関東では、そろそろ桜も終わりに近づいているのだろうか。隅田川の「吾妻橋」より上流の左岸沿い(向島側)に「桜橋」(歩行者専用)まで、見事な桜並木が植えられているのが印象的である。
墨田川沿いの桜並木は、八代将軍吉宗が庶民の楽しみのためにと考えて、これを植えさせたと聞く。そして、墨田川と桜が重なると、この歌を想い出す。「言問橋」の近くには、作詞した武島羽衣の歌碑がある。
これは、tk152008 さんが提供して下さった動画。
http://www.youtube.com/watch?v=LWZJNh-h0Gc
<花> (1900)
作詞:武島羽衣(当時28歳)
作曲:滝廉太郎(当時21歳)
春のうららの 隅田川、
のぼり下りの船人が
櫂(かひ)のしづくも花と散る
ながめを何に たとふべき
見ずやあけぼの 露浴びて、
われにもの言ふ 桜木(さくらぎ)を
見ずや夕ぐれ 手をのべて
われさしまねく 青柳(あおやぎ)を
錦(にしき)おりなす 長堤(ながつつみ)に
くるればのぼる おぼろ月。
げに一刻も千金の
ながめを何に たとふべき
由紀さおり・安田祥子姉妹の歌も良いし、クロスロード・レディースの合唱も素晴らしい。でも、私は、芹洋子さんが伸び伸びと歌うスタイルが好きだ。
(キングレコード KICS 6198)
第3節の長堤は、「ながつつみ」が正しいと思うのだが、どの歌手も「ちょうてい」と発音している。同音異義の言葉である故、原作とおりに歌ってもらいたいものだ。
墨田川沿いの桜並木は、八代将軍吉宗が庶民の楽しみのためにと考えて、これを植えさせたと聞く。そして、墨田川と桜が重なると、この歌を想い出す。「言問橋」の近くには、作詞した武島羽衣の歌碑がある。
これは、tk152008 さんが提供して下さった動画。
http://www.youtube.com/watch?v=LWZJNh-h0Gc
<花> (1900)
作詞:武島羽衣(当時28歳)
作曲:滝廉太郎(当時21歳)
春のうららの 隅田川、
のぼり下りの船人が
櫂(かひ)のしづくも花と散る
ながめを何に たとふべき
見ずやあけぼの 露浴びて、
われにもの言ふ 桜木(さくらぎ)を
見ずや夕ぐれ 手をのべて
われさしまねく 青柳(あおやぎ)を
錦(にしき)おりなす 長堤(ながつつみ)に
くるればのぼる おぼろ月。
げに一刻も千金の
ながめを何に たとふべき
由紀さおり・安田祥子姉妹の歌も良いし、クロスロード・レディースの合唱も素晴らしい。でも、私は、芹洋子さんが伸び伸びと歌うスタイルが好きだ。
(キングレコード KICS 6198)
第3節の長堤は、「ながつつみ」が正しいと思うのだが、どの歌手も「ちょうてい」と発音している。同音異義の言葉である故、原作とおりに歌ってもらいたいものだ。