植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

<ゲームレビュー>原始人の晩餐

2015年05月17日 20時14分13秒 | ゲームシステム
弟が買ってくれたので、早速遊びました。こちらはネットで注目していた作品です。
カードが160枚も入っているのですが、1枚のカードが通常のカードの半分の大きさなのにビックリ!
最初見たらマズ「小さい!!!」って思います。
多分、160枚もカードを使うので、原価が高くなるのを抑える為に、このサイズにしたのでしょう。
制作サイドの苦労が感じられます。

さらに凄いのはイラスト! とても綺麗でリアルなイラストが描かれています。
特に狩りの対象となる動物が良いです。これらを狩っていくゲームなので、狩りたくなる絵柄にするのは重要ですね。
絵が上手いって羨ましい!!

システムはバッティング。相手と同じ数字にならないように出す必要があります。大きい数字を出す方が有利ですが、獲得する特は相手よりもほんの少しだけ大きい数字で獲得できるかを考えて出すのがポイントです。
バッティングゲームは、単純に手持ちカードを出しあって獲得するだけのゲームが多い中、このゲームは中重量級ゲームとなっています。原始人をモチーフにしたテーマ性。狩りや採取など食糧調達において、選択肢が多めなことに、特殊な効果を持つ仲間を増やすことで後のターンを優位に運ぶことが出来たりと、戦略性が豊富なゲームです。

このゲームのウリはまさにここ「簡単になりがちなバッティングゲームで、とことん広げてみたゲーム」と言うのが独創性に富んでいると感じました。

随所でゲームバランスがとても良く仕上がっており、何度でも楽しめるゲームです。
ちょっと気になったのが、バッティングした場合のダメージがかなりデカいことです。バッティングしたカードは捨てられます。大きい目でバッティングすると、その後のリカバリーが結構大変です。運悪く(読み悪く?)二度三度バッティングするとどうにもならなかったりします。
如何にバッティングをしないか!?と言うゲームとも言えます。
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