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東京優駿の法則【結果】

2016-06-03 20:00:00 | ダービー馬を探せ!2016
【結果】
◎ディーマジェスティ…3着(1番人気)複勝140円
○マカヒキ…1着(3番人気)単勝400円 複勝130円


■血統傾向更新■

ディープ産駒が1着~3着を独占。
結局、皐月賞で掲示板に乗った馬がダービーでも掲示板を独占した。

ダービー         皐月賞
1着マカヒキ(3番人気)←2着(3番人気)
2着サトダイ(2番人気)←3着(1番人気)
3着ディーマ(1番人気)←1着(8番人気)
4着エアスピ(7番人気)←4着(4番人気)
5着リオンデ(4番人気)←5着(2番人気)

皐月賞・ダービーの「5強」はもちろんだが、見逃してはならいのは6着スマートオーディンと7着マウントロブソン。
前者は、前走皐月賞組が掲示板を独占する中で、唯一の別路線組。ここまで重賞3勝をあげていることを忘れてはならない。また、後者は、皐月賞6着、ダービーでは大きく出遅れるも最後は怒涛の追い込みで7着。上位5頭とは差があることは否めないが、この2頭は今後も注意しておいた方がよさそうだ。


第83代ダービー馬に輝いたのは、3番人気のマカヒキ。
これで金子オーナーは、ダービー3勝目。何たる強運の持ち主なんだろう。また、1着~3着がディープ産駒で、4着~5着がキンカメ産駒と、掲示板の5頭の父はいずれも金子氏所有のダービー馬。今年は社台軍団の運動会ではなく、金子オーナーの運動会であった。

やはり府中には魔物が棲んでいた―
過去10年で1勝のみの2番人気にレース直前で押し上げられたのがいけなかったのか、はたまた未勝利の4枠に入ったのがまずかったのか、向う正面で落鉄していたサトノダイヤモンド。里見オーナーの悲願は叶わずハナ差の2着。

3着には皐月賞馬のディーマジェスティ。
鞍上の蛯名は24度目の正直にならず…

■コース傾向更新■

ダービーの前の8Rでは、ハーツ産駒が、ダービーではディープ産駒が1着~3着を独占。

というわけで、今年のダービー馬を探す旅も、これにて終了。
早速、今週からは新馬戦が始まる。
終わったことは、とっとと忘れて来年のダービー馬を探す旅に出かけよう。

=ダービー馬を探せ!2016~完=

東京優駿の法則7

2016-05-29 12:00:00 | ダービー馬を探せ!2016
■第83回東京優駿~出走馬の血統構成■

父SS系が18頭中14頭。うち2頭以上をダービーに送り込んでいるのはディープ産駒(6頭)とマツリダゴッホ産駒(2頭)。残りはステイゴールド、ダノンシャンティ、ヴィクトワールピサ、ゼンノロブロイ、マンハッタンカフェ、トーセンファントムが各1頭。
父が非SS系の4頭は、キンカメ産駒2頭、ハービンジャー産駒の2頭。

■コース傾向更新■

昨日の4Rを更新。
オークスに引き続きディープ産駒が1着、キングマンボ系が2着。これはキンカメ産駒2頭は押さえておけというコース傾向からのお告げか。
注目は1着の母父モンズーンだ。同馬はマイナー系のブランドフォード系なのだが、この系統はオークスで3着のビッシュの母父アカテナンゴと同じドイツ血統だ。出走馬中唯一の該当馬である母父アカテナンゴのイモータルもまた押さえておかねばなるまい。

■結論■
◎はディーマジェスティとする。
皐月賞をテープが擦り切れるまで見たところ味のある競馬をしている馬がいた。
ディーマジェスティだ。
下馬評でここまで評価が落ちるのは評論家、トラックマンの責任もある。やれ展開に恵まれたとか、嵌っただけとか、中間疲れが出たとか、実しやかに囁かれていた。が、枠順が決まった後は手のひら返しのディーマジェ推し。
皐月賞は決してフロックではない。4強をなで切った末脚は、地力のある証拠。
ダービーの的中は過去のレースの本質を見抜いた者のみが与えられる神からのギフト。また1枠1番も、24度目のダービー挑戦となる蛯名に対する神様からのご褒美。


対抗はマカヒキで鉄板。
皐月賞でゴール板を過ぎてもまだ伸びていた。直線が長くなる府中では逆転まである。姉のウリウリを持ち出して、距離が持たないという見方もあるが、短距離血統では皐月賞でのあの追い込みは不可能。

ダービーくらい一点でしとめたいものである。
たまには女房に帯の札束を渡すのも悪くはあるまい。

◎01ディーマジェスティ…ディープインパクト×BT
○03マカヒキ…ディープインパクト×フレンチデピュティ


みなさん、よいダービーを!!

東京優駿の法則6

2016-05-27 20:00:00 | ダービー馬を探せ!2016
ダービーに出走できるだけでも、それはたいそう名誉なことだが、そこからダービー馬になるためには、数々の難関を突破しなければならない。
03年以降の過去13年で馬券になった39頭の傾向をもとに、18頭の馬を篩いに掛けていく。

1.馬券対象候補
39頭すべてに重賞連対実績あり。
これは、重賞を勝つか2着になることで賞金を積み上げなければダービーには出走できないので、当たり前といえば当たり前。トライアルで権利を取ったとしても、重賞連対実績がなければダービー馬どころか馬券対象にもならないということ。よって、プリンパルSで権利を勝ち取ったアジュールローズは、ここで脱落。
また、39頭中31頭【12-10-9】が、前走4着以内というデータもあり、前走5着以下だった馬を消すこともできるが、ここでは一応残しておく。

2.連対候補
39頭中35頭【13-13-9】に重賞勝利実績がある。
重賞連対実績があっても、未勝利の馬、つまり重賞での最高着順が2着だった馬は3着が精一杯ということ。

<重賞最高着順が2着の馬のダービーでの成績>
05年3着シックスセンス(京成杯・皐月賞)
08年3着ブラックシェル(弥生賞・NHK)
11年3着ベルシャザール(スプリングS)*阪神開催
13年3着アポロソニック(青葉賞)

ここで、マイネルハニー(スプリングS2着)、アグネスフォルテ(京都新聞杯2着)、レッドエルディスト(青葉賞2着)、イモータル(共同通信杯2着)、ブレイブスマッシュ(ファルコンS2着)、プロディガルサン(東京スポーツ杯2歳S2着)の6頭が脱落し、連対候補は11頭に絞られる。

3.ダービー馬候補
過去13年で連対した26頭中18頭【12-6】が、重賞連対実績が2回以上ある。
ダービー馬の中で重賞連対実績が1回だったのは、10年のエイシンフラッシュ1頭のみだが、同馬は前走の皐月賞で3着だった。よって、重賞連対回数がきさらぎ賞1着だけのサトノダイヤモンドは、皐月賞3着だったのでセーフとする。

ここで、レインボーライン(アーリントンC1着)、マウントロブソン(スプリングS1着)、ヴァンキッシュラン(青葉賞1着)の3頭が脱落。「青葉賞馬はダービーを勝てない」というジンクス破りの期待が懸かるヴァンキッシュランだが、このデータからも2着が精一杯ということになり、今年もまたジンクスは破られそうにない。

ここまで残ったのは8頭だが、ここから更なる難関が待ち構える。

4.ダービー馬候補(2)
13頭のダービー馬のうち、前走上がり3F3位以内だった馬が11頭【8-1-2-2】。
該当しないのは、09年ロジユニヴァースと12年ディープブリランテの2頭のみ。
また、13頭のダービー馬のうち、ダービーまでの上がり3F3位以内率が80%以上だった馬も11頭【8-1-2-2】。
該当しないのは、06年メイショウサムソン(70%)と12年ディープブリランテ(60%)の2頭のみ。
ダービーでは、最後の最後は極上の切れ味がモノを言うということだ。

ここで脱落するのは、前走皐月賞で上がり3F4位以下のエアスピネルとリオンディーズ、そしてプロフェットの3頭。エアスピネルとリオンディーズに関しては、ハイペースの皐月賞で先行したことで上がり上がり3F順位が4位以下となってしまったが、それでも上がり3F3位以内率はエアが80%、リオンが75%。レース内容を評価し、残しておいてもよいとは思うが、ここは冷徹にバッサリと切ってみる。

以上、「優駿の条件」をクリアしたのは次の5頭。
*()内の数字は前走上がり3F順位/上がり3F3位以内率。

★ディーマジェスティ…共同通信杯1着・皐月賞1着(2位/100%)
★マカヒキ…弥生賞1着・皐月賞2着(1位/100%)
★ロードクエスト…新潟2歳S1着・ホープフルS2着・NHK2着(1位/83%)
★サトノダイヤモンド…きさらぎ賞1着・皐月賞3着(3位/100%)
★スマートオーディン…東スポ杯2歳S1着・毎日杯1着・京都新聞杯1着(1位/83%)


ダービー馬はこの5頭の中から誕生するはずだ!?

なお、ここから更に絞るなら前走着順別成績が有効か。
過去13年のダービー馬の前走着順は、1着が8頭、2着が1頭、3着2頭、4着1頭、14着1頭である。
このデータを使えば、前走皐月賞2着、3着のマカヒキとサトノダイヤモンド、そしてNHK2着のロードクエストを嫌うこともできる。
今年のダービーは、絞りに絞ればディーマジェスティとスマートオーディンのどちらかだ!?


東京優駿の法則5

2016-05-27 00:00:00 | ダービー馬を探せ!2016
■騎手■*90年以降の過去26年(以下同)

武豊:5-3-2
ノリ:2-2-0
四位:2-0-2
デム:2-0-0
岩田:1-1-1
蛯名:0-2-0

ダービー最多勝を誇る武豊。この5月は、キタサンブラックで天皇賞(春)を、コパノリッキーでかしわ記念を、そしてエイシンヒカリでイスパーン賞と、JRA、地方、海外のG1を3勝している。やっぱり凄いね武豊。

■厩舎■

松田国:2-0-2
池江寿:1-1-1
角居*:1-0-1
堀**:1-1-1
藤沢和:0-2-1

■馬主■

サンデーR:3-3-0
社台F**:1-4-3
金子真人*:2-0-1
谷水雄三*:2-0-0
山路秀則*:1-1-1
臼田浩義*:1-1-1
前田家**:2-0-1
近藤利一*:1-1-1
里見治**:0-1-1

「ダービー馬の馬主になるのは、一国の宰相になるよりも難しい」と時の英国首相チャーチルは言ったそうだが(実際には言っていないらしいが)、オーナーブリーダーではなく純粋な個人馬主として2勝をあげている金子オーナー。何たる強運の持ち主なのか。
なお、サンデーRの小額バージョンのキャロットは、13年2着のエピファネイアしか馬券になっていない。キャロットの馬がダービーを制すると高額会員のみなさまに配慮しているということなのか?
今年はキャロットFが3頭出し、島川オーナーが2頭出し、金子オーナーはなんと4頭出し!!

■生産者■

ノーザンF:6-6-4
社台F**:5-7-4
白老F**:1-2-1
追分F**:0-1-1
ノースヒル:2-0-0

社台軍団だけで【12-16-10】。なお、今年はノーザンF生産馬は10頭の模様。そのうち金子オーナーが4頭。
どれが勝ってもポケットは同じ。社台の運動会と揶揄されるわけだ。


東京優駿の法則4

2016-05-26 01:01:01 | ダービー馬を探せ!2016
■出目/枠番/馬番■
<出目>*フルゲートが18頭立てになった92年以降の過去24年

かつては7枠が活躍していたが、ここ最近は1枠天国。

<枠番>

1枠~4枠:13-13-10-154/190 7% 14% 19%
5枠~8枠:11-11-14-202/238 5%  9% 15%
着度数は内、外ともに36回。率では内枠が有利の傾向になっているが、これは過去10年で6勝2着2回の1枠のおかげ。

<馬番>


01番~10番:13-15-10-176/214 6% 13% 18%
11番~18番:11-09-14-180/214 5%  9% 16%
馬番でも内枠有利の傾向は変わらないが、良績は1番~5番に集中しており、6番~9番からは勝ち馬は出ておらず、11番と16番もまた然り。

今週からBコースからCコースに変更となる。このCコース変更がダービー週に行なわれるようになってから、ダービーが「1枠天国」になるようになったという説もある。
運命の枠順発表は本日午後2時!!

■ディーマジェスティは2冠達成できるのか?~その3■
<皐月賞馬のダービーでの成績>(86年以降の過去30年)

9-3-3-12/27 33% 44% 56%
*()内は人気
86年ダイナコスモス(2)5着
87年サクラスターオー*不出走
88年ヤエノムテキ(2)4着
89年ドクタースパート(4)14着
90年ハクタイセイ(2)5着
91年トウカイテイオー(1)1着 二冠達成!
92年ミホノブルボン(1)1着 二冠達成!

93年ナリタタイシン(3)3着
94年ナリタブライアン(1)1着 三冠馬!!
95年ジェニュイン(2)2着
96年イシノサンデー(3)6着
97年サニーブライアン(6)1着 二冠達成!
98年セイウンスカイ(3)4着
99年テイエムオペラオー(3)3着
00年エアシャカール(1)2着
01年アグネスタキオン*不出走
02年ノーリーズン(2)8着
03年ネオユニヴァース(1)1着 二冠達成!
04年ダイワメジャー(4)6着
05年ディープインパクト(1)1着 三冠馬!!
06年メイショウサムソン(1)1着 二冠達成!
07年ヴィクトリー(2)9着
08年キャプテントゥーレ*不出走
09年アンライバルド(1)12着
10年ヴィクトワールピサ(1)3着
11年オルフェーヴル(1)1着 三冠馬!!
12年ゴールドシップ(2)5着
13年ロゴタイプ(2)5着
14年イスラボニータ(1)2着
15年ドゥラメンテ(1)1着 二冠達成!
16年ディーマジェスティ(?) ?着 

<皐月賞馬の人気別成績>
1番人気:8-2-1-01/12 67% 83% 92%
2番以下:1-1-2-11/15  7% 13% 27%
皐月賞馬が1番人気に推されれば鉄板級の堅さだが、2番人気以下になるとその信頼度はガタ落ち。netkkeiba.comの予想オッズでは、マカヒキ(2.8倍)、サトノダイヤモンド(3.8倍)に次ぐ3番人気の皐月賞馬ディーマジェスティ(4.0倍)。あくまでも予想オッズなので当日にならないと分らないが、ダイヤとは僅差なので当日2番人気もありそうだが、マカヒキを抜くまでの人気急騰にはならなさそう。皐月賞馬が3番人気とは舐められたもんだ。皐月賞勝利は「たまたま展開が嵌っただけ」という向きが多い証拠だ。

なお、皐月賞馬が2番人気以下だった時は、1番人気と3番人気の成績が良いらしい。
1番人気:6-3-1-5/15 40% 60% 67%
3番人気:6-3-3-3/15 40% 60% 80%

信じるか信じないかは貴方次第…