CAOS=ひゅうまんすけぇる

アナログで、マイペースで、ゆっくりと・ゆっくりと・・・
それでいいじゃないですか、それがヒューマンスケール!

CAOS

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有田にも太古からの歴史

2013-01-31 | 日記・エッセイ・コラム

 「 西暦何年にどんなことがありました。 」

って、歴史の時間に教えるので、

何となく教科書に出てくる出来事だけが

この国で起きていたこと。みたいな感じがあるんですね。

 

 本当は、そんな表舞台から離れたところにも

人々の営みはあったわけで ・ ・ ・ 。

 天皇家だけではなくて、

きっと私にだって、

男系だけをずっとたどったとしても必ずその時代ごとに

誰か何かしていた人がいたわけで!

 

 我が家の近所から出土した銅鐸が

去年 紀伊風土記の丘 で展示されていたそうで、

その図録を 「 見せてあげる 」 って、

銅鐸の持ち主さんが持って来てくれました。

P1050382

P1050377_4

P1050387

自分たちの地域にも古代の生活があったって、

改めて見たら感激じゃないですか。

コメント (2)
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ンなことぁないか ・ ・ ・

2013-01-29 | 日記・エッセイ・コラム

 小学生の頃、

宿題で出される読書感想文が納得できませんでした。

感想文そのものというよりは、その評価基準に。

 “ 感想文 ” と言う限りは感想を書くことが大事だろう。

と思うのですが、

評価が高いのは、

いつも何となく “ あらすじ ” だったんですね。

 

 3回も読み返した小説ってそう多くはないけど、

『 鹿男あをによし 』 と 『 プリンセス・トヨトミ 』 は、

私それぞれ3回読み返しています。

そんな作家のエッセイ。

P1050375

「 同じものを見れば、同じことを感じることが出来る 」

とまでは思わんが、

共感できる考え方が沢山あるなと!

 

 逆に、全く正反対の体験をしている部分もあって、

私の場合は、

感想文の先生の評価が納得いかないまま大人になりましたが、

『 まえがき 』 部分の彼のエピソードで、

自分は大した発想だと思っていなかった“ 行儀の悪い文章 ”

だと思っていたものが先生から高く評価された。

その経験がなければ小説家にはなっていない。

と書いています。

 

 学校の先生が必ず

文章を正しく評価できる感性を持っているとは限らんが、

大作家が生まれるチャンスを潰したかもしれない ・ ・ ・ 。

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“ 庭 ” も真剣に取り組めば!

2013-01-28 | 日記・エッセイ・コラム

 分かって来れば、

行きつく先は日本のモノ、地域のモノだそうです。

 

 『 茅の会 』 今月は、藤岡成介氏のお話でした。

( =この人の肩書が解りにくい ・ ・ ・

   ガーデンアドバイザーみたいな感じだろうか?

      毎週ラジオにも出演されているらしいが。)

 

 興味深かったのは、

宝塚でのことだというので低いレベルではないでしょう。

イングリッシュガーデンを最初に始めた

10人ほどの人達の話です。

始めた頃はイギリスの庭をコピーしていたそうですが、

色々なことを試して練れてきた結果

植物や設えが和風に近づいてきたのだとか。

 

 解る気がします。

自然環境も生活も違う国の文化をそのまま真似しても

真剣に取り組んでいるうちにその矛盾に気付くし、

それが気持ち良くないと感じて来るでしょう。

自然な流れだと思います。

 

 このことに関連してもう1つ。

オリーブを上手く育てられない人が多いのだそうです。

オリーブは地中海地方の植物ですね。

石灰質の土壌でアルカリ性の場所なので、

土をアルカリ性にしてあげなければいけない。

気候と合わせて、そんなことも考えなければいけない。

 

 建築でも同じなんですね。

異文化の優れた部分は取り入れたいが、

そのまま日本に持ち込んでも、

それが良いモノになるとは限らないということを

今回のお話で確認した気がします。

 

 近くて遠い

遠くて近いエクステリアと建築の関係ですが、

お話を伺っていて、共通点を沢山感じました。

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『 豆の会 』

2013-01-27 | 日記・エッセイ・コラム

「 夏目漱石が和歌山に来たって、

 そんなに大変なことなんですか? 」 って、

そのことに疑問を持つ感性がなかった自分が悔しい ・ ・ ・ 。

 

 今月の 『 豆の会 』 。

県立文書館の溝端氏にお願いして、

有田を中心にした古写真のコレクションと、

この間まで県立博物館に展示されていた

和歌浦のエレベーターの写真パネルを拝見しながら

説明をお聞きしました。

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 有田の古写真は、

参加の皆さんが日頃から知っている風景と

写真の風景との違いに大騒ぎ!

和歌浦のエレベーターにも、そんなのがあったんですね。

という感じで楽しんでいただきました。

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この立体写真もなかなか面白いものです。

 『 紀伊国名所図会 』 のホンモノは、

和歌山大学の教育学部で日本史を専攻されていた

久喜さんのお嬢さんが感動されていましたナ!

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 で、

和歌浦のエレベーターですが、

日本初の屋外エレベーターなのですが、

夏目漱石が和歌山に来た時に乗っているんですね。

それが小説 『 行人 』 にも書かれているのですが、

そのことが大変なこととして説明されました。

会が終わってから、カメラマンの山中さんが

「 夏目漱石が和歌山に来たって、

 そんなに大変なことなんですか? 」

と言われたんですね。

確かに、言われてみれば今の私たちの生活で

人気作家が和歌山に来たからって、

それが歴史的な出来事にはならない ・ ・ ・ 。

そのことに疑問を感じる感性がなかったことが

私は悔しい ・ ・ ・ 。

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最初からなければ ・ ・ ・

2013-01-19 | 日記・エッセイ・コラム

 大学の史学科に合格して春から家を離れる息子が、

下宿も決まって

“ 和歌山県 ” を今まで以上に意識しているようです。

 

 「 和歌山県って何でこんなにマイナーなんやろ? 」 と!

ああだこうだあった結果、私が出した結論。

「 お前が和歌山で邪馬台国見付けたらエエんや!

 いっぱい人来るぞ! 」

最初からないモノは見付けられんが ・ ・ ・ 。

 

 先日、クライアントから

「 息子さんがいたら、洗面所散らかるでしょう? 」

「 もうそんな小さなお子さんじゃないかも知れませんね。 」

というようなことを言われました。

もうそんなに小さくはないけど

散らかします。

 

 水飛ばす

    石鹸飛ばす

       歯磨き飛ばす ・ ・ ・

それはそれは行儀の悪いことですが、

杉のムク材を使用した洗面カウンターも、

床も特に問題はおきてません。

設備機器のメーカーは

自社の製品が如何に汚れに強いかを宣伝しますが、

汚れてむさ苦しくなるのは樹脂や金属の部分なんですね。

最初から

そんなモノがなければ特に汚れの問題は出ない!

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