6月27日にトロントで開催されたG20サミットに抗議するため、雷雨の中を大規模デモが行われた。一部参加者の暴徒化に対処して、トロント警察は600人以上を拘束したと言う。最近は、様々な首脳会議に対するあからさまな反発が次第にエスカレートしている。
G20声明では、財政再建と経済成長の両立が述べられたが、下記の毎日新聞記事にあるように、何とも玉虫色の内容である。欧州や米国が主張していた人民元切上 . . . 本文を読む
只今、午前0時50分、日本vs.パラグアイ戦は0対0で延長戦となった。何とか我がチームが勝ち抜いて欲しいものだ。
民主党の参議院選マニフェスト発表の際、菅首相は消費税アップについて言及、自民党が主張する10%の消費税率を参考にすると述べた。おかしな話である。政権交代の切っ掛けになった昨年の総選挙では、民主党は4年間消費税を上げないと宣言していたではないか。
今年度中の消費税引き上げ案策定を . . . 本文を読む
6月24日、オーストラリアのラッド労働党党首が辞任し、副党首のジュリア・ギラード女史(48)が新首相になった。同国で女性首相は始めて。
ラッド前首相は、排出権取得制度などの温暖化対策、及び資源超過利潤税導入に関して混乱を招き、国民の支持を失っていた。
親中共政策で知られたラッド前首相に対し、ギラード新首相はどのような外交政策を展開するのか注目したい。
オーストラリア労働党も、トップの . . . 本文を読む
1975年、フランスのジスカール=デスタン大統領(当時)の提唱で始まった「先進国首脳会議」(ランブイエ・サミット)、それは冷戦を前提とした民主主義体制先進6ヶ国(G6)の首脳会議であった。当時、世界を脅かした石油ショックへの経済的対応が強い切っ掛けになっている。
それから35年経過し、メンバーもカナダが加わり、冷戦終了後はロシアも出席して、G8サミットと形を変えた。今世紀に入ってからは、各国 . . . 本文を読む
約50年前に登場したミュージカル映画≪ウエスト・サイド物語≫(1961)は、世界から新鮮な驚きを持って迎えられた。それまでのミュージカル映画の大半は、ビング・クロスビーやフレッド・アスティアらが歌い、タップで踊る現実離れした空間の話であった。
≪ウエスト・サイド物語≫では、半分以上が若者達の活気溢れる群舞で構成され、しかも舞台はニューヨークのスラム街、民族の異なるチンピラ集団の抗争がテーマで . . . 本文を読む
米国アフガン派遣軍司令官のスタンレー・マクリスタル陸軍大将は、同時にNATO派遣軍の司令官でもある。これらの派遣軍は、国連の決議に基く。その彼が、オバマ大統領によって電撃的に解任された。直接の原因は、同大将とアイケンベリー駐アフガン米大使との間で、アフガンへの米軍再増派に関する意見の相違が顕在化したためだ。
アイケンベリー大使は、昨年12月、カルザイ大統領が汚職対策を具体的に行うのを見極めて . . . 本文を読む
今年のワールドカップが始まるまでは、岡田ジャパンの評判はあまり良くなかったと思う。だが、6月25日早朝の対デンマーク戦で見事な勝利を収めると、岡田ジャパンへの評価が一変した。FW本田は、「茶髪の英雄」になり、FW岡崎もその技を絶賛された。
既に6月23日に決勝トーナメント入りを決めていた韓国チームに続いて、岡田ジャパンも決勝トーナメントに進出、最初の相手はパラグアイだ。サッカーファンにとって . . . 本文を読む
狂い続ける日本社会、その一つの姿が首都圏大学に通う男子学生の振る舞いによりクローズアップされた。インターネットの普及と動画技術の進歩をネガティブに利用して、他者への侮辱、誹謗を公然と行う。それも自己満足のために。
それは、公人に対する批判や悪口とは内容が全く異なるものだ。利害関係の無い個人に対し、しかも女性の尊厳を傷つけることは断じて許されない。これらの学生達は、4年生にもなって学生の本分を . . . 本文を読む
米国ルイジアナ州沖の原油流出事故は、発生以来2ヶ月を経過したが、原油噴出を止めることが出来ず、当事者のブリティシュ・ペトロリアム(BP)は勿論、米国政府も懸念された環境汚染の拡大に苦慮している。
米国民は、この問題に対するオバマ政権の取り組み評価で意見が分かれ、ギャラップ調査では48%の国民がオバマ大統領の行動を評価しないと否定的だ。一方、BPへの補償基金要求を具体化した同大統領を評価する意 . . . 本文を読む
6月18日の午後、浜名湖で起きたカッターボート転覆事故は、中学1年生の女の子が死亡する悲劇を生んだ。中学校では、野外生活教育の一つとして、カッター漕ぎ体験を導入しているようだが、問題点が幾つかある。
(1)このカッター漕ぎ体験の趣旨と実行計画
男女の中学1年生にカッター漕ぎ訓練を行って、個別にオールの扱い方を体験させ、左右舷が揃ってオールを漕ぎながら協調性を学ばせることが狙いと思うが、体力的 . . . 本文を読む
今日は夏至。日の出午前4時25分。日の入り午後7時0分。1年で一番日中時間の長い日だ。
朝方、開け放った窓越しに沢山の雀が囀(さえず)るのが聞こえて眼が覚めた。餌をくれと催促の合唱である。流れ込む涼風が爽やかで、実に心地よい。時計を見ると午前4時40分、周囲はもうかなり明るい。
パジャマ姿のままで庭に出て、剥き身の粟を餌皿にたっぷり準備してやる。ついでに芝生の上にも撒く。私の姿が消えるや . . . 本文を読む
2008年8月に東北大学大学院理学研究科の男性学生Xさん(当時29歳;岡山県出身)が、生物学関係のデータ収集先である滋賀県で自殺した。両親は、Xさんの研究指導をしていた同大学院准教授(52歳)の指導に問題ありと指摘。
東北大学では内部調査委員会を設置して、遺品の博士論文草稿や実験データを検討し、その結果Xさんの研究は2年間受理拒否をされたにも拘らず、博士論文の水準に達していたと判断。更に、准 . . . 本文を読む
これは、ジャコモ・プッチーニ(1858-1924)が作曲し、フィレンツェを舞台とした歌劇《ジャンニ・スキッキ》(1918年初演)の中で歌われる名曲。気難しい父親ジャンニに向かって、愛娘ラウレッタが恋人との結婚を許してくれるよう切々と訴える。
もう直ぐ迎える父の日(6/20)、もし私に可愛い娘がいたとして、その日に彼女からこの歌を聞かされたら、それは何よりの麗しいプレゼントになり、私は相好を崩 . . . 本文を読む
シナ・中共の不動産バブルは、今年になって益々膨らみ続け、<上海万博>前後に何か起きると予想されていた。宮崎正弘氏の6月17日メルマガ(2998号)では、最近の実態を詳しく伝えている。
不動産投機熱を急冷却した政策効果がマイナスにではじめた中国
株式にも先物、オプション取引が中国国内に存在しない弊害
http://www.melma.com/backnumber_45206_4883154/
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中共の原発について、以前から気になることがあった。それは、原発建設の手抜き工事と運転管理体制の不安である。中共では、現在11基の原発が稼働中であり(合計約900万kW)、更に26基もの原発が建設中である。これらは、米国(WH社)やフランスの技術導入で作られているが、工事の手抜きまで厳しい監視は行き届かないであろう。
原発の運転管理には、安全性確保が最も重要だ。二重、三重にフェイルセーフシステ . . . 本文を読む