話の扉

一級建築士 野積基子所長のブログ

現場

2019-11-18 16:22:35 | 建築
地鎮祭に出席しました。



4~5か月前の敷地調査時には畑の造成中でしたが
それ以来の今回の地鎮祭では
ほとんど建設中というより完成間際の建物が
10数棟・・・・びっしり ぎっちりです!!
全体の9割が某大手ハウスメーカー1社による
施工の場所です。

新興住宅地の典型的な場所と環境です。
瞬く間に新コミュニテーの完成です。

快晴のとても気持ち良い日でした。

これから 完成までお世話になります。
よろしくお願いします。

  

現場

2019-11-14 11:34:13 | 建築
基礎の現場検査に立ち会いました。



基礎と土台を緊結する
アンカーボルトの最終確認です。

この検査を経て
コンクリートを打設します。

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現場の横を通った(=^・^=)



最大望遠レンズです。
結構器量良しだね。

またね

  



急ぎ旅

2019-11-07 18:52:12 | 建築
奈良へ行ってきました。








目的は奈良県立美術館で
「吉川観方(よしかわ かんぽう)日本文化のまなざし」展

吉川観方(1894~1974)比較的近現代の日本画家です。
また、歴史的な衣装や絵画など30.000点に及ぶ
コレクションがあります。

時代考証にも造詣が深く
黒沢明監督の衣装担当もされたそうです。

関東での展示がなかなか無いようですので
奈良まで出かけました。

ここまで来たので
いつもの 欲張りモードになります。

大和文華館
設計が吉田五十八
1960年の完成
国宝級の絵巻など展示されています。
でもここは建築がメインです。





仕上げが特異です。
蔵のナマコ壁に見えますが、
実は特殊モザイクタイルとガラスです。
予算のかけ放題・・・・だね
重厚かつ繊細です。
藤森先生が
別名「大江戸歌舞伎美術館」と評しました。
なるほどね
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もうちょっと頑張って足をのばして





この松柏美術館の
上村松園・ 松篁(しょうこう)・淳之の親子三代の画家の
日本画が展示されいます。

淳之先生はご健在です。
今回 先生の講演会がありました。
  
祖母にあたる松園さんは超有名で
女性画家として最初の文化勲章を
受けました。
いつも松園さんの絵が好きで東京や高崎タワー美術館で
毎回楽しみで観ております。
今回、松篁さんの絵がとても印象的でした。
いつも松園さんの影のようなイメージでした。

下絵やデッサンをたくさん見せていただいせいも
ありますが、絵の中に空気感や温度 匂いを感じました。
地元 鹿の大きな絵や金魚・鳥たち・・・まるで当時が
蘇るような絵でした。
このことだけでも遠くまで来たかいがありました。

淳之先生の話しは話題満載で
絵が宮内庁ご用達になっていて
天皇皇后とのお話しできたことなど
絵とは別のちょっとあぶない話題!!も・・・・
とても面白い先生です。
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おまけでもう一つ
「中野美術館」
藤田嗣治の直筆のネコの親子の絵など
他、明治初期や青木繁の超一級品の絵も多数ありました。
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一か月 いや 一週間でもいいので
奈良 飛鳥 斑鳩でのんびりした旅がしたいです。
またね