話の扉

一級建築士 野積基子所長のブログ

東京オペラシティ

2011-06-25 19:59:10 | インポート

東京オペラシティで

辻井伸行さんの演奏を初めて聴きました。

すごいです!!

ご本人は盲目のピアニストの言葉は好まず

一人のプロとしての位置付けで

プログラム案内にも一切記載は無いです。

それにしても 素晴らしい演奏でした。

曲目はベートベンの

ピアノ協奏曲5番・皇帝です。

ソロの場合はすべて一人になるので

自分のリズムですが、

オーケストラバックで見事な出来栄えでした。

体全体で演奏することが

他の楽器演奏でいわゆる待ち状態だと

一般的には微動だもせず控えていますが、

辻井さんはいつも上半身を大きく揺らす形で待っています。

全身が耳で また 全身でピアノを弾いているのですね。

この皇帝の演奏は全体プログラムの真ん中での演奏で

ここにアンコールが入ったのは珍しいです。

辻井さんのソロ演奏

やはりベートベン 「テンペスト」

これがまた スゴ技でした。

拍手も今までになく大きな喝さいでした。

とても丁寧なお辞儀をたくさんされました。

まだ これからどんどん伸びて楽しみな演奏家です。

元気を貰った気がします・

ありがとう・・・・・・・・・・


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