LE REGARD D'ALAIN DELON

アラン・ドロンさんの魅力を探ります。

ご挨拶

2008-12-31 | ABOUT MY BLOG
本日以下のサイトをブックマーク登録いたしました。
    ↓
Tout le monde prefere Belmondo!
(みんなベルモンドが好き!)
http://movie.geocities.jp/la_bande_a_bebel/

ジャン・ポール・ベルモンドについて情報満載の素晴らしいサイトです。
皆様どうぞごひいきに。

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さて本年もあっという間に過ぎ去り、このブログを始めてから4回目の年末を迎えました。

今年のドロンさんの主だった活動は
1月に劇場最新作『ASTERIX AUX JEUX OLYMPIQUES』がフランスで公開。
2月のセザール賞授賞式に壇上に登場し、
ロミー・シュナイダー生誕70周年の感動的なスピーチをし、
引き続き主演女優賞のプレゼンテイターを務める。
6月に来年のパリ劇場での舞台の発表があるも、その後キャンセル。
11月にアヌーク・エメと共演で舞台『LOVE LETTERS』を初演出もかねて1ヶ月間公演する。
12月にデビュタント舞踏会にて娘アヌーシュカの社交界デビューをエスコートする。
といったものでした。

私のブログもそれらの活動をお伝えしながらも、それ以外については少し記事数も減少し、
自分としては不本意な1年間でした。(毎年そう感じておりますが。)

しかしながら12月には例年のオフ会も何とか無事に開催し、
新しいドロン・ファンの方々との交流も深めることができました。

さて来年はドロンさんと娘のアヌーシュカさんと共演の舞台がパリで予定されており、
私も皆様と観に行くことができる様、公私ともどもがんばっていきたいと思っております。

今年のオフ会ではお目にかかれなかった皆様、
いつもコメントをいただきますがお目にかかることができていない方々、
メールやコメントのやりとりはありませんがいつもご覧になっていただいている方々、
すべての方々に感謝申し上げて本年最後のご挨拶とさせていただきます。

どうぞよいお年をお迎え下さい。
ありがとうございました。
Comments (8)
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PARIS MATCH 20/11/2008 (1)

2008-12-28 | INTERVIEW
先日ご紹介したPARIS MATCH誌でのドロンさんのインタビュー記事を翻訳しました。
http://www.parismatch.com/parismatch/Dans-l-oeil-de-match/Reportages/Alain-Delon-l-art-d-etre-pere/(gid)/58619/

なかなか難しい文章ですが、恐らくこのような内容であると思います。

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アランドロンと18歳の娘アヌーシュカ
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パリマッチ誌 キャサリン・シュワブ記 

11月15日土曜日、レストラン・ル・バークレーにて。

彼はまだ空腹ではないように見える。 "今日は2回公演の日だよ。" 
彼は彼が信頼を寄せる店主のクリストフが用意した周りから隔離された一角で
ひとりミネラル・ウォーターを飲みながらカボチャスープを飲んでいる。

照明を巧みに操作しているのであろうか?
彼の髪はふさふさになっている?
めがねをかけていない彼の瞳は青々としているじゃないか?
(と人々は疑問に思うであろう。)

彼は正に若返っていた。
"確かに私は体が引き締まったよ。2キロ痩せたんだ。
でも痩せようと思って痩せたんじゃないよ!
皆はどうやって痩せたのか聞いてくるんだけどね。
私は年を取れば取るほど若くなっていくみたいだ。困ったことだよ!" 

少し以前の彼はかなり元気がなかった。
"私は落ち込んでいればいるほど、より体が引き締まっていくみたいだ... "

さあ食事は終わりだ。
午後4時ちょうどから180分間を経て午後7時に彼はまたマドレーヌ劇場の舞台の上に上がることになる。
いつも着ているグレーのスーツを着用し、
とても魅力的な赤いドレスを着たアヌーク・エメと壇上で横一列に並んでいる。
彼は生涯にわたって彼女に"ラブレター"を書く。
そしてこの手紙を続けることを宣言し、
しかしあえてそれ以上には踏み込もうとはしない、そしてやがて彼女を失う。
物語は悲しい結末を迎え、ドロンは目に涙を浮かべている。
劇場中の観客たちがスタンディング・オベーションをするなか、
一人の女の子が舞台に上がってきて、腕を彼の首に回そうとする...
アヌーク・エメは困惑して笑いながらそこから離れようとする...
"アヌーク・エメのことはこの50年の間ずっと知っているよ。
私たちの関係は姉と弟のようなものさ。”

【彼の夢、それは自分の周りにいつも女性がいること】

いや、だが彼は彼女らと恋物語をしたことはない。
"当時は、成熟した女性だけが私を虜にさせていたよ。
同年代の少女たちには興味はなかったな。
ブリジット・オーベール、ミシェル・コルドゥを愛していた。
だが彼女らは私より15歳も20歳も年上だった。
彼女らには女性らしさの本質が備わっていたよ。"

今彼はこういう彼を魅了するような"女性の中の女性"に出会うことを夢見ている。
Alain Afflelouと離婚したロザリーとの冷え切った関係は緩和してきている。
だがこれ以上よりを戻すことはない。
周りの人間たちは心配して何人かの女性を時々紹介してくれる。
その女性たちの中で彼がキスをしていたのがEstelle Lefebureだった。
"エステル?嬉しいね!だがダメだ。もう一度考えてくれ! "

今のところ、彼の人生で唯一の女性は18歳になる彼の娘アヌーシュカただ一人だ。
"彼女は何かほしいものがあると私を呼び出すんだ。
電話で話す彼女のイントネーションを聞けば彼女が私に何かを要求しているのがわかるよ。
「お父さん、いい?... ...ほら、私たちライブに行きたいの... 」
そして、いっしょに行くと、私は驚かされるんだ!”

彼は言う。
"二人の子供たちに対する接し方はアンソニーのときとは同じではないよ。
(二人が生まれたときは)私はもうキャリアを築き上げていたからね。
一方アンソニーが生まれたときは、私は映画をプロデュースし、
たくさんのことをすることが義務付けられていた 。"

もちろん彼はこの愛しながらも屈折して育った息子の感動的な自伝を読んでいた。
"私はショックを受けたよ。
息子は自分がどのように人生を過ごしてきたのかを私に説明していたよ。
そしていくつかの地獄を見て、彼は失望を感じて失敗したんだ... " 

アランドロンは、大酒を飲み、銃を持ち、娘たちを身の回りに集めるといった
彼の息子の大きな反抗についてはあえて何も言わなかった。
アンソニーは17歳のときに自らドアを閉ざし、
父親が映画で演じてきたようなタフな人間を演じてきた。
しかし彼の名付け親で乳母であったルルが2003年に亡くなったとき彼は落ち込んでしまった。
そして彼の身を包んでいた鎧が割れていく。
川の流れのように涙を流し、胸が張り裂けるような思いから生き返ってきた。
自分自身を分析し再構築した...

ドロンは、彼を称賛する。"今の彼はとても強く見える。" 
彼は40年前の自分自身を思い出す。
彼は将来を期待された俳優であったが一方で未熟な父親であった。
初めて彼は自分のことをこう認めた。
"そうだ、私は、自己中心的で誰とも妥協しない権威主義者だった。
幸いなことに、彼はそのことがよく理解できる年齢になった。
そして我々はお互いのことを分かり合ったんだ。"

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アンソニー・ドロンとの複雑な親子関係についての
ドロンさんの生の声が聞ける貴重なインタビューです。
次回に続きます。

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FROM MY NEW SCRAP BOOK (55)

2008-12-26 | THE BRILLIANT PHOTOS
『真夜中のミラージュ』後半部分のスティール写真です。

クリスマスも終わり、どんどん寒くなっていこうとしているこれからの季節にぴったりの写真です。
ドロンさんの指を観ているだけでカップの中のハーブ・ティーがいかにも温かそうに見えてきます。

仏プレミア誌より。
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AVEC ANOUCHKA (2)

2008-12-16 | THE BRILLIANT PHOTOS
パリのクリヨン・ホテルで行われたデビュタント舞踏会での
アラン・ドロンさんと娘のアヌーシュカの写真です。

彼らの両隣にいるのはブルース・ウィリスと彼の娘です。
何かの記事でウィリスはドロンさんのことを尊敬している
と書かれていたのを読んだことがあります。

POINT DE VUE誌より。
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AVEC ANOUCHKA (1)

2008-12-13 | THE BRILLIANT PHOTOS
同じパリマッチ誌より、娘のアヌーシュカとのツーショット写真です。

18歳になったアヌーシュカが社交界デビューの式典le Bal des Débutantes de Paris
にドロンさんとともに招待されることが決まったことの特集記事のようです。

こちらの写真はいつものドロンさんらしく、しかも少し若返ったようにいきいきとしています。
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LE CLAN DELON

2008-12-13 | THE BRILLIANT PHOTOS
11月に発売されたPARIS MATCH誌の記事より、「ドロン党」と題された写真です。

今年の11月8日、ドロンさんの誕生日を祝う子供さんとお孫さんたちに囲まれて、
ケーキのろうそくの火を吹き消す前の記念写真です。
ドロンさんの両隣にいるのがアントニーの子供たち(=お孫さんたち)
後ろにはアントニー、アヌーシュカとアラン・ファビアンの3人がいます。

ドロンさんは珍しく「やさしいおじいちゃん」といった感じで写っています。
こういうドロンさんを観ていると本当に幸せそうでこちらも嬉しくなります。
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Un homme et son chien

2008-12-09 | BELMONDO
アラン・ドロンさんの永年のライバルで親友でもある
ジャン・ポール・ベルモンドの映画最新作"Un homme et son chien"
のオフィシャル・サイトを発見しました。
     ↓
Un homme et son Chien, Site Officiel

ベルモンドのしっとりとした演技が観れそうな感じです。
IMDBには本作のキャストの中にアントニー・ドロンの名前が見られたのですが、
この公式サイトには残念ながら名前は見られませんでした。
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ALAIN DELON SELECTION 7

2008-12-09 | ALAIN DELON SELECTION
先日の『アラン・ドロン・ファンの集い2008』にお越しくださった皆様への
お土産用に作成したドロンさん関連音楽の自前のコンピュレーション・アルバムを
例によって手前味噌ですがご紹介します。

今回の選曲は、有名な主題曲よりも楽曲の良さを重視して集めてみました。
その中に今年に入ってから発売されたアルバムからの曲もちりばめながらの構成となっています。

曲目は以下の通りです。
【1】刑事フランク・リーヴァ~Theme principal variation (1:37)
【2】Asterix aux Jeux Olympiques~Generique Debut (4:49)
【3】シシリアン~PER NAZZARI E DELON (2:26)
【4】Asterix aux Jeux Olympiques~Preparatifs De La Course De Chars 1 (1:29)
【5】夜をのがれて~FROM THE MUSIC OF "D'URBAN'74 " (3:26)
【6】ハーフ・ア・チャンス~Recherche pere desesperement (2:45)
【7】あの胸にもういちど~Sweet Souveniers of Stefan (3:15)
【8】太陽が知っている~Ask Yourself Why (3:11)
【9】刑事フランク・リーヴァ~Chez Roman (4:48)
【10】最後の標的~Night / Love Theme (2:49)
【11】太陽はひとりぼっち~PASSEGGIATA (1:42)
【12】太陽が知っている~Une Enquete (3:20)
【13】リスボン特急~Un casse (3:01)
【14】チェイサー~Montparnasse (3:41)
【15】高校教師~バニーナとの出逢い (3:11)
【16】刑事フランク・リーヴァ~Solitaire (4:43)
【17】スコルピオ~I Picked You Up (1:21)
【18】鷹~THEME DE CLARISSE (3:14)
【19】ハーフ・ア・チャンス~Il faut realiser ses reves (1:24)
【20】スコルピオ~Boiler Room (2:08)
【21】リスボン特急~C'est ainsi que les choses arrivent, par Isabelle Aubret (4:05)
【22】刑事フランク・リーヴァ~Theme de Nina (6:20)
【23】ADIEU MON AMOUR~FROM THE MUSIC OF "D'URBAN'78 " (3:24)
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【24】THAT NIGHT (4:37)

曲について補足で解説いたしますと、

【2】と【4】は今年公開されたドロンさんの最新作『ASTERIX AUX JEUX OLYMPIQUES』の曲。
【3】を上の2曲の間に入れたのは映画をご覧になった方ならばおわかりかと思います。

【5】はダーバンCMの中でもひたすらかっこいいD'URBAN (4)のバックに流れた曲

【10】は『LE CHOC』(2)でご紹介したフィリップ・サルドお得意の流用曲です。

「スコルピオ」からの2曲【17】と【20】は今年発売されたアルバム『SCORPIO』に初収録された私のお気に入り曲です。

「刑事フランク・リーヴァ」『FRANK RIVA』からも数曲を入れました。
特に【22】は主人公フランク・リーヴァの娘ニーナのテーマ曲で、
フリューゲル・ホーンのソロから始まりテナーのソロに引き継がれるしっとりとしたジャズ・バラードの前半から
後半4分半を経過してオーケストラが加わり、最後に大団円を迎える展開が誠に美しい名曲です。

【23】はD'URBAN (1)D'URBAN (18)のバックに流れた素晴らしいバラード・ナンバーです。

そして最後の【24】は昨年同様私がお遊びで選んだボーナス・トラックで、
ドロンさんの作品とは一切関わりの無い既成曲です。
ジャズ・ドラマーのハーヴィー・メイスンのピアノ・トリオ・アルバム
Changing Partnersからデイヴ・グルーシンが参加したナンバー"THAT NIGHT"(アルバム3曲目)です。

私はこのメランコリックな曲を大阪ブルー・ノートで初めて耳にしたとき、
ドロンさんのこれまでの映画の様々なイメージが頭の中に浮かびあがりました。
もし今の時代にドロンさんがCMに出演するとなったらBGMに採用したくなる趣のある曲です。
そんなインスピレーションを皆様にも感じ取っていただければとの想いで
今回も最後に持ってきました。
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『アラン・ドロン・ファンの集い2008』のご報告

2008-12-07 | THE INFORMATIONS
昨日開催されました『アラン・ドロン・ファンの集い2008』につきましてご報告いたします。

今回ご参加いただいたのは、
おばさん2号様、スー様、札幌のK様、福島県のU様、大阪のT様、そして私の計6名と
昨年よりはかなりこじんまりとした会合となりましたが、
その分皆様と約6時間たっぷり会話をすることができ、自分としては満足することができました。

今年度は例年使わせていただいていたドロンさんの事務所のご都合が悪くなり、
事務所の方から近隣の施設を会合の場所としてご紹介いただきました。
事務所の中ではいろいろとレアなドロンさん関連の資料を拝見することができるのですが、
今回それがかなわないということで、代わりにと言っては何ですが、
私の所有するドロンさん関連の資料のほとんどをかばんに詰め込んで馳せ参じました。
皆様には短時間でありましたがそれらを全てご覧いただくことができ、
ご満足いただけたのではないかと勝手に考えております。

さて今回の会合の最大の話題は11月に上演されたドロンさんの舞台「LOVE LETTERS」をご覧に行かれ、
ドロンさんの楽屋に何と2日間連続で招かれたおばさん2号様のおみやげ話でした。
添付画像の上の2枚はそのときのドロンさんとの3ショット写真です。
ちょうどドロンさん専属のカメラマンの方が楽屋に来られる方々を撮影されており、
ラッキーにも写してもらうことができたとのことで、誠にうらやましい限りです。
今回御許可をいただきましたので、このブログに掲載させていただきます。

さらに嬉しいことに、おばさん2号様たちが私たちファンの方々の為に、
今回の舞台のポスターに私たちの宛名入りのサインをいただいて下さいました。
普段は勝手にサインをおねだりすることはご法度と言われているドロンさんも快く応じて下さり、
一人ずつ私たちの名前を聞きながら丁寧にサインを書いてくださったとのことで、
大変感激いたしました。(添付画像の右下、私の名前は一部消し込み済)

このときの様子をお聞きして私が感動したエピソードをご紹介します。
(すでにおばさん2号様のミクシーの日記ではご披露されていました。)

おばさん2号様たちは以前「ジェット・コースター」を鑑賞に行かれて
終演後のカーテンコールでドロンさんに花束を渡した際、
共演者にも花束を渡すようドロンさんからの目配せのサインを受けて以来、
毎回この暗黙の約束事を守ってこられました。

前回の「マディソン郡の橋」でもミレイユ・ダルクに花束を渡し、
今回も同様にアヌーク・エメにおばさん2号様が直接舞台下から花束を渡されました。
ところが舞台終了後の楽屋でアヌーク・エメがドロンさんの楽屋を訪れ、
「この花束はあなたに贈られたものじゃないの?」と
わざわざ返しに持ってこられたそうです。
それに対してドロンさんは「いいや、ちがうよ。これはあなたへの花束だよ。」と仰り、
それを聞いたエメは納得して花束を自分の楽屋に持ち帰ったそうです。

共演者に心配りを忘れないドロンさん、
そしてその意を忠実に汲んで実行するおばさん2号様。
きっとドロンさんはそういう自分のファンの振る舞いにご満足なさっていることでしょうし、
そういう満足感をドロンさんに与えることに満足するおばさん2号様の姿勢、
この両方に私はいつも大いに感動させられます。
またドロンさんの楽屋にわざわざ花束を返しに持って来られたアヌーク・エメも素敵な方です。

おばさん2号様からは他にも昔からの数々のコレクションをご披露いただきましたが、
その中で昔年に1回(?)開催されていた「アラン・ドロン・パリ・ディナー・ショー」での
ドロンさんとツアー参加者との集合写真がありましたので画像を添付します。(左下)

普段の生活の中で家族以外の外部の人たちと
アラン・ドロンさんについて口に出してじっくり話をする機会というのは
考えてみるとほとんど皆無と言っていい状態です。
そんな中でこうやって年1回ドロンさんの熱烈な“信者”の方たちにお会いして、
それぞれの想いを聴いたり語ったりする場というのは、
自分と同じ志を持つ人たちとの心の共有という意味で
大変有意義なものだなぁと帰りの車の中で運転しながらかみ締めていました。

この私のブログは「ファンの皆様との真の交流の場を設ける」という「目的」のための「手段」であって、
ブログを書くこと自体が「目的」であってはならないのだと改めて感じています。
皆様、また次回もよろしくお願い申し上げます。 
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GABIN, VENTURA, DELON ET LES AUTRES

2008-12-05 | THE BRILLIANT PHOTOS
『シシリアン』主演3大スターのスタジオ内でのスティール写真です。

左端はこの映画のプロデューサーである20世紀フォックス社のジャック・E・ストラウス氏、
そして右端が監督のアンリ・ヴェルヌイユです。

もともとこの映画はヴェルヌイユが原作を気に入り、
これをフランスの3大スターを使って撮りたいと考え、
ヴェルヌイユが監督したアメリカ映画『サン・セバスチャンの攻防』のプロデューサーだった
ストラウス氏がこの企画に乗り実現に至りました。
したがって元々世界市場をターゲットにした作品であった為に、
撮影は英語とフランス語の2回に分けて行われたとのことです。

フランス人にとってこの作品は(日本で言うと『ブラック・レイン』のような)
自国のスターたちがアメリカ映画の画面を占拠したという、
そういう高揚感をもたらした作品なのではないかと思います。

ギャバンはこの当時65歳、ヴァンチュラが50歳、そしてドロンさんは34歳ということで
それぞれが約15歳ずつの年齢差があります。
ドロンさんが65歳の時と言えば『アラン・ドロンの刑事物語』の頃ですが、
ラブ・シーンも普通にこなしていて、ギャバンよりもはるかに若々しく感じます。

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AVEC GABIN ET VENTURA

2008-12-04 | THE BRILLIANT PHOTOS
『シシリアン』に主演した3大スターのスティール写真です。

左からリノ・ヴァンチュラ、ジャン・ギャバン、そしてアラン・ドロンさんです。
ドロンさんがよく口にされる「アクター」(役者)3人の揃い踏みです。
ただし実際の映画の中ではこのように3人が同じ画面に登場するシーンはありませんが。

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ドロンさんの最新映像です。アヌーシュカさんとダンスを踊っています。
バックにはかすかに『山猫』の音楽が流れています。
VIDEO ET INTERVIEWS EXCLUSIFS : Dcouvrez Alain Delon et Bruce Willis faisant danser leurs dbutantes de filles ! Regardez !

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今日からこのブログのテンプレートのカスタム編集が可能となり、
少しレイアウトを変更してみました。
画像の位置が真ん中にきて少し違和感がありますが、
前のような位置にはできないようです。
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IN KYOTO

2008-12-02 | THE BRILLIANT PHOTOS
昭和52年に12年ぶりの来日を果たしたアラン・ドロンさんが、
東京の後に立ち寄った京都で過ごされた際のスナップ写真です。
(仏雑誌の切り抜き記事入手のため雑誌名は不明)

珍しく木綿の白い靴下など履いて格好悪いなあと見ていたら、
そうではなくて草履をはくためにわざわざ足袋に履き替えていたようです。
いや、やっぱり白い靴下かもしれません・・・

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昨日のスマスマに昨年のドロンさんの雄姿を再び見ることができました。
皆さんはご覧になられましたでしょうか?
今回は撮影終了後にスタッフの女性から花束を受け取り、
それをまた彼女にお返しして例によってキスのサービスをするという、
撮影終了後の舞台裏の未公開映像も流れて大変驚きました。
Comments (13)
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