カーフリー

関連するような関連しないような

TX茨城県内駅の乗降

2006-02-27 | デザイン
駅名 実乗車人員 H17(8-12)実乗車人員*2/利用者数予測例(試算)
守谷 9400 0.88
みらい平 770 0.28
みどりの 820 0.22
万博記念公園 570 0.59
研究学園 1000 0.42
つくば 10000 1.03

 乗車人員と快速停車が「鶏と卵」の関係にあるとはいえ、区間快速
停車駅の利用客数が予想以上に少ないことは明らかです。
 つくばへの観光利用が予想以上に多かったことを考えあわせても、
茨城県内の快速停車駅を増加させることに(現時点で)妥当性が認めら
れるとは思えません。
 一方で、来訪者が、みどりの駅や研究学園駅から、研究機関や筑波
山に容易に行けるように、時間4本以上程度の頻度のバス路線を整備
するのであれば、快速停車駅の増加と組み合わせた利用者の大幅増加
策を取ることは「あり」かもしれません。

 自治体が内向きの発想に終始していては、首都圏新都市鉄道とは
話が通じないのではないかと心配しています。

TX開業半年 1日平均15万人超 乗車人数堅調に推移(茨城新聞)

2006-02-25 | いろいろ
TX開業半年 1日平均15万人超 乗車人数堅調に推移(茨城新聞)2006.02.24
「首都圏新都市鉄道(東京)によると、一月の一日平均乗車人数は十五万六千八百人と初年度の需要予測同十三万五千人を上回り、堅調に推移。」
この「乗車人数」は、定期券は毎日乗車とし、回数券は購入時にカウントした数字です。
鉄道統計年報の「輸送人員」と同じだと首都圏新都市鉄道は言うのですが、読者には理解されているのでしょうか。

輸送人員:各駅の乗車券発売枚数を合計したもの。定期旅客の場合は、当月の有効枚数に60を乗じたものを1月分とし、一年分合計したもの

毎日新聞千葉版2/25「開業後1カ月間の速報値は約12万3000人だったが、統計方法を変更した昨年10月以降は12月を除き、15万人台が維持されている。」
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/chiba/news/20060225ddlk12040557000c.html

乗降客の実数では、初年度の一日平均乗車人員は12万人程度のようです。

需要予測では、どちらの数え方を想定していたのか、いろいろ調べているのですが、良く分かりません。高速バスの減収は予想以上とのことですが、JR常磐線の減収は予想していたほどではないということですから、TXは「さほど堅調ではない」というのが実態ではないのかと勘ぐりたくなります。
でも、「達成した」「達成していない」という数字の上での評価自体はあまり問題ではないと思います。
必要に応じた対策を適切に講じて、少子高齢化の予想以上の進展に負けない体力のある「まち」を作っていくことがおそらく何よりも重要です。この「堅調」の評価が、対策の遅れなどのマイナスを及ぼすようなことにつながるのであれば、「ちょっとした偽装」のつもりでも、後に大問題になりかねません。

H17パブリックコメント つくば市庁舎建設基本計画(素案)について

2006-02-15 | 計画
http://www.city.tsukuba.ibaraki.jp/dl/summary.php?a=id_v&did=771&sid=90
H17パブリックコメント つくば市庁舎建設基本計画(素案)について

高齢者、車椅子、子供連れで、車を運転しない人にとっては、訪問が不便な場所に市役所の建物が計画されています。コミュニティバスで、市庁舎と駅、大規模SCとの間だけを三角形に結んでも良いくらいの、公共交通利用ニーズが生まれそうです。建物前面に配置するものとして「車寄せとタクシー乗り場等」としか書いてありませんので、コミュニティバスの運行はまだ考慮されていないのでしょうね。
そもそも、どうして、何かの用事のついでにいけるような場所でなくて、わざわざ出向いて行かない限り到達できない場所に市役所を置こうとするのかが理解できません。お上は偉いから、市民の側から足を伸ばして来いという態度が表れたものでしょうか?駅の窓口(つくば駅に作っている案内所とか)で主要な用事を全て終わらせることができるようにしてくれるのならば、全体としては納得できます。

つくば駅前公園通り線歩道拡幅整備

2006-02-03 | デザイン
歩道の拡幅整備に、異様に時間がかかっているように思います。まさか、21年度までずるずるとやるわけではないと思いますが、中央公園内部の改造より先行して工事を進めて、歩行者の通路を確保するべきだと思います。
せめて、工事担当者が、臨時の歩行スペースを確保すればよいのに、何の案内もなく、50cmほどの幅を残して柵を置いているだけです。元々、両側に1m(75cm?)幅の歩道があるだけの通学路でしたが、さらに幅が狭くなっています。ここ数日は、まったくスペースが無くなりました。多くの歩行者は、車道を歩いています。一部の歩行者は、工事現場の中を歩いています。駅への送迎車両がしょっちゅう停車して車線を狭くしているのとあいまって、大変危険です。交番のすぐ脇なのですが、巡査さん達は、生活担当なので、交通安全とかには興味がないのかもしれません。
反対側の歩道は、駅前立体駐車場の入り口のためにセットバック+クランクしていて、これまた狭いし危ないし、そこの駅出口にはエレベータやエスカレータが無いし、迂回させられることになるので、めんどうくさい状況です。
ちなみに、この事業は、駅前駐車場建設に吾妻小PTAらが反対して駐車場内の安全策の徹底と視察を要求したときに、担当職員が「あんまりうるさく言うと、歩道拡幅事業をやめるよ」と取引のような発言をしたという噂がある事業です。もう、数年前の話ですけど。