常識を変えよう! Change commonsense

常識が変われば 世界はもっと広がる

知られざる親日国と日本の天才建築家

2018年09月17日 | 日記

世界にはたくさんの親日国があるのをご存知でしょうか。マレーシアと接する東南アジアの国 ブルネイ(ブルネイ・ダルサラーム国)もその一つです。

昭和17年に 陸軍司政官として、当時の統治国ブルネイの知事となった 木村強氏は「生産力向上のため もっと圧力を強めて 現地人を奴隷化した厳しい統治をしろ」と 本国から再三にわたる通達を受けていたにも関わらず「私は日本人。けして奴隷化などしない。むしろ子や孫の世代にまでつながる協力関係を構築すべき。」と譲らなかったそうです。

それどころか 奥地まで電気を通すなど、インフラ整備を充実させては 現地の方のために尽くされた。木村氏の任期はわずか一年だったにもかかわらず、くしくも当時の秘書が、後の国王となる人物だった事もあり・・その崇高な姿勢は現在まで語り継がれる事となります。

このように “戦争中における 日本人の高潔な姿勢へ由来する親日国” は、インド・台湾の他にも とくにASEAN諸国にはとても多いのですが・・こういった事は 学校では一切習いませんし、あまり報道もされないのが現状でしょう。

また、よく言われるような アニメなどの文化的・経済的要素だけでなく・・日本の建築家の素晴らしさにも 親日国の多さが由来してる! そんな事実もほとんど知られておりません。

マケドニアの首都 スコピエを、地震災害による壊滅から救った 建築家 丹下健三氏は、イタリア・米国・ネパール・アルジェリア・サウジアラビア・イラン・シリア・ヨルダン・シンガポール・・マレーシア・台湾・ベトナム・フィリピンなど 多くの国の都市開発を手掛けています。

そして その功績は、まさに彼の門下生で天才だった 黒川紀章氏へ受け継がれるわけですが【下記動画】 彼が全てを設計した “カザフスタンの首都アスタナ” の現在の様子をご覧いただければ その素晴らしさも きっと実感されるのではないでしょうか。

海外へ出てみると、相手国の方のほうが 日本人の功績をよくご存知で、日本人の事を日本人だけが知らない! なんてケースも多々あります。そんなことにならないよう、海外から見た日本! このような視点でもこの国の事をよく見ておきたいものです。