一番高価な茶器を出していた人が勝利・・・ではなく、指定された枚数の褒賞カードを引き、その中から1枚を選び、反時計回りにカードを渡し、カードが無くなるまで各自とっていきます。これを何度か繰り返して、ゲーム終了時点で褒賞の合計点が、利休のテンション以上で、もっとも近いプレイヤーが勝利。
つまり、バッティングで勝ったプレイヤーがより褒賞の合計をコントロールしやすく、また勝ったプレイヤー下家は有利、上家は不利が極端に出ます。
ここら辺がバッティングでも独自性になっており、盛り上がる要素なんだと、じっくり系のゲーム製作者の私としては思いつきもしないアイデアに感心しました。


ここでサークル仲間のH氏と合流して3人で巡ります。
まずは午前中に遊べなかった「ダイ公望」をプレイ。サイコロを振って目標となる魚のカードに書かれた以上の目を出せば釣れるのですが、優先権はサイコロの数が少ない人からと言うのがミソ。つまり5だった場合、サイコロ2つを振れば合計が5以上にはなりそうですが、優先権はサイコロ1つの人にあり、「いっせいのせ!」で振るサイコロを出す際に、1つにするのか2つにするのかを確率計算しながら悩むゲームです。
カードには、10以上で1つは6の目が出ていることとか条件があるものや、サイコロには、通常の6面以外に10面と20面が1つづつあり、振りなおせたり、その目をそのまま足せたり出来ます。但し特殊サイコロには連続使用できない制限があります。
試遊すると思っていたとおりに面白い! 確率を考えながらどのくらいのサイコロを出すのかを悩み、その目に一喜一憂出来る良いゲームです。と言うことで、買いました。
ちなみに、インストしてくださった方、10面が振り直し専用のサイコロで、20面が加点専用のサイコロだとおっしゃっていましたが、ルールブックを見ると、どちらのサイコロも振る前に振り直しに使うのか、加点に使うのかを宣言するとあります。
しかし、10面も20面も振り直しに使えるなら、連続使用制限があっても交互に使えてしまうので、インストしてくださった方のルールの方が面白いかもと思ってしまいます。これは後日比較してみようっと。


サークル仲間さんが是非とも遊びたいと言う「我ら王国騎士団」
綺麗なデザインのゲームですが、インスト出来る方が2度とも不在で、遊べずであえなく撤退。サークルサイドとしては難しいかもしれませんが、機会損失しないためにも常にインストできる状態にしていないといけないのだなーっと思いました。


こちらは彼岸堂さんの「陽がまた昇る」。神経衰弱&セットコレクションで、神経衰弱部分もこちらでカードをセットできるので、地雷効果のあるカードをセットしたりできるので、他のプレイヤーを騙し、出し抜いたり出来るのでかなり盛り上がります。以前に試遊して楽しかった作品です。


「PALEOLITH」地図マニアとしてはこの台湾の地図だけでご飯が3杯はイケます。台湾を舞台に原始人になって自分の種族・文化を広め発展させるゲームです。ワーカーを移動させ(バッティングはしない)、移動先の収穫物をサイコロを振って決め、収穫物を使って、家を建てたり、壷など得点となるカードの購入材料にしていく、リソースコントロール系ゲームです。
ファミリー向けなので、追加ルールを入れずに遊ぶとちょっとゲーマーには物足りない。追加ルールもあるし、別時代になる拡張セットも同時発売しているのでそちらと合わせて要チェックですね。とても魅力あるテイストです。


ここでまた2人になったので「TILE」を試遊します。
2人で同じブロックを持っており、出たカードに書かれたブロックを繋げていき、最後により大きな長方形ないしは正方形を作った方が勝ち。綺麗にはみ出さずに正方形・長方形を作る必要はなく、出来上がった形状の中で一番大きくなる長方形・正方形の大きさを調べます。
こう言う系大好きですが、☆マークのカードを引くと、相手のブロック(外側に接しているものに限る)を好きに動かせ邪魔できます。この☆が2枚入っているのですが、これをたまたま私が2枚とも引いてしまい、対戦相手の弟が壊滅的ダメージを受けます。と言うか2枚を片方が引く可能性は50%なので、この部分のルールの改善は必要そう。
当日は思いつかなかったけど今思えば、☆が出たら「互いに」相手のブロック(他のブロックに邪魔されずに動かせる外側のみ)を動かすで良かったのかもしれません。そうすれば☆が出ても互角の勝負が出来ますので、あとはブロックの組み方勝負になります。
カラフルな木製ブロックも魅力的ですし、2セット買えば4人でも遊べるのも良いところなので、☆のルールの改善を希望です。


「竜姫」女の子が竜に食われるまでの5ターンまでの間に、戦力を整えて戦いを挑むカードゲーム。他のプレイヤーとは早い者勝ちですが、援軍をコントロールすることで多少の邪魔もできるので、他のプレイヤーがどこまで邪魔出来るのかを読みつつ、手早く戦力を整えるゲームです。
ステンドグラスのカードデザインが素敵なのと、徐々に女の子が竜に食われていくカードデザインが素敵です。


最後に、新作ゲームコーナーを物色。
「カニ」ゲームですね。賢いカニになって他のカニを救うゲームらしいですが、トロ箱に入っていること、そしてこの多量のカニ!カニ!!カニ!!!これはコンポーネント勝ちですね。
是非、機会が会えれば試遊してみたいです。

こうしてゲームマーケットの2日目が終わりました。10時30分から16時頃までいて、9作品を遊び、その内2作品を購入しました。私は財布の紐が固いほうで(多分)、連れと遊べる2人用もOKなゲームが中心になるので、パーティーゲーム好きな人でしたら違ったセレクトになるでしょう。
試遊の方は、存分に楽しめましたね。ゲーム会と違って各サークルのインスト担当さんが付きっ切りで教えてくれますので所見でもゲームがしやすいです(ちなみに私はサークル側でもあるので負担が高いことは実感しています)。そう言う点で、ゲームマーケットで遊び、「気に入ったら買う」(←これサークル存続の為にも重要)のも今後のゲームマーケットの存在意義のような気がしました。

当然、各サークルさんの事情で試遊が出来ないところも多いでしょうから、試遊が出来ないサークルさんは如何にしてゲームの内容を伝えるかが課題になりますね。
今回だと、イエサブや各ボドゲカフェで事前会が行われていましたので、そう言ったところに参加して、遊んで貰って遊んで貰った情報を発信してもらうなども一つの手のように思いました。


ちなみにトップの画像は、このゲームマーケットで購入した戦利品です。
1日目の出展側としてのブログはこちら
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【イベント】2018年5月13日(日) ボードゲーム会<結果>

2018年05月13日 20時38分15秒 | ゲームシステム
皆さん、ゲームマーケットで買ったゲームで遊びましょう!会です。
いや、限定と言うことではないのですが、時期的に遊びたいでしょうから。
基本的に持ち込んだ人がインストしてゆるーく遊ぶ会です。
ゆるい方、初見の方全然OKです。


日  付: 2018年 5月 13日(日)
時  間: 10:00 ~ 17:00 (開場は9:15-9:45) ※日中からの途中参加もOK

場  所: 川崎市 多摩市民館 4階会議室  ※東京都多摩市ではありません!

会  費: 300円~500円 ※会場費、参加人数で割る都合

参加方法: chiyakazuha@mail.goo.ne.jp こちらまでメールをください。
      ※スパムメール対策を行っている都合、件名に「遊び場所」か「asobi」(半角)としてください
       or
      TwiPlaでも受け付けています。

詳細案内: http://www.ac.cyberhome.ne.jp/~usa_neko/1800_v2/sheet11.htm

こちらのブログ(過去記事参照)で紹介しているゲームのほとんどは、ゲーム会で遊んだものです。
こういった作品を、こじんまりと遊んでいる次第です。遊んでみたいと言う方は是非、ご連絡お待ちしております。
特に、ゲームマーケットのゲームで遊ぶことや、製作者のテストプレイや、新作の事前プレイなどを行っております。
出展者の方も是非!お待ちしております。

■今後の開催予定■
 6月24日

<結果>
表紙の写真は、イオピーゲームズさんの「王様の新しい街」
プレイヤーが6名だったのと、参加者さんの持ち込みがあり2セットあったので、3人・3人で遊ぶと言う凄い光景!

うちの街はこんな感じ。私は黄色で、王様の土地に建てたのが効いて勝利させて頂きました。


もう一方の街はこんな感じ。こちらは他の職人が立てた建物を引き継ぐが発生しなかったので、褒美の石が出なかった為、
王様の土地に建てられなかったみたい。それでも最高得点は私を上回っていたので、王様の土地に建てて王子・王妃を
入居させるのは絶対じゃないみたい。。。

見ての通り、かなりインスタ映えするゲーム。そこがまず凄い!
そして何はともあれ家を建てる行為そのものが単純に楽しい!
このコンポーネントだから得られる楽しさです!

ゲームは、難しくはないものの細かいルールが多量にあって煩雑感がある。
慣れれば覚えてしまえる範囲なので問題ないと思うけど、ルールブックに書き漏れもあるし、
FAQなりを公式HPに出して欲しいところ。
ちなみに、初見でインスト込みで特段長考せずに120分掛かりました。

今日は3人で遊んだけど、じっくりと連れと2人で遊んで見たい。


「ダイ公望」多言語対応版。5人で2回連続して遊んでしまうぐらい短時間でワイワイと楽しめるゲーム。
カードの順番運が悪く、相手からカード(得点)を奪えるカードが初回に出たり、
みんなの出目が悪く、誰も獲得できずキャリーオーバーしまくって、それをごっそり取っていく展開で、
ゲームが中盤で勝敗が見えてしまっても、最後まで釣れる/釣れないで面白かった。
この楽しさは凄いと思う。


COLON ARCさんの「フロム:バタヴィア」
本日、遊んだ中ではピカイチのシステムです。製作する側として脱帽のシステムです。
5人プレイで40分ぐらい。色々な香辛料の効果を使って、船に積み荷を積んで出航させていくゲームですが、
熱いゲームになります。
まあ、下家にコストとして使用した捨て札を回すので、上家の行動がかなり勝敗に左右するので、
今日遊んだみんなは楽しんだみたいだけど、純粋に勝敗にこだわる人にとってはその影響が気になるのかも。
このゲームは是非また他人数で遊びたいし、2人でも連れと遊んで見たい。


「FURCHT」制作するものとして衝撃でした。ネタバレするから1度しか遊べないゲームと言われている!!
ルールを事前に読まず、カードを捲ってそこに書かれているルールに従ってゲームを進める。
何度も繰り返し遊びながら、進めるうちに、特殊ルールが段々と加わって行くと言う発想が斬新だった。。。

最後に、少し自前のをテストプレイさせてもらい、今日はEND。
いつももっともっとボードゲームをしたいと思いながらゲーム会は終わってしまう。

次回は、6月24日。


コメント (2)
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ゲームマーケット2018春「幕末の行末」を終えて

2018年05月07日 22時52分45秒 | ゲームシステム
今回のゲームマーケット2018春を振り返ってです。
うちは1日目 土曜日出展で、2日目 日曜日は一般参加として遊んだり買ったりしたので、2日目のレポートは次で書きます。

今回は出展側としての振り返りです。

2017年秋が終わってほぼほぼシステムが固まっていて、テーマ・フレーバーを何にするかの問題がありました。
ブログやゲムマの記事にも投稿しましたが、今回の新作「幕末の行末」は建物を建てていくゲームでした。佐幕・倒幕などのコストが、木材や麦だったし、各種登場人物は、製粉所や水車、井戸などの建物でした。
建物を作るゲームは魅力があるのですが、そんなテーマはいっぱい出ているので、2018年が明治150年の記念年であり、それに合わせてNHKでは「西郷どん」が放映されたり、幕末がブームになるかなって思惑から幕末のテーマにしました。


これが良かったのかが判らずと言うか、イベント当日まではどちらかと言うと幕末のテーマは外した感満載でした。
前々作「ローマの力」のテーマ古代ローマは、古代ローマをテーマとしたゲームは市販・同人ともに多かったのですが、それだけ需要もあり、予約数も多く手ごたえを得ることが出来ました。


日本神話をテーマとした前作「神倭のくに」は、デザインを和もので少しかわいい感じにもしましたので、女性客へのウケも良かったです。
それに比べて幕末テーマは、事前のゲーム会ではあまり幕末ファンにはめぐり合えず、予約数も伸び悩み、本当に当日まで苦戦しました。


そんな不安な状況で当日を迎えたのですが、予想外に当日客が多く来てくださり、順調に売れていきました。当然、多少の声掛けや、チラシ配布、展示の工夫などいつもどおりやっていますが、いつもよりも詳しく説明しなくても買っていってくださる方が多かったです。その為、当日売りの個数はうちにしては比較的多かったのですが、12時半には売り切り、14時の予約キャンセルもその場でキャンセル待ちの方に渡せ、完全完売となりました。

また、試遊卓の方もかなりフル稼働でした。ゲームの特性上、試遊に際しては目を離しにくいゲームだったので、試遊されている間はずっと付いていた為、自分の予約品の引取りをお願いするような状況でまったく離れられませんでした。
なお、試遊については、前半はかなり購買に結びつきました。遊んで楽しかったので即購入といった感じでした。相席ゲームで2人購入もありました。後半は、既に買われた方が、ゲームルールを覚える為に入って遊ぶと言うケースが多かったです。
どちらにしろ、試遊は重要だと実感しました。

なお客層は、幕末ファンで幕末について語ってくる方や、教職員の方で子供たちに見せるとおっしゃっていた方など、「幕末だから」の客がそこそこは居ましたが、そこまで幕末ファンじゃなく、「嫌いじゃない」ぐらいの人が多かった感じです。

なので、どうしてここまで売れたか、イマイチつかめていないのが実情です。

再販については今のとことかなり悩んでいます。
皆さんに気に入って貰えたシャッフルカウンターの日本刀が特殊な部材の為、簡単に手に入りにくく手に入らなければそれで再生産は出来ませんので、再生産するなら早めに確保したいという思いもありつつ、この後出てくる評価を待たないと安心して再生産できないという思いもあります。

うちは生産数がそんなに多く作っておらず、あまり在庫を抱えないようにやっておりますので、売り切れ状態が多くなってしまうので申し訳ないのですが、うちが制作活動を長く続けるためにも在庫を抱えられない点については、ご了解頂きたくお願いいたします。


次回作は、ゲムマのブログで上げたとおり、「新バビロニア」あたりをテーマにした木製ゲームです。「ローマの力」から中量級・歴史ゲームと言うジャンルでジャンル統一していますので、その流れは崩さず、その前にヒットしたうちのロングセール作品「樹ブロック」とを掛け合わせて見た次第です。

ローマの力や今回の幕末の行末を気に入っていただけた歴史ファンの皆様や、樹ブロックを気に入っていただけたファンの皆様、その両方に刺さる作品になればと思って頑張っていこうと思います。

なお、木製ゲームですので手作りなので生産数はまたまた少数になると思います。是非、うちのブログやツイッターなどを注目して、早めの予約をご検討ください。

 
<追伸>
ゲームマーケット2018春 1日目で、挨拶に伺ったサークルさんはこちら。
チラッとしか顔を出せませんでした。

差し入れ合戦でお世話になっている(^_^;) Tagami Gamesさん


今回、「ブランクワールド」を購入させて頂いた一石ラボ様。今から遊ぶのがとっても楽しみです。


ゲーム会などでお世話になっている 堀場工房さん。一緒に「幕末の行末」遊びましょう!

ちなみに、おみくじを引かせてもらいましたぁ。

ゲームマーケット2018春 2日目 一般参加のレポートはこちら
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