NHKの朝のニュースを見ていたら「ウルトラモバイルパソコンの売り上げが急拡大」という内容をやっていた。
いわく
「今年に入って台湾メーカーなどが5万円を切る製品を投入したことや、ネットにつなぐ通信機器と組み合わせた販売方法でこれまでよりも安く買えるようになったことなどから急速に人気が高まり、3月の販売台数は前の年に比べて4.8倍に増えました。」
とのこと。
日本はノートパソコンの市場が50%を超えている、ノートパソコン好みな市場ではありますが、(そういえば、最近売れ行きが伸びている Macでも、量販店での売り上げは、MacBookが多いらしい) B5のサブノート市場は年間100万台と言われていた。ということは、ウルトラモバイルパソコンこと、UMPCの市場はもっとかなり小さかったものと思われる。
ということで、実際のところ、4.8倍ってどれくらいになったのよ? という気もするのだが、その辺はおいおい統計資料もでてくるだろう。
携帯電話も、パソコンもどちらの市場も縮小する中、両方から少しずつのニーズが、こうしたUMPCとスマートフォンに移ってきている。それが今の日本のモバイル市場のありかたのようだ。もっとも一方で、UMPCが人気というよりは、5万円~10万円を割る価格で買えるPCと、3万円程度で購入できるスマートフォンが人気という、従来のノートパソコンの半値くらいで買えるところがユーザーにはウケているのかな、と思ったりするこの頃でもある。 |