☆新・史上最強の法則-海外支局☆

☆THE UNRIVALED PRINCIPAL IN THE HISTORY☆

青葉賞の法則

2020-04-30 00:00:00 | ダービー馬を探せ!2020
■血統傾向■

父キングマンボ系が【2-1-1】で、キングカメハメハが1勝2着1回、ルーラーシップが1勝、ワークフォースが3着1回。
父SS系は【3-3-3】で、ディープインパクトが2勝3着2回(母父でも2着1回あり)、ゼンノロブロイが2着2回、ハーツクライが1勝3着1回。
グレイソブリン系が父で3着1回、母父で1勝3着1回。母父の2回はハイエストオナーで、15年1着レーヴミストラルと16年3着レーヴァテインの兄弟。
あとはサドラーズウェルズ系が【1-1-0】、ストームバード系が【1-1-0】、ヴァイスリージェント系が【1-0-1】。

■コース傾向■

東京芝2400mは、先週1鞍しか行われてないが、馬券になった馬の系統は偏っている。
まず1の父オルフェーヴル、2着の父ゴールドシップは、言わずと知れたステイゴールド一族。
キングマンボ系のキングカメハメハが1着の母父、キングマンボが3着の母父。
そして、ラインは異なるもののロベルト系が2着の母父BTと3着の父シンボリクリスエス。

■人気■


<人気別成績>


<人気別グラフ>

1番人気が馬券圏外に飛んだのは、過去17年で3回しかない。複勝率82.4%なら信頼できる。

<1番人気単勝オッズ別成績>

1番人気というだけでも余裕で勝負できるが、当日の単勝オッズが2倍台なら連対率75%、複勝率100%の鉄板級。
今年の1番人気はおそらく弥生賞3着のオーソリティか共同通信杯3着のフィリオアレグロのどちらか。オーソリティは皐月賞の優先出走権があるにもかかわらず、ここに照準を定めてきた。果たしてこれが吉と出るのか凶と出るのか。

■前走■

前走重賞組は不振だが、17年から3年連続で馬券になっている。
重賞以外では、大寒桜賞組とアザレア賞組。いずれも勝ち馬限定となるが、前者は13年~17年まで5年連続で馬券になっており、一昨年は連続記録は途切れたが昨年3着に入った。
後者は15年~17年まで3連勝を決めている。

★メイショウボサツ・・・エピファネイア×マイネルラヴ
★フライライクバード・・・スクリーンヒーロー×シンボリクリスエス

両馬ともロベルト系を持っており、一応、コース傾向には合致する。

天皇賞(春)の法則2

2020-04-29 00:00:00 | 長距離血統の法則
■前走■

阪神大賞典、大阪杯、日経賞、京都記念、AJCCとローテはたくさんあるものの、これといった王道ルートはなく、どの馬も本番前の一叩きを経由してからの参戦。
今年は1番人気が予想される昨年の覇者フィエールマンが有馬記念以来のぶっつけ本番。年明け初戦で天皇賞(春)を選んだ馬は戦後一頭もいないと聞く。いくら調教技術が進歩したとはいえ、長距離戦の天皇賞(春)仕様に仕上げることができるのか一抹の不安は残る。

■人気■


<人気別成績>


<人気別グラフ>

2番人気が1番人気を全ての率で若干上回る。

【1番人気単勝オッズ別成績】

そのまんま1番人気を軸に据えるには、いささか信頼感に欠けるが、単勝3倍未満に限定すると連対率57.1%、複勝率67%なので、勝負にいける。ただし、複勝率は2番人気のそれと大して変わらない。

■穴を狙うなら・・・■
どうしても穴を狙いたいなら、重賞実績に注目。
88年以降の過去32年で、馬券になった二桁人気は14頭いるが、その丁度半分の7頭は重賞未勝利で、7頭中6頭が重賞での最高着順が2着という共通点があった。また、二桁人気でなくても4頭が馬券になっていた。

<重賞未勝利で馬券になった馬>*馬名の後は重賞最高着順となったレース
89年3着(16番人気)ミスターシクレノン(89年京都金杯2着、同京都記念2着)
91年2着(07番人気)ミスターアダムス(90年ステイヤーズS2着)
98年2着(10番人気)ステイゴールド(98年ダイヤモンドS2着)
00年2着(03番人気)ラスカルスズカ(00年阪神大賞典2着)
05年3着(04番人気)アイポッパー(05年阪神大賞典2着)
06年3着(08番人気)ストラタジェム(06年日経賞2着)
07年2着(11番人気)エリモエクスパイア(07年ダイヤモンドS2着)
09年1着(12番人気)マイネルキッツ(09年日経賞2着)
10年3着(16番人気)メイショウドンタク(09年京都新聞杯4着)
12年1着(14番人気)ビートブラック(11年京都大賞典2着)
14年3着(12番人気)ホッコーブレーヴ(14年日経賞2着)

ご覧のように重賞未勝利かつ重賞最高着順が2着の馬が11頭馬が券になっていて、重賞で連対実績のない馬で馬券になったのは10年3着のメイショウドンタク1頭のみ。

<登録馬中の重賞最高着順が2着の馬>
エタリオウ・・・19年日経賞、18年菊花賞、神戸新聞杯、青葉賞
タイセイトレイル・・・19年アルゼンチン共和国杯
トーセンカンビーナ・・・20年阪神大賞典

今年は上記3頭が該当。
なかでも注目は「史上最強の1勝馬」と有難くない異名をとるエタリオウ。父ステイゴールドの血を継いだのか、重賞での成績は【0-4-0-7】の二代目シルバーコレクター。昨年は2番人気に推されたものの4着敗退。12回目の重賞挑戦となる今回、重賞初勝利がG1初勝利のおめでたい結果になるのかどうか、こうご期待!

天皇賞(春)の法則

2020-04-27 00:51:40 | 長距離血統の法則
■血統傾向■

13年以降の過去7年。馬券になった21頭中、13年3着の外国産馬レッドカドー以外の20頭は全て父SS系。もちろんリピーターを含んでいるのだが、ここまで父SS系だらけの血統傾向は見たことがない。ちなみに父SS系の連勝記録は12年のヒルノダムールから継続しており、目下9連勝中。
今年のリピーター候補は昨年の覇者フィエールマンのみ。天皇賞(春)としては今年で81回目(春秋合計では181回目)を迎えるのだが、春の天皇賞を連覇したのは以下の4頭しかいない。

<天皇賞(春)を連覇した馬>
91年・92年メジロマックイーン
00年・01年テイエムオペラオー
13年・14年フェノーメノ
16年・17年キタサンブラック
なお、ライスシャワーは2度制しているが、93年と94年なので連覇ではない。

血統傾向に話を戻すと、父SS系は【7-7-6】で、ステイゴールド、ブラックタイド、ディープインパクト、ハーツクライの4頭で【7-7-4】を占め、残る2頭はマーベラスサンデーとディープスカイ。

ステイゴールド【4-0-1】は、フェノーメノ(13年、14年連覇)、ゴールドシップ(15年1着)、レインボーライン(18年1着)、パフォーマプロミス(19年3着)の4頭が馬券になっている。
今年はエタリオウとスティッフィリオの2頭が出走予定だが、その後継種牡馬のオルフェーヴルはオセアグレイトとメロディーレーンの2頭を、ドリームジャーニーはミライヘノツバサと、一族を挙げて5勝目を狙う。

2勝をあげているブラックタイドはキタサンブラックによるもので、今年は該当馬はいない。

全兄ブラックタイドとは対照的に、なかなか勝てなかったディープインパクト【1-2-1】だったが、昨年ようやくフィエールマンのお陰で念願の初勝利を飾った。
今年はシルヴァンシャー、トーセンカンビーナ、メイショウテンゲン、そして真打・フィエールマンの4頭を用意。また、ディープもステイ同様、その後継種牡馬であるディープブリランテがモズベッロを、トーセンホマレボシがミッキースワローを待機させ、巻き返しを狙う。

馬券にはなるものの、ディープ以上に憂鬱なのがハーツクライ【0-5-2】。
ウインバリアシオン(14年2着)、フェイムゲーム(15年2着)、カレンミロティック(15年3着、16年2着)、シュヴァルグラン(16年3着、17年&18年2着)と4頭の産駒で7回とディープ以上に馬券になっているのだが、あと一歩が届かない。
今年は乾坤一擲、タイセイトレイル1頭に初勝利を託す。

父SS系以外の出走予定馬は、キングマンボ系が3頭(ルーラーシップ2頭、キングカメハメハ1頭)とローエングリンが1頭。
3頭を送り込んだキングマンボ系だが、天皇賞(春)とは何故だか相性が好くない。
88年以降で馬券になったのは、05年1着スズカマンボ(母父キングマンボ)、07年3着トウカイトリック(父エルコンドルパサー)、11年2着エイシンフラッシュ(父キングズベスト)の3頭しかいない。
残るローエングリンはサドラーズウェルズ系。欧州型血統で、いかにも長距離戦は合うはずなのだが、こと天皇賞(春)に限るとサッパリな成績。
88年以降で馬券になったのは、00年&01年連覇のテイエムオペラオー、06年3着のストラタジェム、07年1着のメイショウサムソンの3頭しかいない。

最後に、前走の阪神大賞典を制し右回り不安説を拭い去り、人気の一角になりそうなユーキャンスマイルについて。
騎乗予定の岩田(父)が落馬負傷により、本番で乗れるかどうか微妙となり、新たな不安要素が出てきた。だが、元々不安要素は他にもある。それは、母父のダンスインザダークだ。
ダンスインザダークと言えば、自身も菊を制し(96年)、3頭の菊花賞馬(03年ザッツザプレンティ、04年デルタブルーズ、09年スリーロールス)と2頭の2着馬(02年ファストタテヤマ、09年フォゲッタブル)を輩出し、ユーキャンスマイルも18年の菊花賞で3着になったように、菊花賞ご用達血統として有名。しかし、菊と同じ京都で200mしか違わない天皇賞(春)では、03年3着になったダイタクバートラムしか馬券になっていないことを付け加えておく。

マイラーズCの法則【結果】

2020-04-26 18:19:34 | 京都の法則
■血統傾向更新■

フローラSの1番人気は飛んだが、京都の1番人気は大丈夫。単勝1.6倍の圧倒的人気に応えて、余裕の1着。流石の福永もこの頭数では詰まりようがなかったか。
2着は7番人気のベステンダンク。父はタイキシャトルで、昨年2着のグァンチャーレの母父ディアブロと同じデヴィルスバッグ系。
ヒアーノロマーノが出走取消にならなければ、もっと配当が跳ねたと思うが、馬連2800円なら上等だ。

=おしまい=

フローラSの法則【結果】

2020-04-26 17:49:55 | 牝馬の法則
■血統傾向更新■

ダントツの1番人気のスカイグルーヴは4着敗退。馬体重マイナス14kぎについてエイトのヒロシは「全く問題ない。キッチリと仕上げてきた」と言っていたが、少々仕上げ過ぎていたのではなかろうか。
1着は4番人気のノリの息子の武史。10レースでも13番人気のカタナを1着に持ってきて200万馬券を演出していた。これが嬉しい初重賞制覇。

=おしまい=