CAOS=ひゅうまんすけぇる

アナログで、マイペースで、ゆっくりと・ゆっくりと・・・
それでいいじゃないですか、それがヒューマンスケール!

CAOS

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言わにゃよかった ・ ・ ・

2013-08-29 | 日記・エッセイ・コラム

 クライアントさんが、工事中の仮住まいにしている別棟の庭で

葉っぱをむしってるから何かと尋ねたら、

「 今夜のおかず 」 と。

P1050955

モロヘイヤだそうです。

どこででも育つと教えてもらって、家でその話をしたら

「 家にもあったで! 」 と、

そんなことも知らないのかと言わんばかりに

冷たくあしらわれてしまいました。

 

 食べないと叱られるから少しは食べるけど、

好きちがうネンもん ・ ・ ・ 。

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野にあるように

2013-08-25 | 日記・エッセイ・コラム

 如何な天才とは言え、

初めてしたことの出来が 『 完璧 』 と言う訳には

なかなかいかないわけで ・ ・ ・ 。

 

 花を生けるなどという経験は初めてのことです。

生けられればいいな というような機会はあったし、

茶花を中心にその手の本は何冊も持っているので、

理論は完成していたはずなのだけれど ・ ・ ・ 。

 

 『 茅の会 』 、今月の課題は

工房の敷地内で、自由に植物を採って来て生けましょう。

( みたいな感じ ) でした。

P1050952

理論は完成している。

     頭の中に構想もできた。

それでも、上手くいかないのは浮世のさだめ

と言うか ・ ・ ・ 。

頑張った!

   うん、ボク頑張った!

 

 にしても、

本日ご指導の志磨美智子さん。

同じ時間正規でレッスン受けたら

如何程お支払するのかしらン?

( などということをこんなところに書いたと

 ご本人に知れたらまた叱られる ・ ・ ・ 。 )

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床材のカタログにモノ申す

2013-08-21 | 日記・エッセイ・コラム

0011

この床材は、杉のムク材で厚さ3cmあります。

もう随分何軒も使ってきましたが、

乾燥の技術が高い 『 山 』 と付き合っているので、

反り、縮み、割れなどの問題は今までに1度も出ていません。

我が家も含めて、

特別な手入れもしていませんが、普通に使えています。

 高温多湿な時期でも足裏がベタつきにくくて、

寒い季節でも、足元から冷え込む感じが少なくて、

非常にスグレモノの床材だと実感しています。

 土足で人が出入りする店舗でも実績がありますが、

特に注意する問題もおきていません。

 

 今日、大工をしている友達が教えてくれました。

「 ( 某大手建材メーカー ) が、杉 ( 模様 ) の床材出してるで! 」

カタログも持っているということで見ましたが、

今時の

合板の上に木目を印刷したシートを貼り付けた床材です。

驚いたことに値段がたっかい ・ たっかい!

恐らく大工さんの仕入れ値で、

上の写真で紹介したムク材に塗装費をた足した値段の

さらに2割3割増しくらいになるような定価設定です。

 普通の人は、みんなムク材は高くつくと思っているけど、

実態はこんな感じなんですよね。

シートに印刷した吸湿も断熱性能もないベニヤ板の方が高い!

 

 さらにカタログのうたい文句が

『 お手入れが楽 』 って、

ムク材を使ったらどんな煩わしいお手入れが必要だと言うのか?

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高野山 金剛峰寺で

2013-08-18 | 日記・エッセイ・コラム

 有田川に沿って上って行けば、

たどり着くのが高野山。

下界よりも6℃も低かったから、

有田川の高低差って凄いですよね。

P1050943

途中の植林した杉 ・ 桧の手入れされていない山を見ると

色々と考えてしまいます。

 

 山の木は、それぞれ太さが違います。

1本の木の中でも、根元と先の方では太さが違います。

そんなばらばらの太さの木が、

建材になったときにはみんな規格に従って一定の幅、

一定の太さに加工されているのは、

とっても不自然なことかもしれません。

 

 金剛峰寺の廊下

P1050931

この床板ですが、

P1050932
1枚1枚みんな幅が違います。

山で採れた木を無駄にせずに

使い切るとこうなったんじゃないこと思います。

毎日沢山の人が訪れるけれど、

多分、

この床板の幅が違うことには殆どの人が気づいていません。

そんなことが問題にならないのが

ホンモノのパワーじゃないかと思うのです。

( 新建材で同じことしたら誰も許してくれない! )

 

 今の時代に同じことをしたら、

その手間の方が

かえってタイヘンで現実的ではないと思いますが、

効率だけが優先する

世の中の仕組みもどうなのかという思いもあります。

 ホンモノを本物として

シッカリ使い切ることが出来たら素晴らしいのだけれど。

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変われない日本人のスタイル

2013-08-10 | 日記・エッセイ・コラム

 気合い入れてソファーを買っても、

結局はそのソファーを背もたれにして床に座っている。

良~く見る光景ですけども。

日本人が落ち着く目の高さって決まってるいるんでしょうね。

・ ・ ・ きっと!

玄関で靴を脱いで床に上がる生活をしている限り

恐らく離れることのできない床との関係。

 

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『 東京物語 』 っていう

60年も前の映画は良く出来ていて、

それ以前も、そのときも、

現代も日本人の目線が変わっていないことを教えてくれて、

さらにその頃から、

日本の家族の関係が上手くなくなって来ていたことも

感じさせられます。

 だから、この古い映画がとっても面白いと私は思うんです。

 

 というようなこととは、関係ないのですが、

大阪にいる伯母のところへ行くという父母を駅までおくりました。

クルマから下りて、

母の余計なひと言にグズグズ文句を言いながら、

手土産を持って箕島の古びた駅舎に向かって、

ヨタヨタ歩く父の後ろ姿は、

笠智衆ほどシブくはないけれど、

『 東京物語 』 をリアルに見ている気がしました。

 これも、日本の原風景の1つなのかしらン ・ ・ ・

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