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本日フランスで『ボルサリーノ』が15年ぶりにテレビ放映されるようです。
下のサイトにドロンさんのインタビューと予告編が観れます。
なんとクロード・ボランの音楽付きです。
http://www.tvmag.com/article/Film/34746/Alain_Delon_TF1_n_a_pas_ete_tres_fairplay.html
まだくわしく読めていませんが、ドロンさんの言によれば
「ジャック・ドレー監督の遺産相続の問題で永らくDVD化されていなかった」
と仰っているようです。
この問題がクリアーしたから放映されるのであれば
DVD化も近いのではないでしょうか。
<追記>
以下に今回のドロンさんのインタビューの翻訳をしてみました。
ちょっと自信の無い部分もあるのですが、恥を忍んで記載します。
--------------------------------------------------------------
アラン・ドロンとジャン・ポール・ベルモンドが
初めて一枚のポスターに一緒に写ったこの映画は15年以上も放映されることはなかった。
フランス3チャンネルは今夜この「過ち」を修復する。
このことはドロンを最高に満足させることになるであろう。
Q;この出来事にリスクがあるとすればTF1が対抗番組として
「ハーフ・ア・チャンス」を同時間帯に放映することで、
そのことにあなたは怒っていますね。
ドロンさん(以下AD);運がよくなかったということだろう。市場の法則なのさ。
そのことは理解はするけれども、TF1の行為はやはりフェアー・プレイの精神に反するんじゃないか。
故ジャック・ドレー監督作のこの映画が放映されるのはひとつのイベントなんだから
これに対してしっぺ返しをする行為というのはあまりいい感じではないよ。
Q;この映画の放映権を獲得するのはたやすいものではなかったです。
監督の未亡人であるアニエス・ヴァンサン・ドレーが権利関係を打破するのに戦ってくれました。
AD;正当な権利所有者(相続人たち)によって永年ブロックされてきたのさ。
こういう放映禁止の状態と言うのは非常に愚かなことだよ。
結局誰も得るものがないんだから。
このせいでこの作品は未だにDVDも出ていないんだよ!
私はボルサリーノ1と2のボックスセットが発売されればいいなと思っているよ。
Q;あなたはプロデューサーとしてこの映画に多額の出資をしていますね。
AD;『ボルサリーノ』は私のプロデューサーとしての元帥杖(勲章)だ。
なぜなら1964年に『さすらいの狼』でプロデューサーとしてのキャリアをスタートしてから
1969年のこの『ボルサリーノ』での成功は決定的なものになった。
この作品以来40年間ベルモンドと私は成功の道を歩んできたのさ。
『ボルサリーノ』で二人は初めて出会い、未だに誰もこの水準には達してはいないと思う。
この作品は1930年代を丁寧に再現して見せた大規模な予算での規格外のフィルムだ。
Q;フランス3チャンネルに高い視聴率を期待しますか?
AD;はっきりと言っておきたいのは、このフィルムは50歳から70歳の人々にとっては
伝説の映画であり、彼らから崇拝されているということだ。
ただ若い人たちにとってドロンとベルモンドというのがどれだけのものかは私にはわからない。
Q;もしあなたの名前がもはや意味の無いものなら来年1月30日に公開される
映画«Astérix aux Jeux Olympiques»のポスターに
ジュリアス・シーザー役のあなたの顔が載るでしょうか?
AD;それはそうだな。
だが確かなことは『ボルサリーノ』の今夜の放映は、
少なくとも40歳以上の人たちにとっては大きな喜びとなるはずさ。
-------------------------------------------------------------------------
以下にこの作品に関する記事をリンクいたします。
BORSALINO ボルサリーノ (1)
BORSALINO ボルサリーノ (2)
BORSALINO ボルサリーノ (3)
BORSALINO ボルサリーノ (4)
下のサイトにドロンさんのインタビューと予告編が観れます。
なんとクロード・ボランの音楽付きです。
http://www.tvmag.com/article/Film/34746/Alain_Delon_TF1_n_a_pas_ete_tres_fairplay.html
まだくわしく読めていませんが、ドロンさんの言によれば
「ジャック・ドレー監督の遺産相続の問題で永らくDVD化されていなかった」
と仰っているようです。
この問題がクリアーしたから放映されるのであれば
DVD化も近いのではないでしょうか。
<追記>
以下に今回のドロンさんのインタビューの翻訳をしてみました。
ちょっと自信の無い部分もあるのですが、恥を忍んで記載します。
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アラン・ドロンとジャン・ポール・ベルモンドが
初めて一枚のポスターに一緒に写ったこの映画は15年以上も放映されることはなかった。
フランス3チャンネルは今夜この「過ち」を修復する。
このことはドロンを最高に満足させることになるであろう。
Q;この出来事にリスクがあるとすればTF1が対抗番組として
「ハーフ・ア・チャンス」を同時間帯に放映することで、
そのことにあなたは怒っていますね。
ドロンさん(以下AD);運がよくなかったということだろう。市場の法則なのさ。
そのことは理解はするけれども、TF1の行為はやはりフェアー・プレイの精神に反するんじゃないか。
故ジャック・ドレー監督作のこの映画が放映されるのはひとつのイベントなんだから
これに対してしっぺ返しをする行為というのはあまりいい感じではないよ。
Q;この映画の放映権を獲得するのはたやすいものではなかったです。
監督の未亡人であるアニエス・ヴァンサン・ドレーが権利関係を打破するのに戦ってくれました。
AD;正当な権利所有者(相続人たち)によって永年ブロックされてきたのさ。
こういう放映禁止の状態と言うのは非常に愚かなことだよ。
結局誰も得るものがないんだから。
このせいでこの作品は未だにDVDも出ていないんだよ!
私はボルサリーノ1と2のボックスセットが発売されればいいなと思っているよ。
Q;あなたはプロデューサーとしてこの映画に多額の出資をしていますね。
AD;『ボルサリーノ』は私のプロデューサーとしての元帥杖(勲章)だ。
なぜなら1964年に『さすらいの狼』でプロデューサーとしてのキャリアをスタートしてから
1969年のこの『ボルサリーノ』での成功は決定的なものになった。
この作品以来40年間ベルモンドと私は成功の道を歩んできたのさ。
『ボルサリーノ』で二人は初めて出会い、未だに誰もこの水準には達してはいないと思う。
この作品は1930年代を丁寧に再現して見せた大規模な予算での規格外のフィルムだ。
Q;フランス3チャンネルに高い視聴率を期待しますか?
AD;はっきりと言っておきたいのは、このフィルムは50歳から70歳の人々にとっては
伝説の映画であり、彼らから崇拝されているということだ。
ただ若い人たちにとってドロンとベルモンドというのがどれだけのものかは私にはわからない。
Q;もしあなたの名前がもはや意味の無いものなら来年1月30日に公開される
映画«Astérix aux Jeux Olympiques»のポスターに
ジュリアス・シーザー役のあなたの顔が載るでしょうか?
AD;それはそうだな。
だが確かなことは『ボルサリーノ』の今夜の放映は、
少なくとも40歳以上の人たちにとっては大きな喜びとなるはずさ。
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以下にこの作品に関する記事をリンクいたします。
BORSALINO ボルサリーノ (1)
BORSALINO ボルサリーノ (2)
BORSALINO ボルサリーノ (3)
BORSALINO ボルサリーノ (4)
昔レンタル・ビデオで借りて音楽が綺麗に差し替え
られていてガッカリしたのを思い出します。
(それまで持っていたTV放映吹替版を消しちゃったっていう悲劇もありました)
Wowow放映も差し替えバージョンでしたよね。
リリースされなかった理由がドレー監督がらみだったとは知りませんでした。今回の放映がきっかけになれば… 祈るしかないですね。
きっとDVD化も近いのではないかと思います。
ドロンさんの仰るように『2』とボックスセットで発売されれば最高ですね。
それにしてもフランスにいる方々が羨ましいです。
いつも大切な情報をいただきありがとうございます
DVD発売も実現されれば最高ですね
私は2も大好きですので(私だけみたいですが・・・)
1と2のボックスセットを期待いたします
インタビュー記事も大変興味深い内容でした
翻訳していただき感謝いたします
でももし「1」のDVD化がクロード・ボランの音楽つきで実現すれば
2つの映画が音楽でつながって統一感を持つことになるので、
「2」もまた違った味が出てくるかもしれません。
ドロンさんもそういう意味でボックスセットでの発売を
ご希望されているのかもしれませんね。
ボルサリーノのには、そのようなイワクがあったのですか。関心!!
↑
上のサイトによりますと視聴率18.3%で
本作の放映は成功だったと書かれています。
よかったですね。
ボルサリーノのフランスTVの記事のクダリをチェイサーさんの(この記事)より少々引用させて頂きました。
大変厚かましい所ですが、この記事を詳しく≪いちまたブログ≫愛読者の方へも読んで頂きたくこちらへリンク飛ばさせて頂けませんでしょうか?(トラックバックという事でしょうか?)無理にとは言いませんので・・ご判断宜しくお願いします。
誠に丁重なお言葉ありがとうございます。
私の記事を貴ブログの愛読者の方々にご覧いただくためには
この記事の方をそちらにトラバしなくてはいけないですね。
ところが≪いちまたブログ≫の方にトラバは打てないようになっているようです。
ですので私のリンクを付けてコメントさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます。
今後共、御指導宜しくお願いします!(ジュリアン兄~、アスティーさんにもご面倒あまり掛けないようにと思っています。。。)
ご指導など、とんでもないことです。
また気軽にお越し下さい。