■血統傾向■
歴代ダービー馬4頭を筆頭に海外からはG1馬3頭が参戦し、計9頭と出走馬の半分がG1馬という近年稀に見る豪華絢爛となったジャパンカップ。
血統傾向うんぬんより、リピーターの活躍、そして牝馬がよく馬券になるのが特徴だ。
■ジャパンカップとディープ産駒■
この距離、このコースならディープ産駒の庭のはずなのだが、過去5年では【0-2-1】と3頭が馬券になっているものの勝てずじまい。ディープ産駒のジャパンカップの通算成績は【3-4-2-20/29】で複勝率は31%と、まずまずの成績なのだが問題なのはその中身。9頭中6頭が牝馬で勝馬は全て牝馬。牡馬は未だ一度も勝ったことがない。
<馬券になったディープ産駒>
今年のディープ産駒は、1、2番人気を争うのは4頭のダービー馬で、もちろん牡馬ばかり。おそらくコントレイルとシャフリヤールが1、2番人気を争うはず。だが、過去の傾向からは2頭はもちろん4頭のダービー馬の頭はないということ。
■コース傾向■
当該コースは先週に久々に施行されたが、ディープ産駒がワン・ツーを決め、デュラメンテ産駒が3着。4回開催でもディープ産駒が2頭、ドゥラメンテ産駒が1頭馬券になっているように、やはり日本が誇るフラッグシップコースではダービー血統がよく走るということ。
■人気■
<人気別成績>
<人気別グラフ>
03年以降の過去18年で、1番人気で馬券圏外に飛んだのは11年デインドリーム(6着・単勝3.3倍)、14年ジャンティルドンナ(4着・3.6倍)、19年レイデオロ(11着・4.2倍)の3頭のみ。3頭に共通するのは、いずれも単勝オッズが3倍以上という点。今年はおそらくコントレイルとシャフリヤールが2倍台での蝉ぎ合いになるはずだ。よって、どちらが1番人気になるにせよ、押さえておいた方が無難。但し、頭は不要。
■出目■
ダービーと同じコースで行なわれるだけあってジャパンカップも内枠有利の傾向。特に近年は一桁馬番が馬券になりまくっている。
■枠番■
<枠番別グラフ>
■馬番■
<馬番別グラフ>