LE REGARD D'ALAIN DELON

アラン・ドロンさんの魅力を探ります。

L'Encyclopédie Delon de Patrice Leconte

2016-11-19 | THE BOOKS
今年の10月27日にフランスで発売された最新のドロンさんの写真集
L'Encyclopédie Delon - Patrice Leconte, Guillaume Evin - Livres
が昨日ようやく我が家に到着しましたのでご紹介します。

近年の写真集にはないB4の大型サイズに240ページにも及ぶオールカラーの豪華な装丁にまずは驚かされます。

本の中身ですが、
前半の170ページまではパトリス・ル・コント監督のコメントが添えられた作品解説集で、珍しいスチール写真が見開きのページに亘って多数掲載されています。
特徴的なのはデビュー作品からほぼ全作品が紹介されていくのですが、1977年の『チェイサー』を最後に80年代以降の作品が『スワンの恋』と『ハーフ・ア・チャンス』を除いて全て割愛されていることです。
ルコント監督の思い入れが強くない、ということなのでしょうか。

170ページ以降は完全フィルモグラフィーで、ここからはスチール写真ではなく公開当時のポスターがフランス以外の国のものも含めて数パターン紹介されています。
各作品の解説はルコント監督と共著のGuillaume Evin氏のものと思われます。

ドロンさんの80歳を記念して出版された書籍としては決定版と言えるのではないかと思います。
ファンの皆様におかれましてはお早めのご購入をお勧めいたします。



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Prix du Quai des Orfèvres 2017

2016-11-17 | BELMONDO
11月15日パリで"Prix du Quai des Orfèvres 2017"の授与式にドロンさんとベルモンドがそろって出席されたニュースが出ています。

Belmondo et Delon : complices au 36, Quai des Orfèvres

Alain Delon et Jean-Paul Belmondo : Deux amis réunis devant Alice Taglioni

偶然とはいえ、この前のイベントでベルモンドとの共演作について取り上げたばかりのタイミングで、このような公の場での二人の元気そうな姿を観ることができて感慨深いものがあります。


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『アラン・ドロン生誕81年記念祭 by エテルネル・アラン・ドロン』 のご報告

2016-11-11 | 生誕81年記念イベント
11月8日はアラン・ドロンさんの81回目のお誕生日でしたが、それに先駆けて11月6日の日曜日、東京のライブハウス銀座タクトにて開催された『アラン・ドロン生誕81年記念祭 映像と音楽で綴るアラン・ドロンの軌跡VOL.3』についてのレポートをお届けします。

添付の画像は、上段左が私がご用意した展示用の書籍です。(今回はドロンさんだけでなく、ロミー、ベルモンドも加わりました。)
中段が当日朝の会場の外と会場内のリハーサル前の楽器のセッティングの様子。
下段はご来場の皆様への当日の思い出用にと私がコレクションの重複分からご用意したお土産品(1枚100円)です。

今回もおかげさまで無事に終了することができました。
ご来場くださった皆様、ミュージシャン、音響スタッフ、ホールスタッフの皆様、誠にありがとうございました。

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オープニングはシャルル・アズナブールのノスタルジックで軽快なテンポのこの曲から
シャルル・アズナブールÊtre quelqu'un de différent

「“アクター”のようにサムライや何か違う者になる」という歌詞の一節を聴いて、ちょうどそれに見合う映像を今回はご用意しました。

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第1部 サントラ&ビデオクリップ集

【前半】ジャン・ポール・ベルモンド共演作品集プラス・ワン

①黙って抱いて~序曲(2:10)
まだ駆け出しの俳優に過ぎなかった二人の初めての共演作ですが、どちらかというとドロンさんを売り出す為の作品であったことがタイトルクレジットで彼がトメ扱いであることからわかります。
サントラ盤は存在しないため、ジュリアン様にご提供いただいたDVD音源を使わせていただきました。
ありがとうございました。

②パリは燃えているか?~ENTRANCE TO PARIS (2:29)
二人の2回目の共演作で、それぞれに単独の見せ場があります。
冒頭のドロンさんの活躍から数分の二人の共演場面を接点にして後半ベルモンドの活躍場面に移行するよう編集しました。
正規のサントラ盤は組曲形式になっているため、今年発売されたスコア再録音盤から高揚感のあるこの曲をミックスしています。

③ボルサリーノ~La Réussite (2:23)
ライブで主題曲は演奏されるため、重複を避けてこの曲「成功」をチョイスしました。
初めてベルモンド扮するカペラがドロンさん扮するロッコに仕事を持ちかける場面の本編映像(音楽無し)からスタート。
次の作品につなげるため二人がマシンガンを手にして試し打ちする場面を後半に入れています。

④ハーフ・ア・チャンス(メイキング映像)~Carella Est La (New York Trio) (1:54)
本編ではなくDVDの特典映像のメイキングから二人がいかにも楽しんでいる様子が写されている撮影現場の映像をピックアップ。
冒頭ドロンさんとベルモンドがお互いについて語り合っているインタビュー映像のみ日本語盤から、あとは全てフランス盤の映像をミックスしています。

⑤男と犬(2008年日本未公開ベルモンド主演作品)~Recueillement (01:43)
2001年に病に倒れて表舞台から去っていたベルモンドが復帰した作品でフィリップ・ロンビの音楽が実に感動的。
ベルモンドと共演作のなかった故ロミー・シュナイダーの娘サラ・ビアシーニが印象的な演技を見せる場面を中盤に入れています。

【後半】アラン・ドロンさんが現役の刑事を演じた作品集

⑥リスボン特急~Edouard Au Piano(2:16)
仕事の途中に立ち寄った開店前のバーで店員たちに挨拶しながら店のピアノに向かう場面を音楽を入れずに本編映像のままスタート。
ドロンさん扮するコールマン刑事がピアノを引き出すタイミングに合わせてサントラ盤のピアノソロ曲を本編のダイジェスト映像にミックス。
曲の終了と同時にラストの二人の対決シーンの本編映像につなげ、コールマン刑事が最後に車に乗り込むドアの音でカット。

⑦テヘラン43~L'Inspecteur Roche et Scherner (2:14)
ヒロインがドロンさん扮する刑事の乗るタクシーに乗り込んでくるシーンを⑥の終わりから間髪入れずにスタート。
その後ハイジャック犯にテロリストを引き渡す場面を間に入れ、ヒロインの母を狙うヒットマンたちに立ち向かい撃たれて倒れ、搬送される車の中での靴の底のアップでカット。

⑧アラン・ドロンの私刑警察~La mort de Peret (1:59)
警察署内で、襲撃事件の犠牲者の女性の主人が抱く赤ちゃんの足から落ちた靴の底を⑦のラストからつなげて本編へ。
今年の8月に94歳で亡くなったジャズ・ハーモニカの巨匠トゥーツ・シールマンスの演奏に本編映像をミックス。

⑨アラン・ドロンの刑事物語~Silencious Walk On a Memory(4:26)
マルセイユのビルの谷間からドロンさん扮する刑事ファビオ・モンタルが現れるシーンを⑧の退場シーンの後につなげ、その後第1話と第2話のダイジェスト映像をヤニック・トップのサントラ音源にミックス。
今回の特集はあくまで「現役」の刑事役に絞ったため、退職後のエピソードとなる第3話はここでは敢えて取り上げませんでした。

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第2部 アラン・ドロン・シネマ・ライブ

演奏メンバーは以下の5人。

ドラムス 渡辺拓(ワタナベ タク)
ギター 小林圭吾(コバヤシ ケイゴ)
ベース 藤戸孝一(フジト コウイチ)
キーボード 稲垣剛規(イナガキ ヨシキ)
キーボード 安藤公樹(アンドウ ヒロキ)

セットリストは以下の通りです。

【第1部】
①太陽はひとりぼっち
5月からセットリストに加わったライブの始まりにぴったりの曲で、原曲のサックスの音色を前回以上のクオリティーでシンセの安藤氏が再現してくれました。

②冒険者たち(口笛なしバージョン)

③さらば友よ
渡辺拓氏のドラムは原曲以上の迫力と繊細さでもって、カバーというより原曲のリマスター音源を聴いているかのような素晴らしい演奏。

④ジェフ
ジャンゴリズムというグループ名義でCDを発売されている小林圭吾氏の絶品のギターソロ。
ベースの藤戸孝一氏もギターに持ち替えて小林氏のバックで美しいリズムを刻みます。
バックの映像はGH字幕様からご提供いただいた私家盤DVDのキレイな映像に差し換えました。ありがとうございました。

⑤ボルサリーノ

⑥フリック・ストーリー
今回の新曲で、オーソドックスなサントラらしい王道の曲。
3分超の曲が主流ですが、今回お送りしたのは2分台のエンディングの短いショート・バージョンです。

⑦あの胸にもういちど~Take me to my lover

⑧ビッグ・ガン
キーボードの稲垣剛規氏が原曲のリリカルなメロディーをピアニカでもってタメの部分まで完璧に再現してくれます。

⑨地下室のメロディー

【第2部】
⑩レッド・サン
原曲の難解なリズムパターンのカスタネットの音を藤戸孝一氏が両手でベースを弾きながら足で踏んで再現します。

~ロミー・シュナイダー・トリビュート・コーナー~
前回5月29日のロミーの命日にロミーについて何も取り上げられなかった為、今回このコーナーを入れさせていただきました。
ドロンさんにとってロミーは今もどういう存在なのか、パリのマリニー劇場でのロミーに捧げた楽屋の様子、そこに飾られていたロミーの舞台衣装が意外に小さかったこと、などをPhilippe Barbier氏著の写真集のページ(添付画像上段右)を使いながら、少し長めにお話しさせていただきました。

⑪太陽が知っている
ミシェル・ルグラン姉弟のスキャットのデュオはライブでは再現不可能なためこの曲のみサントラCD音源を使用。
2013年発売の15枚組Boxset Michel Legrand : Anthology
にしか入っていない高音質のメインタイトルに乗せてフランス語盤とは微妙に異なる英語盤の映像をお届けしました。

⑫夕なぎ
今回最も難易度が高かったとバンドのメンバーからお聞きしていた「夕なぎ」。
当日朝のリハーサルの様子をご覧ください。
César et Rosalie

ベースの藤戸氏がこの曲ではシンセを担当し前半と中盤に鳴るピコピコ音を再現し、3人のキーボード体制で抒情的な原曲を見事に再現してくださいました。

⑬過ぎ去りし日の...

Les choses de la vie リハーサルの様子

ロミー・シュナイダーの代表作でフィリップ・サルドのデビュー作でもあるこの名曲を抑制のきいた演奏で忠実にカバー。
このような素晴らしいバンド演奏は世界中どこをさがしてもここでしか聴けません。

⑭個人生活
ふたたびドロンさんのサントラに戻ります。
冒頭からの華麗なストリングスとブラスセクション、後半のステファン・グラッペリのバイオリンソロに至るまで、手元のスイッチを瞬時に切り替えながらよどみなくシンセを操る安藤公樹氏の華麗な演奏が全編を覆います。

⑮暗黒街のふたり
ジェフと同じくベースの藤戸孝一氏がギターに持ち替えて小林圭吾氏の美しい音色のギターソロをサポート。
藤戸氏は曲の途中でウッドベースの音を手元のiPadで操作するなどの活躍ぶりを見せてくれました。

ここからは王道の作品が並びます。

⑯栗色のマッドレー
⑰サムライ
⑱太陽がいっぱい
⑲冒険者たち (口笛バージョン)

【アンコール】

⑳アラン・ドロンの刑事フランク・リーヴァ

Frank Riva


「現役の刑事」を演じた作品をヴィデオクリップ集から取り上げてきましたが、この作品をアンコールに演奏することで全てをご紹介することとなりました。
主要なメロディーを奏でるミュート・トランペットの音を完璧に再現した安藤公樹氏、要所要所に印象的なマンドリンの音をアコースティック・ギターで演奏する小林圭吾氏、原曲のカバーにひたすら忠実に挑戦するバンドの皆様に心から敬意を表したいと思います。

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今回は3回目ということで、1回目2回目といかに違いを出すかを念頭に入れてまいりました。
ベルモンドとの共演作集、ロミー・シュナイダーへのトリビュート・コーナーを設けたことで、ドロンさん一辺倒のこれまでと違う観点から改めてドロンさんの素晴らしさを再確認することができたのではないかと思っています。

今回は残念ながらご来場者数は今までで一番少なかったのですが、これからも工夫を凝らしながら活動を続けたいと思っておりますので、皆様、また次回もどうぞよろしくお願い申し上げます。
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アラン・ドロン生誕81年記念祭 by エテルネル・アラン・ドロン

2016-10-05 | 生誕81年記念イベント
先日来ご案内いたしております
『アラン・ドロン生誕81年記念祭 映像と音楽で綴るアラン・ドロンの軌跡』
は現在もご予約受付中ですので、ファンの皆様、どうぞ奮ってご参加のほどお待ち申し上げております。

今回の銀座タクトでのシネマライブイベントは昨年11月8日から数えて今回で3回目となり、
当初の『ドロンさんの誕生日をお祝いすると同時にドロンさんのこれまでの軌跡を振り返る』という開催主旨に変わりはありませんが、
二番煎じ三番煎じのそしりを受けないためにも、新たな切り口でもって今回の企画を考えました。

具体的には、これまでのようにドロンさんの主演作品だけを探究することから少し離れて、
統一感を損なわない範囲内で、ドロンさんにゆかりのある共演俳優たちにもスポットを当てるコーナーを設け、
それによってさらにドロンさんの映画の魅力を再確認することができればいいのではないかと考えました。

誰にスポットを当てるかは敢えてここでは書きませんが、
添付の画像にそのヒントが隠されています。(というか答えが出ています。)

さらに毎回シネマライブの前座として、ドロンさんの活躍を振り返る映像集のコーナーを設けておりますが、
1回目は「もうあまりテレビでも放映されなくなった珍しい作品と80年代以降の日本未公開作品」
2回目は「アメリカ映画に出演した作品、テレビの長編シリーズ、ヌーヴェルヴァーグなど、異色の作品集」
というお題目でお届けしてまいりました。

そして今回は「ドロンさんが最も得意として演じた役柄の作品集」と題しましてお届けしたいと思っております。

初めての方ばかりでなく、2回目、3回目の方にもお楽しみいただけるよう、頑張ってまいりますので、皆様どうぞご期待下さい。

ご予約は左上の「メッセージを送る」から直接私宛にメールを下さるか銀座タクトまで直接お電話でお申込みいただければ結構です。

電話番号は 03-3571-3939 です。よろしくお願い申し上げます。





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Entretien avec Alain Delon

2016-09-30 | TV APPEARANCES
Entretien avec Alain Delon
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『アラン・ドロン生誕81年記念祭 by エテルネル・アラン・ドロン』のご案内

2016-09-25 | 生誕81年記念イベント
皆様大変お久しぶりです

前回5月29日のイベントでの予告いたしました通り、来る11月6日(日)銀座タクトにおきまして
第3回目のアラン・ドロン・ライブイベントを開催することとなりましたので、ここにご案内させていただきます。

今回は3回目ということで過去2回とどう違いを出すか、いろいろと試行錯誤を重ねておりますが、
皆様に喜んでいただけるよう精一杯頑張りますので、どうぞ皆様奮ってご参加のほどよろしくお願い申し上げます。

ご参加いただける方はこのブログの左上の「メッセージを送る」から直接私宛に、メールアドレスをご記入の上ご連絡ください。
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Vivement 2017

2016-06-10 | THE INFORMATIONS
Facebookのフランスの友人からお聞きした嬉しい情報です。

先日ご紹介した以下のドロンさんの最新テレビ映像の最後の部分で、
ドロンさん自身の口から
「来年の9月からThéâtre de Parisで舞台" Crépuscule d'un fauve " を上演する予定だ。」
とのお言葉があったとのことです。

Revoir en replay et en streaming "Replay - Entre libre" - Entre libre - France 5

確認しましたところ最後のあいさつの直前24分45秒ぐらいのところでそう仰っています。
どれだけの進行度合いなのかはわかりませんが、テレビで発言されるぐらいですのでかなり期待できる情報だと思います。

2017年が待ち遠しい! ですね。

Merci beaucoup,S.C
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Entre libre - France 5

2016-06-07 | TV APPEARANCES
昨日6月6日フランスのテレビに久しぶりに生出演されたドロンさんの番組が以下のリンクからご覧になれます。
20秒ほどのCMが2本終わってから番組が始まります。

番組では冒頭、息子のアンソニーが父親のキャリアについて語っています。
数か月前にベルモンドの息子のポール・ベルモンドが父親について語ったドキュメンタリーが放映されましたが、
今回は「アンソニーによるアラン・ドロン」という題名が付けられています。

その中で「ゾロは自分の為に撮影されたんだ。」と笑顔で話す彼には非常に好感が持てますし、
ドロンさんも「アンソニーから自分のキャリアについての話を聴くのは初めてだ。」と嬉しそうに仰っています。

それからはドロンさん自身による自分のキャリアの解説がはじまり、クレマン、ヴィスコンティ、メルヴィルとの出会いや、
自分はコメディアンではなく、バート・ランカスター、ジャン・ギャバンやリノ・バンチェラと同じくアクターであるといったこと、
さらに『太陽がいっぱい』で日本で人気を得たことなどをお話しされています。
私たち日本人が知らないところで今だにドロンさんが日本について語っていらっしゃることに感慨無量です。

それ以外にも若い映画監督や絵画のアーティストからドロンさんに対するリスペクトの話であったり、
ドロンさんの歌手としての側面にスポットを当てたりと、かなりドロンさんについて深堀りされた企画でした。

久しぶりに公の場でお話しするドロンさんを見ましたが、さすがにお年を召されたなと感じる反面、
変わらぬ威厳とオーラでもって画面をさらっています。

30分に亘る最新のドロンさんの雄姿を皆様どうぞお楽しみください。

Revoir en replay et en streaming "Replay - Entre libre" - Entre libre - France 5
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『アラン・ドロン生誕80年記念祭VOL2 by エテルネル・アラン・ドロン』のご報告

2016-05-31 | 生誕81年記念イベント
ちょうどロミー・シュナイダーの命日の5月29日、東京のライブハウス銀座TACTにおいて約70名のファンの皆様をお迎えして開催された『アラン・ドロン生誕80年記念祭VOL2 by エテルネル・アラン・ドロン』についてご報告させていただきます。

すでに当日ご参加くださった私のお気に入りブログの管理人のfpd様が以下の記事で詳細なレポートをアップしてくださっていますので、
★映画音楽生演奏を堪能、感動の渦に(「アラン・ドロン祭」で)。 ( その他映画 ) - fpdの「映画スクラップ帖」 (名作に進路を取れ!) - Yahoo!ブログ
私の方はその補足説明あるいは舞台裏などをご紹介させていただきます。

今回のイベントの最初の打合せは、銀座TACT店長の田口様が、毎年企画し神戸で開催するエルヴィス・プレスリーのイベント(http://jocr.jp/event/elvis/)で神戸に来られる日程に合わせて、その前日の3月19日に新神戸ANAクラウンプラザホテルロビー内のティーラウンジにて行いました。
内容としましては前回の振り返りと次のイベント内容についての検討、そしてライブの新曲を私からの希望も入れて6曲程度候補を選定していきました。

翌3月20日神戸の松方ホールで開催されているエルヴィス・プレスリーのイベントにバックバンドとしてご出演されているTACTバンドの皆様の楽屋を表敬訪問し、前回のお礼と次回の依頼を改めて私からも行いました。

4月6日にはロミーの会主催者のイッチ様とJR西明石駅構内の喫茶店でお会いし、次回イベントのグッズ販売の出品を打診。快くご検討いただくこととなりました。

その後田口様と数回のメールをやり取りしながら、新曲が最終的に5曲に絞られ(「危険なささやき」を除外)、それらを含めたライブの曲順をどうするかを私が任されました。
と同時に映像の編集作業に取り掛かり始めました。
バンドのリハーサルに合わせて余裕をもって進めていかねばならなかったのですが、何分本業の仕事の繁忙期と重なったこともあり、直前になってようやく映像が完成してDVDをTACT様に発送するというギリギリセーフの状態でした。

イベントの前日5月28日に東京入りし、夜7時にTACT様を訪問、事前に発送していた私とイッチ様の店頭販売用のグッズの到着の確認、および設置場所の打合せを簡単に済ませてその日は解散となりました。

当日は朝の9時半入り。すでにイッチ様が店内で飾りつけ作業を開始されており、私も養生テープを片手にレコードジャケットを壁に貼り付けているイッチ様を手伝いました。

そのあとバンドの通しのリハーサルが始まりましたので、今度はそこに立ち合い、私のMCの合図をどうするか、映像とバンド演奏開始のタイミングのずれの調整、楽器の音質の確認などを音響のスタッフの方も交えながら細かい修正を施し、いよいよ本番を迎えることとなりました。

開場時間の12時と同時に、外にお並びいただいていたお客様が順番に受付を済ませ店内に入ってこられました。
席を確保したたくさんのお客様が飲み物をご注文されている列を観ながら、今回も皆様にご満足いただけるような盛況な会にしなければいけない、と改めて気を引き締めなおしました。

【1】12時30分開演 オープニング

今回はマツダカペラCM映像集を作成しました。
バックの音楽はCMでも起用されていたVikki MossのHold me closeです。
youtubeにもよく似たものがアップされていますが、ご覧いただいた映像はそれとはまったく別の物です。

【2】アラン・ドロンさんが出演された異色作品の音楽と映像のご紹介

①「泥棒を消せ」より"Once A Thief"(2:12)と"Bad News/Once A thief"(2:06)のメドレー
②「スコルピオ」より"All Fall Down"(4:34)
③「エアポート’80」より"Concorde:Airport79-Suite"(4:56)
④「シネマ」より"Le Piano de Lulu"(1:45)、"La Chandson de Manda"(2:08)及び"Theme de Jurien"(1:17)の3曲のメドレー
⑤「ヌーヴェルヴァーグ」よりDavid Daring "Far Away Lights"(3:42)

①から③はドロンさんが出演したアメリカ映画作品、④は長編テレビドラマ、⑤は珍しいジャンルに起用された作品、というテーマでピックアップしており、それぞれの作品について最後に私から若干のコメントを加えました。

これらの曲が舞台の両端に設置されている超大型のJBLのスピーカーから流れてきますと、その音響効果たるや絶大なもので、家のステレオや車の中で聴いてきたのとは全く違う曲のように感じられ、まるでオーケストラやミュージシャンたちがそこで演奏しているかのような錯覚にとらわれました。

【3】ライブ前半パート

そしていよいよTACTバンドのライブのスタートです。

メンバーを先にご紹介しますと、故ジョニー大倉氏の晩年のバックを演奏していた方々で、
ドラムス渡辺拓様、ベース藤戸孝一様、ギター小林圭吾様、キーボード稲垣剛規様 同じくキーボード安藤公樹様の5名です。

MCは前回と同じく私が担当。
前回もそうなのですが、私は司会業に携わる人たちの発声法を正式に学んでいるわけでもなく、ましてや映画評論家でもありません。
あくまで自分の言葉で語り、ファンの人たちと同じ思いを会場内で共有するというスタンスを保ちながらも、一方でバンド演奏者の方々のプロの技による楽曲の数々をお客様にわかりやすくお伝えするという役割も同時に果たせれるよう心がけました。

まずは新作の"太陽はひとりぼっち"のテーマ音楽、つづいて"ハーフ・ア・チャンス"のエンディング曲(前回はアンコールでご披露した曲)のメドレーで幕を開けました。
アップテンポな曲を続けることによって発生するであろうお客様の興奮を冷ますことのないよう、あえてこの2曲の間にはMCをはさまないようにしました。
また"太陽はひとりぼっち"は原曲に少しベンチャーズ的なアレンジが施されており、終わってからもこの曲が良かったと多くの方からご好評をいただきました。

続いてフランソワ・ド・ルーベの3作品。
以前このブログで「ジェフ」の解説 by 淀川長治 - LE REGARD D'ALAIN DELONをご紹介したことをコメントの中で少しふれました。

続いて今回の新曲"あの胸にもういちど"から"Taken Me To My Lover"ですが、聴いていて心地良さを感じる原曲の良さを完璧に再現していました。
原曲には途中で踏切の遮断機の音、バイクがスタートするエンジン音などの効果音が数秒間挿入されていますが、そこを全てカットしてダイナミックなドラムスの音でスムーズに後半へ繋げていくアレンジがカッコ良すぎます。

【4】トーク・コーナー

ここは会場にお越しくださった皆様同士の交流の場という位置付けで、事前にお願いした数名の方々に舞台の上で簡単なスピーチをいただきました。

まずはイッチ様。なんと来年1月のロミーの会の宣伝用ポスターを早々と作成されて皆様にご披露。
さらに「さすらいの狼」の写真を使ったオリジナルTシャツ・プレゼントのじゃんけん大会が急きょ行われました。

つづいて私のブログに以前から要所要所にコメントを投稿くださっていて今回初めてお目にかかることができた舞輪様に、TOMO様のご推薦もあって壇上に上がっていただき、ご自身のファン歴や「お嬢さんお手やわらかに!」を劇場で初めて観たときの印象、今はこの作品がYoutubeでスペイン語版が観れることなどの情報もお話しくださいました。
またTOMO様のサイトと私のブログが近年のドロンさんの情報源であったというお褒めの言葉も頂戴し恐縮いたしました。

つづいてドロンさんとのパリのホテルでのディナーショーのツアーにほぼ毎回参加し、ドロンさんとのツーショット写真をご披露くださったご婦人にドロンさんへの想いを熱く語っていただきました。

最後に今回初めてお目にかかったfpd様と徳様にペアで壇上に上がっていただきそれぞれお話しをいただきました。
ブログを始めてから10年近く経過し、その間ジュリアン様、ブロンディー様、GH字幕様、イッチ様、徳様そしてTOMO様などオンライン上でしか知らなかった人たちとのリアルな交流が生まれましたが、よもやfpd様ともこうやってお目にかかれることになろうとは思いもよりませんでした。

【5】ライブ後半パート

後半1曲目は私からのリクエスト曲"レッド・サン"。
カスタネットの音とベース、ドラムス、ストリングス、のアンサンブル、やがてオンドマルトノが主旋律を奏でる初めの数秒間の完璧な再現に感動させられました。

ジャン・ギャバン共演作の演奏が3作品続いた後の5曲目も今回の新曲"個人生活"。
原曲のゴージャスでノスタルジックなビッグバンドジャズのグルーブと、それに被さるステファン・グラッペリのバイオリンソロをどうやって再現できるか、その難易度の高さに挑戦してこられたバンドの皆さんに対してこれまで以上に尊敬の念を抱きました。
演奏が終わった後にもう一度お客様に改めてバンドへの拍手をお願いしたのは、私のこの気持ちがそうさせたものです。

その後「王道作品」が続き、全ての曲が終わった後にアンコール曲として今回のもう1曲の新曲"冒険者たち(口笛付きバージョン)"が演奏されました。
これは実は今回のライブの最大の目玉として最後にご紹介したいと思いました。
前回は口笛の音色をサンプリングできない為に断念していたのですが、今回はベースの藤戸孝一様が口笛を吹くことでようやく実現の運びとなりました。

誤解のないように書きますが、原曲のドルーベ自身の口笛をそのまま再現する作業というのは、もちろん下手ではいけませんが、逆に上手すぎてもいけません。ほどよい素人感が滲み出るような"味"が必要なのですが、藤戸様が発する音色には極めてそれに近い"味"が再現されていたと思います。

【6】エンディングについて

ここまで順調に進行してきたのですが最後に大きな不手際が発生してしまいました。
エンディング映像は前回以上のものは考えつかず、同じものでいいと考えておりましたが、なんと用意したDVDにその映像が入っていませんでした。
準備万端で臨んていたつもりでしたが、私の不手際によるハプニングが最後の最後で発生してしまい、非常に反省しております。
次回はかかることのないように気を引き締めて準備してまいります。

【補足】当日会場に流れていたBGMについて

今回私の方で別途CDを作成してまいりました。
お気づきの方もいらっしゃったかもしれませんがLIVEがインストゥルメンタルばかりなので、ドロンさんはじめ歌手のボーカル入りのサントラ主題曲だけを集めました。
ライブが終了後このCDを5枚だけですが、ご希望の方々にプレゼントさせていただきました。
(なおCDの動作確認ができておりませんでしたので、もしお持ち帰りの方で再生に不具合などありましたらお知らせください。交換させていただきます。)

以上大変長文となりましたが、これでイベント報告を終了とさせていただきます。
最後までお読みくださいましてありがとうございました。

次回は11月6日(日)、銀座TACTにて、また皆様お会いしましょう。
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いよいよ明後日開催です。『アラン・ドロン生誕80年記念祭VOL2 by エテルネル・アラン・ドロン』

2016-05-27 | 生誕81年記念イベント
いよいよ29日の日曜日に銀座TACTで行われます『アラン・ドロン生誕80年記念祭VOL2』ですが、
私の準備もほぼ完了しつつあります。

ライブでお届けする新曲5曲を加えたセットリストの曲順通りに編集した映像集のDVDは先日発送完了。
今回の新曲はかなり難易度の高いものが含まれており、バンドのみなさまには大変ご苦労をお掛けしています。

また今回はライブ会場内で開演前後、休憩時間中に流すBGMのCDを新たに作成しました。
ライブがインストゥルメンタルばかりですので、こちらはボーカル曲に絞ってチョイスしています。

オープニング映像は前回のドロンさんのお誕生祝いのスライドショーは使えませんので、今回新たに作成しなおしました。

イベント前半にお届けする5作品の映像集の編集作業もほぼ終了しました。
今回は前回と違ったテーマで作品を選んでおりますが、かなりマニアックな出来栄えになりました。
あまり観ることのできない作品も前回と同じように含まれております。

私から直接発送させていただいたDMのお返事も随時いただいております。
直筆のお手紙に激励のお言葉を書いて送ってくださる方、欠席であるにもかかわらずわざわざメールでお伝えくださる方、など
こういう人と人との穏やかなつながりを持てることこそが私にとってなによりもの励みとなります。

さらにロミーの会の主催者イッチ様には会場の装飾用にアラン・ドロン関連のレコードジャケットを100枚近くご用意いただきました。
前回以上に会場はアラン・ドロン一色となることでしょう。

ご予約はまだ承っておりますので、参加ご検討中の皆様におかれましてはぜひともご連絡をいただければと存じます。

当日お越しくださるお客様にとって素晴らしい会合となるよう最後まで頑張ってまいります。
皆様どうぞご期待ください。

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『アラン・ドロン生誕80年記念祭 VOL.2 by エテルネル・アラン・ドロン』のご案内

2016-05-17 | 生誕81年記念イベント
すでに5月6日の朝日新聞に掲載されておりますが、今月29日の日曜日お昼の12時30分より東京の銀座タクトにて『アラン・ドロン生誕80年記念祭VOL.2』を開催する運びとなりましたので、ここにご案内させていただきます。

昨年11月8日アラン・ドロンさん80歳のお誕生日を記念して開催されました『アラン・ドロン生誕80年記念祭』はおかげさまをもちまして無事に終了することができました。
今回はその第2弾ということで、前回の記念祭よりもさらにパワーアップした内容でドロンさんのファンの方々に最高のひとときをお届けできればと考えております。

特に前回の後半のパートで繰り広げられてご好評をいただいたアラン・ドロンさんの映画音楽の生演奏ライブですが、今回新たに5曲をセットリストに加える予定で準備が進行中です。
新曲と既存曲の演奏順も新たに見直す予定で、前回とはまた違った内容になるよう考えております。
その場でしか味わうことのできない迫力の生演奏と大きな画面に映るアラン・ドロンさんの映画の名場面とのコラボレーションをみなさまどうぞお楽しみください。

また前回の前半パートで2回に分けてお届けしたアラン・ドロンさんの映画作品のダイジェスト映像集も、上記の通りライブの時間が増えるため、今回新たなものを作成して準備してまいります。

さらに今回から新たに加わった企画としまして、アラン・ドロンさんに関する古雑誌、レコード、DVDなどのグッズ販売を会場にて行います。出品は私と「ロミー・シュナイダーの会」の主催者イッチ様とが共同で持ち寄ります。どうぞご期待ください。

参加のご予約はこのページの左上の「メッセージを送る」をクリックして私宛にご連絡いただければ結構です。
その際には返信用のメールアドレスも併せてご記入のほどよろしくお願い申し上げます。
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「ジェフ」の解説 by 淀川長治

2016-04-20 | TRIVIA
淀川長治さんの日曜洋画劇場での「ジェフ」の解説を文字起ししましたのでご覧ください。

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ジェフとは何だろう、はい、ごらんなさい、ごらんなさい、
ジェフ、その人物がだんだんだんだん浮き上がってきます。
さあこの映画、ギャング映画ですから男と男の匂い、あるいは友情 あるいは裏切り、
きびしいきびしい男の世界が出てまいりますけれども、
さっき言いましたように、フランス映画、さあこのキャメラマン、ジャンジャック・タルベ、、
これがきれいなキャメラ、きれいなキャメラでみなさんはなんというカラータッチ、
カラーデザインがキレイだと思いながら中身はこわい男の殺気立ったギャング映画、これがアメリカと違いますね。

主演はアラン・ドロン、それにミレイユ・ダルク
あのミレイユ・ダルク、さあみなさんそうですね研ナオコさんにちょっと似ていますね。
このアラン・ドロンとそれからミレイユ・ダルクはこの映画でいよいよ仲良くなりましたね。

このほか「雨上がりの天使」のフレデリック・ド・パスカルがでてまいります。
い~い顔合わせです。

そしてこの映画の監督はジャン・エルマンです。「さらば友よ」の監督です。
さあこの映画、1969年のこの映画、本当にフランスのムードを嗅いでください。
ギャング映画、けれどもフランスの香りをかいでください。
はい、それではまた後で会いましょうね。

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はい、いかがでしたか?
あの拳闘のジムですか、あの拳闘場、むこうに異様な男とアラン・ドロンの格闘になりますね。
あのときのムード、あのときの演出、すごいですね。
あの大きな電器の傘がパーンとゆれましたね!!
さあ、あの電器の傘がゆれる、電器が揺れる、すると光が走る、影が、影が揺れる、
むこうでのこの生きるか死ぬかのあの異様な殺気、
あ~あ~見事な演出でしたね、

けれどもこの映画、ラストシーンが、ラストがまた何とも知れん如何にもイカしたムードを出しましたね。
さあこの映画、いかにもイカしてました。男の匂いを出しました。
けれどもやっぱりマカロニと違いますね。フランスの感覚が見事に出ましたな~。

このジャン・エルマンという監督、なかなかイカしてます。「さらば友よ」の監督です。
この人はフランス人です。けれどもインドのボンベイで、なんとフランス文学の大学校の先生やってたんですね。
それが映画に入りました。映画が好きで。
そしてなんとイタリアであのロベルト・ロッセリーニ、「戦火のかなた」、
あのロベルト・ロッセリーニ監督の助監督になって、ずーっと修業したんです。
だから今日のギャング映画、今日のギャング映画の中にもいかにもムード、いかにも映画のムード、
それがあふれて、しかも裏切りか裏切りでないか最後までどんどんどんどん引っ張っていきましたね。

そこにアラン・ドロンが何とも知れん、いーい芝居しました。
これがアラン・ドロンだから、また感じ(が)出ましたね
そしてあのミレイユ・ダルクの不思議な女の感覚もやっぱりこの監督ゆえにあげてきました。
見事なムード映画でしたね。

はい、もう時間が来ました。

それでは次週をお楽しみください。
サヨナラ、サヨナラ、サヨウナラ。

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日曜洋画劇場 旧エンディング曲  「 So In Love 」 - YouTube
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『アラン・ドロン映画祭 byエテルネル・アラン・ドロン』のご報告

2016-04-09 | 生誕81年記念イベント
大変遅くなってしまいましたが3月26日土曜日に東京の中央区立日本橋公会堂で開催されました『アラン・ドロン映画祭byエテルネル・アラン・ドロン』についてご報告させていただきます。

当日は2本のドロンさんの代表作『高校教師』と『太陽がいっぱい』のDVDの映像を大型プロジェクターを通じて劇場の大きなスクリーンに上映し、
ホームシアターや家庭用の音響システムでは味わうことのできない素晴らしい映像と音響効果による臨場感をたっぷりご堪能いただくことができたのではないかと思います。

私自身も『高校教師』を劇場で鑑賞するのは今回が初めてで、これまで以上にこの作品に込められた作者(であり監督)の深い想いや、ドロンさんの緻密な演技、メイナード・ファーガスンのトランペット演奏の音楽のすばらしさを再確認することができました。

また『太陽がいっぱい』は、記憶が定かではないのですが、確か地元神戸で開催されたポートピア’81博覧会の中のイベントの一つとして開催されたポートピア映画祭の上映で鑑賞して以来のことで、それぐらい劇場での鑑賞は久しぶりのことでした。

今回上映した『太陽がいっぱい』のDVDは、映画の最後、あの有名なラストシーンの後に画面が真っ暗になってからもう一度テーマ音楽が流れるバージョンで、現在発売されているデジタルリマスター盤のDVDにはそれがありませんので、ある意味貴重な上映だったかもしれません。
ご覧になられた皆様はどうお感じになられたでしょうか?
大画面と大音響で鑑賞する『太陽がいっぱい』は、テレビ画面で見ている時に比べてニーノ・ロータの音楽が非常に大きく画面の奥で鳴り響いていて、その効果は絶大なものであったなと改めて感じ入りました。

現代では以下のサイトで簡単に聴くことができるようになりましたが、
Plein Soleil (Bande Originale de Film) by Nino Rota on iTunes
日本初公開から数十年に亘ってサントラ盤は発売されていなかったという事実を鑑みますと、音楽を含めたこの作品の真価は今だからこそもう一度見直しておく必要があるのではないかなと思っております。

映画祭当日は150名ほどの方々にご来場いただきましたが、年代層は恐らく私と同じ、あるいは上の世代の方々が大半で、昔を思い出しながら懐かしいひとときをお過ごしいただけたのではないかなと思います。
2作品の上映が終わった後のロビーでお一人の男性の方が私たちスタッフのところに近づいてこられ
「今から54年前に私たち夫婦が初めて映画館で観た映画がこの『太陽がいっぱい』でした。今日こうやってまた夫婦揃ってここでこの映画を見ることができて大変うれしかったです。」
というありがたいお言葉を頂戴しました。

そのようなお言葉をいただけただけでもこの上映会を開催して本当に良かったなと思っております。
ご来場いただいた皆様誠にありがとうございました。
今後もこういったドロンさんの名作を大スクリーンと大音響で味わうことのできる機会を設けていければと考えております。

最後に
『高校教師』は数日前から再編集版の記事をアップしてきましたので『太陽がいっぱい』の昨年の再編集版の記事リンクを以下にご紹介させていただきます。

太陽がいっぱい PLEIN SOLEIL(1)
太陽がいっぱい PLEIN SOLEIL(2)
太陽がいっぱい PLEIN SOLEIL(3)
太陽がいっぱい PLEIN SOLEIL(4)
太陽がいっぱい PLEIN SOLEIL(5)

また以下の懐かしい動画(音声のみですが)を見つけましたので併せてご覧ください。

淀川長治 解説 " 太陽がいっぱい " (音声のみ)
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LE PROFESSEUR (4)

2016-03-21 | THE 70'S CINEMA
『アラン・ドロン映画祭』いよいよ今週末の開催となりました。

『高校教師』を大画面で大音響に包まれて鑑賞できる機会は非常に貴重です。
皆様まだまだ席に余裕はあるようですので、ファンの方々同士お誘いあわせの上奮ってご参加ください。

今回も前回の続きで2008年の記事のリニューアルです。

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1972年、ジャン・ピエール・メルヴィルとの『リスボン特急』の撮影を不完全燃焼のまま終えたアラン・ドロンは『高校教師』の撮影のために意気揚揚とイタリアに向かい2月から3月までをそこで過ごした。

それはドロンにとって自身が初めて成功した地への帰還でもあった。
撮影現場では1960年に『若者のすべて』で共演したレナート・サルバトーリや、アラン・カヴァリエ監督作の『さすらいの狼』で共演したレア・マッサリも一緒であった。

ドロンとズルリーニとの関係はフランス本国で映画が公開されるときに発生したいくつかの誤解によって暗雲が立ち込めることになる。
フランス版の公開題名が「Le Professeur」と変えられたこと、そしていくつかのシーンがカットされたことに対してズルリーニ監督はプロデューサーのアラン・ドロンを非難した。

ヴァレリオ・ズルリーニから(記者に)送られてきた手紙が紹介された当時の新聞記事にはこう書かれている。

『私は(イタリア公開用の)オリジナル版をようやく完成させたが、その後は自分で自分の作品を守ることができなくなり気分を害している。
フランスで公開されたフランス語バージョンを観てみると、映画の内容がほとんど理解不能なものになってしまっていた。
約15分ものシーンがカットされているために、レア・マッサリが演じた役柄の人物像が理解不能なものになっている。
またラスト・シークエンスで描かれた荘厳さも著しく異なったものになってしまっている。
すべての精神的なかかわりというものが手荒にかき消されてしまっているのだ。
これではフランスの観客に2年間私が費やしてきたこの映画への努力を理解してもらえるとは到底思えない。』

フランスでは百万人以上の観客を動員しイタリアでも成功を収めたにもかかわらず、アラン・ドロンは『高校教師』は失敗作だったと感じている。
彼がイメージチェンジを図ろうとするといつも観客は拒絶するのだとこの映画はまたしても彼に感じさせることになるであろう。

「『もういちど愛して』が失敗したとき、私には何も新しいものをもたらすことはなかった。
『高校教師』『パリの灯は遠く』もまたしかりで、私は自分が何をしてきたのかはよくわかっているさ。」

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DELON DÉÇU

Le tournage d'Un Flic s'étant terminé en demi-teinte avec Jean-Pierre Melville, Alain Delon est ravi de partir pour l'Italie et d'y rester de février à mars 1972 pour Le Professeur.

C'est également une sorte de retour aux sources et aux films d'auteur qui avaient fait ses premiers succès.
Il retrouve d'ailleurs Renato Salvalori qu'il a connu sur Rocco et ses frères en 1960 et Lea Massari, sa partenaire dans L'Insoumis d'Alain Cavalier en 1964.

Sa collaboration avec Zurlini sera néanmoins quelque peu ternie par une mésentente survenue à la sortie du film dans l'hexagone.
Outre le titre français du film, le réalisateur reproche à Alain Delon d'avoir opéré des coupures.

En témoigne cet article du journal Combat:
“Valerio Zurlini explique dans une lettre que, sérieusement malade après avoir terminé la version originale, il n'a pu défendre son film.
Après avoir vu la version présentée en France, il considère que son film est méconnaissable :
15 minutes environ de coupures, le personage interprété par Lea Massari devenu incompréhensible, la signification de la sequence finale complètement renversée, toutes les implications spirituelles du film brutalement effacées.
Dans ces conditions, écrit-il, je ne comprends pas ce que le public français a pu voir et saisir de mon travail de deux années.”

Malgré plus d'un million d'entrées en France et un succès en Italie, Alain Delon considérera la sortie du Professeur comme un échec et ce film lui laissera une profonde blessure personnelle avec la conviction que le public le rejette lorsqu'il tente de changer d'image :
“Quand Doucement les basses a été un bide, ça ne m'a rien fait.
Le Professeur, Monsieur Klein, oui, parce que je savais tout ce que j'y avais donné.”

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最後のドロンさんがこの作品を失敗に思っていた、という記述は何年頃の取材によるものかが記載されていませんでしたが、当時と今とではドロンさんの心境もかなり変化したことが窺い知れます。

問題のカットされたシーンについては、どこまでドロンさんの意思が入っていたかは定かではありません。
ズルリーニ監督がドロンさんを非難しているのは少し早計だったのではないかと個人的には思います。

ただ改めてフランス語版とイタリア語版を見直してみますと、ズルリーニ監督の指摘は残念ながら当たっていると言わざるを得ません。
フランス語版の唯一の優れている点といえば、ドロンさん本人が話すフランス語が聴けることかもしれません。

今週末の上映はフランス語版ではなくイタリア語版と聞いておりますので完全版の上映ということになります。
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LE PROFESSEUR (3)

2016-03-15 | THE 70'S CINEMA
前回の続きです。

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『高校教師』は、アラン・ドロンにとって彼がそれまでいつも演じてきた氷のようなクールな役柄から脱却しようとした最初の試みの作品であった。
ドロンはヴィスコンティを介して既にズルリーニのことは知ってはいたが、もともとマルチェロ・マストロヤンニを想定して書かれたこの役を演じることにためらうことは少しもなかった。

「この役は初めマストロヤンニが演じるはずだったんだ。でもマストロヤンニは役が気に入らなかったのか、それともスケジュールが合わなかったのか理由はわからないが、結局ズルリーニは私のところにオファーしにローマまでやってきたんだ。
そのとき私は『暗殺者のメロディ』を撮影中だったんだが、私は彼の依頼を初めは少し疑心暗鬼に感じていたので、いったん家に帰ってから脚本をよく読んでみた。
午前3時までいっきに読み終えて私はこれをやるべきだと、すぐさま決意したんだ。」

アラン・ドロンはこの作品にとても熱意を持って臨み、彼の制作会社であるアデル・プロダクションで資本参加をすることまで決断した。
彼はいつも演じてきた刑事やヤクザとは異なる役作りに大いに励み、教養のみを頼りに自身の人生を傍観者のようにしか見ようとしない絶望的な貴族を演じた。

「『高校教師』は何よりも二つの理由で大いに楽しませてもらっているよ。
私はこの作品でギャングスターの役柄から抜け出して、カミユの『異邦人』の主人公のようなキャラクターを演じることができている。
『異邦人』出演のオファーは残念ながらいろいろ考えた末に断ったんだけどカミユは私の好きな作家だよ。
『高校教師』の主人公もまた世の中から取り残された“異邦人”だし、こういうテーマに私は常に魅せられ続けてきたんだ。」

ドロンはさらにこの映画で新しい容姿を見せてくれている。
古いコートを着つづけ、背筋を曲げ、煮え切らない態度で歩き回る。ドロンはこんなくたびれた外見を作ることに喜びを感じていた。

「この人物の外見を創造する作業はとても素敵な経験だ。
無精ひげをはやし、歩き方は小またで、だぶだぶのローデンのコートを着て、始終タバコをくわえている。
外見はこんな姿でもロマンチックな佇まいを常に保っていて映画の雰囲気を壊すことはない。
まるで人々から愛されたジェラール・フィリップが主演した映画のようだよ。」

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UN ROLE à CONTRE-EMPLOI POUR DELON

Le Professeur est la première tentative de Delon pour rompre avec les rôles qu'il incarne habituellement et écorner un peu son côté “papier glacé”.
Le comédien. qui connaissait déjà Valerio Zurlini par l'entremise de Visconti, n'a pas hésité une seule seconde à endosser ce rôle destiné à l'origine à Marcello Mastroianni:
" C'est Mastroianni qui devait le faire, il ne voulait pas ou ne pouvait pas, et Zurlini est venu me le proposer à Rome quand je tournais Trotsky.
J'étais un peu méfiant d'abord, je suis rentré chez moi pour lire le script.
Je l'ai fini à trois heures du matin et j'ai su tout de suite que j'allais le faire.

Alain Delon est tellement enthousiaste qu'il décide de cofinancer le long métrage via sa société Adel Productions.
Il s'attelle ensuite à la construction de son personnage qui est à l'opposé de ses habituels rôles de flics ou de truands.
Il campe un aristocrate désespéré dont la culture est le seul refuge et qui assiste comme un spectateur à sa propre vie :
“Le Professeur me plaît à deux titres surtout : j'y sors des personnages de gangsters et je retrouve là quelque chose du caractère de L'Étranger, que j'ai refusé de tourner toute réflexion faite, bien que le héros, ou anti-héros. de Camus me passionne.
Le professeur est aussi un "étranger" dans le monde: thème qui m'a toujours séduit et soutenu " .

L'acteur a adopté, pour l'occasion, une nouvelle silhouette.
Mal rasé, vêtu d'un vieux pardessus qu'il ne quitte jamais, le dos voûté et la démarche hésitante, Delon a pris visiblement beaucoup de plaisir à cette composition :
“Moi je trouve sans modestie, que la composition du personage était formidable, mais le reste, la barbe, les pieds un peu à l'intérieur, le loden trop grand, la cigarette, ça casse pas l'image, c'est romantique, c'est un peu l'école Gérard Philippe, celui qu'on a envie de prendre dans ses bras.

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