cafe blog-伊豆-

不定期で更新中♪

こちらもまた久しぶりに♪

2015-03-24 | 登山
先週に引続き、今週も案内役として行ってきました。
4回目の「観音山」です。
前回からは6年ぶりでした…。
(ブログ内で「観音山」と検索していただければ、過去の記事が読めますよ)

懐かしい思い出のある場所ですが、久しぶりに足を踏み入れれば…びっくり!
たくさんの丸太が切り出されていました。
丁度作業中の方がいらっしゃって、車をとめる場所を空けてくださったりとても親切にしていただきました。
ありがとうございました。



↑こんな重機見たこと無かったです。

鬱蒼としているイメージのこの場所が、なんとも明るい清々しい空間と変ってましたよ。



ほとんどがベニヤなどの建材になるらしいです。
ちょっともったいない気がします。


登山口からすぐにいらっしゃるお地蔵様たちも健在でした。



標識は新しく道もとても登りやすかったです。



半分ほど歩くと「六地蔵」があります。
ここには向岳寺跡だそうです。



沢を2度ほど渡ります。



そして気がつけば観音山石仏群が迎えてくれます。









さすがに年々朽ちているような気がします…。

それぞれ見ると特徴があって親近感が湧きます♪



一番奥まで行って少し登ると石の祠がありますよ。



また、見に行く事ができて良かった~。


少し離れた場所に埋もれていた石仏。



自然の美しさを感じずにはいられません。



アンコール遺跡群を思い出したひと時でした。

3年半ぶりの大平山へ。

2015-03-17 | 登山
3月10日をもって第25回河津桜まつりは終了しました。
期間中、多くのお客様にご来店いただき心から感謝しております。
ありがとうございました!

今年の桜は最後まで良く咲いててくれました。
今は葉も繁り、新緑の雰囲気になってきました。
これからソメイヨシノや山桜が楽しめます。
引き続き春の伊豆を楽しんでいただけたらと思います。


さて、久しぶりの定休日は以前から約束していた「大平山」への登山です。
私は3回目でなんと3年半ぶりでした…。



登山口は変らぬ薄暗い場所で、登山届けに記帳してから歩き始めます。
この時期に登るのは初めてでしたが、まだ草も生えてない登山道はとても歩きやすく快適です。

久しぶりの登山でしたが、天気も良く気温も高いのですぐに汗ばんできました。
この山は登りが続くので訓練には丁度良いかもしれません。

途中、坂戸との分岐点にいらっしゃるお地蔵様も相変らずの可愛さ♪



のんびり休みながら登り…登って1時間とちょっとで頂上に到着!

頂上の広場にはベンチなどもあり、お弁当を食べるのには最高です。



友人たちとお弁当を食べ、一緒に記念写真をたくさん撮りました。

天気の良さに景色は最高!…でも霞んでいて、海も島もぼんやりと見えます。



ちょこんとした下田富士も相変らずの佇まいで、また行ってみようと思いました。

伊豆にはたくさん良い場所があるのだと、改めて感激して下山しました。

気まぐれ売店でまた美味しいコーヒーを頂きながら、おしゃべりを楽しんで帰宅の途につきました。


お!筋肉痛がない!
今年も山登りを頑張ろうっと♪

久しぶりに山へ♪

2014-11-20 | 登山
皆様ご無沙汰しております!
今日は随分と冷え込みました…お風邪など引きませんように暖かくしてお過ごしくださいね。

先月から作り始めた干し柿も少し前に完成しました。
今年は途中で気温が上り少し心配でしたが、なんとか美味しく出来上がりました♪
柿を頂いた新潟のお宅へ無事に送ることが出来てホッとしております☆

***


先週、久しぶりに山へ行ってきました。
天気予報では曇り→晴れだったのですが…。


朝4時に自宅を出発。
御殿場から富士五湖道路を通り、山中湖、河口湖、西湖まで。
少し明るくなると綺麗な紅葉が目の前に広がります。
伊豆ではあまり見られない美しい色彩にうっとりです♪

いやしの里根場の駐車場には待ち合わせより少し早めの7時20分に到着!
準備をしているとすぐに友人も到着!!
久しぶりの再会にすぐに握手してお互いの変らぬ元気な様子を確かめ合いました。

山はガスがかかり、頂上付近は全く見えない状況。
これは眺望は期待できそうに無いかも。



足元はフカフカの枯葉絨毯が広がり、しっとり湿った足元はかなり滑る状態。
途中はほとんど休まずに訓練登山のように登りました。
残念ながら全くといっていいほど眺望なし、ガスと風が体を冷やします。

3時間半ほどで「鬼ケ岳」(1738m)登頂!



一応記念写真を撮って、早速お湯を沸かし温かい味噌汁とお弁当を頂きました。
今回初めて3人のグループと行き会いました。

1時間ほど過ごしたあと、下山開始。

途中でガスは減り、日差しも見えるようになってきました。



途中で見た紫の可愛らしい花は「まつむしそう」…お花畑になっていました。

登山道にはロープや梯子もあり訓練にもなりました。



ゆっくり下山したら、下界は晴れ間が!
美しい富士山が目の前に現れました。



ここいやしの里根場は昔の農家の集落を再現しているので、紅葉のこの時期はとても絵になる風景でした。
風が吹くと銀杏吹雪が♪



山からの眺望はありませんでしたが、久しぶりに友人と登れた山は本当に楽しかったです。
それにしても友人の変らぬ姿と体力にびっくりさせられました。
いつまでも元気で一緒に登山が楽しめたらと思います。



登山道途中で見つけたこの種子は「ツクバネ」というそうです。
とても可愛らしい種ではじめて見ました。
羽根突きの羽の形そのままで、上へ投げるとクルクル回りながら落ちてきます。

自然の中で遊ぶのは楽しいですね!


そろそろ、伊豆の山も紅葉が見頃になってきました。
皆様もぜひ天城路など散策してみてはいかがでしょうか?


久しぶりの山へ♪

2013-07-11 | 登山
気がつけばあっという間に梅雨は明け、伊豆も海開きが始まりました。
そしてここ最近の暑さは尋常ではありません…皆様お元気ですか?
水分補給と休息をこまめに取りましょう!

定休日、かなり久しぶりに山へ行ってきました。
今までに何度か計画しては天気に恵まれないことが多かった瑞牆山!
今回は最高の天気に恵まれ、とても楽しい山行になりました。

早朝、双葉SAで待ち合わせをし友人の車に同乗させていただきました。
瑞牆山荘までは随分距離があったので、上下線で行き来ができる双葉SAを利用するのはどうだろうか?と提案していただき助かりました。

登りはじめて30分、だんだん体も慣れてきてとても楽しく感じられました。



途中、アブやブヨが出てきたので友人おすすめの「GREEN OIL」という中国の薬を体に塗ってみると、メントールの香りに癒されながら虫は思いのほか寄り付かなくなり、これは優れものだ!とさっそく探して購入したくなりました。



突然現れた巨大な岩!真ん中でぱっくり割れ、棒がたくさん支えていました。(笑)



冷たい美味しい水が豊富で、水場や川原で休憩しながら順調に山頂へ到着!

景色最高で持ってきたお弁当とストーブでお湯を沸かし、持ってきてくれたシジミ汁をいただきました。
2時間近く山頂でノンビリ過ごすことができ、本当に楽しかった♪
ゴロゴロ昼寝…気がつけばかなり日焼けしてたみたい(下山後に気がついた)。



下山は岩場の段差に少し戸惑いながら、無事になんとか降りてくることができました。
瑞牆山荘でソフトクリームを食べようと思っていたのに残念ながらお休みだった…。

双葉SA上り線まで送っていただき、下り線へ歩いて移動。
白桃ソフトを食べ感激♪
黒玉とほうとうをお土産に5時間かけて帰宅。

とても楽しい山行!ありがとうございました♪
次回も楽しみにしています!


秋を楽しもう♪

2012-10-10 | 登山
急に涼しくなったような気がします。
皆様体調などにはくれぐれもお気をつけくださいね!


久しぶりの山…今年の目標でもあった北アルプス「北穂高岳」に登ってきました。
今回はテントを担いでの2泊3日の山行。
10年に1度の紅葉と言われるほど美しい景色でした♪

涸沢のテント場から3時半に起きて山頂を目指し、だんだん明るくなってくると山全体にうっすら雪が積っていた…どうりで寒いわけだ。
鎖に梯子、ツルツル滑る石に恐る恐る足を運びながら、何とか無事に登頂!

残念ながらガスで槍ヶ岳などを見ることは出来なかったけれど、達成できた感動は何物にも代え難い。
山頂の山小屋で美味しい珈琲を頂きながら至福のひと時♪

仲間たちに感謝!


*紅葉の中に小さなテントたちが無数にいます。(仲間が撮ってくれた写真をお借りしました)

大山…山ビル!

2011-10-12 | 登山
皆様三連休は楽しく過ごされた事と思います。

今日から通常の生活が始まりましたね。
休み明けは何かと大変かと思いますが、風邪も流行っているようなので、体に気をつけてお過ごしくださいませ。


そうそう、河津では桜が結構咲いているのに驚きました。
きっと気がついていらっしゃる方も多いかと思いますが…例年の比ではないほど花の数が多いです。
台風の影響か?温暖化か?
自然の変化に敏感になる今年は何か少し今までとは違うような気がしています。

■お知らせ■

今週末は15・16日と谷津のお祭りの為、お店をお休みさせていただきます。
ご了承くださいませ。


***


今朝は5時過ぎに家を出発し、丹沢にある霊峰「大山」(1252m)に登ってきました。
コースは蓑毛~ヤビツ峠~大山~十六丁目~蓑毛越え~蓑毛の周遊コースです。

高低差は940mと少しあるので、訓練にはなったと思います。

朝から少し温かく、晴天とはならずに曇り晴れで湿度が高い気がしました。

ザックにおにぎりとミカンを入れて、出発!

ヤビツ峠までは誰にも会わずに寂しかったなぁ。
(平日という事もあるのですが、人気の山だけにちょっと不安に…)
もちろん、熊除けの鈴も付けて行きましたよ。
でも、途中で出会ったのは…手のひらに乗るほどの小さな可愛らしい鳥。
茶色くて、まん丸で、くちばしは黒くて鋭く尖ってました。
可愛かったなぁ~。

1時間ほどで到着。
ここでご夫婦の登山者と出会い、塔ノ岳のミツバツツジは絶対に見て欲しいとアドバイスを受けました。
その後も、ちょこちょこと人とすれ違い挨拶をするようになってホッとしました。
(皆さんヤビツ峠や下社からのコースを選ぶ人がほとんどのようでした)

ヤビツ峠からは階段が増え、汗が吹き出てきます。
途中でみた景色…左奥にうっすらと富士山が見えています。



下社からの登山道と合流してからはさらに人が増えてきました。

一丁目から数えると二十八丁目が頂上のようです。
2時間ほどで到着!
なかなか良いペースだったと思います。

NTTの工事か何かでヘリコプターが頭上を何度も飛んでいきます。
それに、地響きのような音が何度と無く聞こえたのですが自衛隊の演習があったようです。

頂上にはトイレも完備され、体力によってコース調整できるので、老若男女楽しめる山のようでした。
霞がかかって眺望はあまり良くありませんでしたが、単独の若者(彼はまだ4回目の登山だと言ってました)とおしゃべりしながらお昼を食べ、続々と登ってくる子ども達に驚きました。

きっと運動会の代休なのかもしれません。
にぎやかな声や「こんにちは~!」という大きな声を聞いて心から嬉しくなりました。
みんな元気で良い感じ♪
(付き添いの人はかなりヘトヘトでしたが…)

下山も順調に1時間半ほどで降りてくる事ができました。

しかし、いざ車に乗ろうとしたら…靴の上を猛スピードで這い上がろうとする山ビルが!!!
さすがに丹沢には山ビルがたくさんいます。
注意を呼びかける看板も多かったですし。
皆さんも気をつけてくださいね。
(11月まではいるそうです)


***


夜は四国旅のアドバスをくれた友人と新宿でインドカレーを食べました。
楽しい時間はあっという間に過ぎていきます。



さて、明日からはまた忙しい日々が始まる…頑張らなきゃ。





鳳凰三山(3)

2011-09-27 | 登山
涼しくなりましたねぇ~。
私の大好きな季節が近づきました。
金木犀の花の蕾も大きくなり、この時期の大きな楽しみの一つが待ち遠しいです。


***


(つづき)


しっかり、朝食をいただいて準備完了!
記念に山小屋のご主人と写真を撮らせていただきました。

今日は暑くなりそう!良い天気です。

鳳凰小屋からまずは地蔵岳に向かいます。
一気に登るのですが、途中から砂利道になりまるで富士登山をしているようです。
3歩進んでは1歩下がる状態…結構ハードでした。

それでも途中で振り返ったときの景色!!!
雲海が広がり、登ってきた沢沿いが太陽の光でキラキラ光ってました。



そして目前には…オベリクスが!



想像以上に大きな岩…それも1つや2つじゃないんですね。
ザックを置いて、登ってみることに。
これが思ったよりも怖かったし、最後のおっきな岩には登れませんでした。
クライミングできる人にはきっと楽しいポイントになったでしょう。
登ってから下を見ると、みんな通り過ぎていくだけ。
やはり時間もかかるし、あまり興味がないのかしら?

遠くは北アルプスまで一望でした。

無事に岩から降り、賽の河原を通り抜けて今回の最高峰「観音岳」を目指します。

尾根沿いの道は直射日光が肌を焼きます。
こんな晴天に恵まれて、本当に幸せです。

途中でみた、インディアンロック? 人の横顔に見えますか?



高山植物のお花もまだ咲いている種類もあり、楽しみながら歩く事ができる尾根道は気分もいいですね♪

振り向けば、地蔵岳の横に八ヶ岳…そういえば、八ヶ岳からこの鳳凰三山を見たのはもう2年も前になるんだなぁ。



とにかく、どちらの方角も眺めは最高で写真の技術が追いつかず、実際の美しさや迫力がとうてい表現できていないのが残念でなりません。



富士山もバッチリです。
今年の山行は天気に恵まれない事もあり、これだけの眺望は本当に久しぶりでした。

小屋から一緒だった単独の男性と私達とで写真を撮りあい、まるで撮影大会のようになってしまった。
「ここからお願いします」
「じゃぁ、ついでに北岳バックで」
「やっぱり富士山バックも必要でしょ」
なんて、一体何枚撮ったことやら…。

思い出が沢山できましたね~S川さん。



昨年は向こう側から見てたんですよ~。
きっと北岳山頂にも多くの人がいたに違いありません。

ちょっとお昼には早いので、観音岳から薬師岳を目指します。
素敵な道でしょ?
小さく人が登山道にいるのが分かりますか?



さて、そろそろお腹も空いたし残るは下山のみになったので、ランチタイムにすることに。
お二人は小屋でお願いしたお弁当(新聞紙に包まれてました)、私はパンとりんご1個を丸かじり。
日差しが強くて焼けてしまいました。
広い頂上はなんとも気分が良く、お昼寝したくなるほど。

そして、薬師岳にもでっかい岩がありました。
「よし、登りに行こう!」と実際目の前にすると…デカイ!
私が怖がっていると、ぴょんぴょん飛び跳ねて上り下りする兄弟の姿に私は唖然!

極めつけは…北岳バックに連写で撮ってあげるよ!とこんな写真が撮れました♪



いやぁ~ほんとに若くてびっくりです。
2人とも経験豊富なだけに、ついつい私も甘えてしまいます。
(私も助けられながらも、岩の上には登れました)

十分に楽しんだ後は…きつい下りが待っていました。(眺望も無し)
長い長い段差の多い下りは、膝の悪い私には時間が大幅にかかってしまいます。
迷惑をかけないようにしようと、なるべく平らな所ではスピードアップし、休憩もほどほどに…なんとか下山する事ができました。

行動時間は8時間ほどだったでしょうか。
ヘトヘトです。

車で帰宅した時には、疲労困憊…。
翌日から出発予定だった旅の準備も出来ずに熟睡してました。

***

今回、1人では見られなかった景色がたくさんありました。
そして、心配・ご迷惑をおかけして申し訳なかったです。

本当にありがとうございました!



鳳凰三山(2)

2011-09-26 | 登山
週明けの月曜日はすっかり雨の1日になってしまいました。
思ったよりも本降りなので、お散歩にも出られそうにありません…残念!

***

鳳凰三山(1)のつづき。

すっかりテラスのベンチでくつろいでいたら、
「そろそろ冷えたかな」とエビスビールが登場!
実は、今回の山では「ビールを持っていく」と言っていた私。
しかし、現実的に仕事に追われ寝ずに来たスケジュールからせいぜい1本だから小屋で買おうってことにしていたんですけど…、
「持ってくるって言ってたでしょ?こりゃ自分も持ってかないと!と思ってねぇ~」となんと3本も背負ってきたらしい。
恐るべしS川氏!!!

結局、2缶空けちゃいました。(まぁ良く飲むこと)

まだ、夕食には時間があったのでダウンを着て、富士山の見える展望台まで歩いて行ってみることにしました。



えぇ~残念!ガスで何にも見えません…。

すると、S川氏(弟)が息を吹いて飛ばそうとしてる???

んな馬鹿なことがあるはず……えぇ~!
なんとガスが引いていくではないですか?
信じられません。



目の前にど~んと富士山の姿が♪

写真を撮っていると、夕食まであと5分となっているではないですか!
山のご飯は遅れちゃ食いっぱぐれるんです。
急いで小屋までもどり、無事に鳳凰小屋特製カレーライスを頂く事ができました。



お代わりもいっぱいしてましたよ。
(私はルーだけ少し頂きました)

お腹いっぱいになったところで、
「よし!もう一回見に行こう!」とヘッデン(ヘッドランプ)を持って、また富士山を見に行きました。

ぼんやり夕暮れ時のやさしそうな富士山。
良い時間でした。

帰るころにはすっかり暗くなって、歯を磨いて顔を洗って…早めの就寝。
前夜から寝てないだけに、熟睡しては起きて(2時間おきに)を繰り返し、気がつけば5時になってました。

朝食は5時半…「富士山見に行こう!」と兄弟はカメラを持って出てきました。
(ほんとにパワフルだぁ~…小屋の人もびっくりしてました)
そして、ご飯は山小屋らしいりっぱな朝食でした。



小屋番の可愛い女性たちに聞けば、前日は80人の人が泊まったんだとか…。
1日ずらして良かった~。(この日は11人)
紅葉の時期には160人もの人がこの山小屋に宿泊するんだとか。
布団1枚に2人というところだろうか?
確かに、紅葉…見てみたいと思う。
(やっぱりテント買おうかなぁ)

準備を整えて、私はいつものごとく自分用のお土産に「手ぬぐい」を購入。



う~ん、どっちも素敵だなぁ~。
悩んだ末に、可愛らしいピンクの花「ヤナギラン」にしました。
数日前の豪雨ですっかり落ちてしまった花たち…小屋の人に聞いてみると咲いているのを1本見つけてくれました。



良い思いでになりました♪(つづく)


鳳凰三山(1)

2011-09-25 | 登山
今朝は肌寒さで起きました…。
早朝散歩をしていると、台風の被害で倒れた桜や砂浜に打ち上げられた多くの倒木たちが痛々しいです。

そして、日に焼けた私の腕は皮が剥け始め…これはまた見苦しさこの上ない感じです。

2週続けての3連休も終わり、明日から気持ちも新たに頑張っていきましょう。


***

先々週、今年初の高峰・南アルプスの「鳳凰三山」に登ってきました。

いつも、どこからでも目に留まる「オベリクス」…いつか目の前で見てみたい!
その願いが叶いました。

鳳凰山は3つの山頂から構成されています。
地蔵岳(2,764)観音岳(2,840)薬師岳(2,780)…中でも地蔵岳のオベリクスは必見です。

今回は青木鉱泉から登る「ドンドコ沢コース」で鳳凰小屋まで行き、翌日縦走~下山(中道コース)という山行になります。

待ち合わせた青木鉱泉に向かう為、前夜0時過ぎに家を出発。
途中、朝霧高原での霧には参りましたが、無事に韮崎に到着。
しかし、青木鉱泉までたどり着ける事ができず待ち合わせの時間に遅れそうになり、連絡をして迷い込んだ場所まで迎えに来てもらいました。(…ほんんとにごめんなさい)

ご迷惑をおかけしながらも、青木鉱泉の駐車場に車をとめ、支度をして歩き始めたのは7時少し前でした。



気持ちの良い青空の下、入山届けを書いてもらい、樹林帯を登っていきます。
すぐに汗が吹き出てきました。
ドンドコ沢コースは頂上までの標高差が1600m以上もある長丁場…しかし、途中で5つの滝を見ることができるんです。




南精進ヶ滝は展望の良い場所が数箇所あり、凄い迫力で数日前の雨の影響で水量も豊富だったようです。
大きな岩を登らなければならず、少し怖かったのですがアドバイスを聞きながら目の前に現れた素晴らしい滝の全貌を見る事ができました。
それにしてもこの兄弟は元気一杯でとても楽しそうです。



かなり厳しい登りが続きますが、下ってくる登山客の疲労度はかなりのものでした。
「こっから登りがきついですよ~」とのアドバイスが次々と……。

汗だくになりながらの登りですが、なんとも気持ちの良いコースです。
鳳凰の滝では、少し崩れたところがあると聞きましたが気をつけながら川の中州まで行ってみると!
おぉ~両側から巨大な滝が物凄い迫力で迫ってきました。



さぁ、あと2つ!と言いたいところでしたが、ここでランチタイム。
しっかり食べてもうひと頑張り!

白糸滝、五色の滝までくると辺り一面ガスで覆われてしまい滝を見ることも出来なくなってしまいました。
ゆっくり登ったとはいえ、1500mにある鳳凰小屋に着いた時には7時間ほど時間が経っていました。

途中で採ってきた数種類のきのこたちを、小屋のおじさんに見てもらうと2種類は食べられるよ!とのこと。
すると、すぐににんにくとバターでソテーしてくれました。
それをつまみにビールで乾杯!



大満足の1日目でした。(つづく)


武甲山の思い出♪

2011-08-21 | 登山
今日も涼しく…体は楽ですが、体調を崩さないようにお気をつけください。

朝から夕方まで、100分×4回の講義を座ったままで過ごしています。
体が鈍ってしまいそう…そろそろ山が恋しく感じます。


***


昨年の4月10日…広島に行く前日「武甲山」に登りました。
秩父の駅で待ち合わせ、車で拾っていただき登山口まで同行させていただくことに。
まだまだ寒い朝で、桜の花は開きそうにありません。
昨年の秩父は芽吹きも遅いのが分かるほど気温が低いようでした。

林道を行き止まりまで行くと、駐車スペースがありすでに車が2台。
今回の荷物は8キロ強で、買ったばかりのザックを試すための山行でもありました。
しばらく緩やかな道がつづき、その後、急な登りが続く…これは少しキツかったなぁ。
途中で八ヶ岳などもみえましたが、春の霞で眺望はあまり期待できそうにありません。
登りきって、気がつけばもう頂上はすぐそこに!
ちょっと拍子抜けするほどでした。

神社の先に本当の頂上が…金網に囲まれ、下は石灰を採掘するための重機の音が響いてて…なんとも味気ないのはみんな同じ思いかと思います。



さすがに神様の居る頂上から採掘は出来ないものの、日々刻々と変わる山の形…なんだか悲しい思いがしますねぇ。

お弁当は神社前にある非難小屋で…といっても屋根を吹き飛ばされ地盤から傾くこの小屋は、数日前までちゃんと建ってたそうです。
風の威力は凄いものだなぁ。
のんびり休憩を楽しんだ後、美しいトイレをお借りして…下山開始。
これまた想定時間よりも早く到着することに!
驚いたのは桜が半分以上も開いていたこと♪
ほぼ半日で満開になっちゃった?!



帰りに御茶屋で牧場ソフトクリームを頂く♪素朴なミルク味でとても美味しく感じました。

ザックはミレーの45~55リットルまで増やせるタイプ。
テント泊用に荷物が増えることを想定して購入してみました。
まぁよく入るザックで困ってしまう。

今日までに山で2回、アメリカ旅行で1回とまだまだ使用回数は少なめ。

早くテントを買って、マイテント泊にもチャレンジしてみたいなぁ~。


いつもS川さんにはお世話になっております!
またよろしくお願いします。
(なんとか、訓練登山を1度は行きたいと思います)



またまた遭遇!!!

2011-08-07 | 登山
週末はいかがお過ごしでしたか?
今日も暑い1日となりました…。
夕方には雷雨と突然の雨でしたが、勘が冴えていたのか帰宅前に東急でずっと買おうと思っていた晴雨兼用の傘を購入してましたので、濡れずに帰宅する事が出来ました♪
お気に入りを見つけるのは結構大変ですよね。

日傘といえば…白は涼しげですが、UVや光を遮断するのには色の濃いものが良いとされています。
そしてここ数年は遮光99%という布を使った傘が多くなってきました。
(裏側が銀色なので分かりやすいです)
売り場の方に話を聞いてみたのですが…

「やはり黒などが効果がありますか?」
「そうですね、光を通さない、眩しくないとなると濃い目の色がお勧めですよ」
「でもUVカットの物が欲しいのですが」
「あぁ、よく勘違いされる方が多いのですが…遮光というのはUVとはまったく別の話で、ここ1・2年で増えましたがこの布を使用していない傘でももちろんUVカットの効果はありますので、ご安心ください」
「なるほどぉ~そうなんですね!私が気に入ったこの傘は遮光布では無いのでちょっと迷っていたんですよ」(気に入った傘を手に握り締めたまま)
「こちらの傘はもちろんUVカットもされていますし、これくらいの濃い紫であれば遮光効果も高いと思います。綺麗な色ですよね」

と、説明を受けて即買いしちゃました。

やはり、売り場の人との出会いって大切ですよね。
感謝!


***


ちっちゃい山ですが、先日「高根山」に登ってきました。
場所は下田・白浜・蓮台寺から登れる343メートルという標高の山です。

実はこの山…1度目は白浜から登り、2度目は蓮台寺から登る途中イノシシと遭遇して頂上目前で撤退するはめに…そして今回はそのリベンジでした。


もちろんスタートは向陽院にお参りしてからです。



そして、川を渡って川沿いに歩き「一丁目」の御地蔵様に挨拶をしてから、登山開始!
「丁目」を探して歩くのも楽しいものです。



途中にはたくさんの御地蔵様がいます。



植林の多い伊豆の山ですが、ここは里山…自然の森が存在します。



それにしても、鬱蒼とした森は湿度も高く汗がぽたぽたと落ちてきます。

丁目を稼いで十七丁目を過ぎ、尾根に出ると海から抜ける風の気持ちよいことったら!
ほどなく頂上に到着!

もちろん、この鐘をついてみましょう!



もしかしたら、誰かに聞こえたかもしれませんね。

奉納されたお地蔵様にも挨拶をして…



もちろん、頂上に鎮座する御地蔵様にもご挨拶!
さすがに夏だけあって、草が生い茂り眺望はあまり良くありませんでしたが、白浜の海岸線や天城、本来なら富士山も見えるんですけどね。(この日は雲が多くて拝めませんでした)

しばらく頂上を楽しんだ後、来た道を下山します。

十丁目を越えたところだったでしょうか…「キィ~!キッキッ!」という凄い高い獣の声が山の中で響きます。
「猿かな?」

と!突然、山の中から走り出てきたのは「うりぼう」ではないですか!
背中に斑点のある、まだ小さい「うりぼう」が登山道を転がるように走って下っていきます。

「!!!」

「イノシシでるかなぁ~?」
「どうする?」

しばらく様子をうかがっていても、出てくる様子はありません。

ドキドキしながらも無事に下山する事が出来ました…。

あぁ~怖!

どうも、この山ではイノシシに遭遇しちゃう運命らしい。

皆さんも山に入るときはイノシシにご注意くださいね。






編笠山へ②

2011-07-29 | 登山
今日もまたパッとしない天気ですね。
新潟では豪雨となり、大変なようです…そんな中、友人の個展が明日から新潟で開催されます。
お近くにお越しの際はぜひ寄ってみてくださいね。

■陶人形二人展
 7月29日~8月15日
 <火・水・木曜はお休みです>
 午前10時〜午後6時(最終日は午後4時まで)

 ギャラリー&茶房 風の座(かぜのくら)
 〒945-1241 新潟県柏崎市野田178 TEL/FAX 0257-31-4661


***



八ヶ岳(連峰)の中でも、編笠山はあまりメジャーではないと言われていますが…日帰り登山で森林限界を楽しめる眺めの良い山ですもの、アドバイスしてくれたSさんに感謝!

下山ルートは…権現岳方面へとり、青年小屋を経由してまき道を押手川へ下ります。




向かいに見える権現岳とギボシの下、眼下に見える青い屋根が青年小屋です。

登山道は人一人通るのがやっとの細さ…これですれ違いは結構大変かもしれません。
途中で頂上で一緒になった方から教えていただいた「ヒカリ苔」を見つける事ができました!
「写真には写らないと思うよ~」言われていたので、1枚目…確かになにも写りませんでした。
…しかし!フラッシュで撮影してみると!!!



光ってるの分かりますかね?

肉眼で見ると薄暗い岩穴の中で緑に光る苔がありました。
とても繊細な植物のようです。

細い下りをおりきると、一面巨大な岩がゴロゴロしている広野に出ました。
目の前に見える小屋まで行くのに一苦労……。
岩についてる赤い目印を頼りにピョンピョンと飛び跳ねて進みます。

小屋について振り返ると、意外に編笠山は可愛い山だと気づきました。



小屋からはまき道を押出川まで永遠と歩きます。
これがまったく眺望のない登山道なので、途中1人で少し寂しくなりました。

随分と歩いたように感じましたが、無事に押手川に到着!
先に頂上から降りてきた男性としばらくおしゃべりを楽しみました。

ちょっと長居をしちゃって…母と15時に駐車場で待ち合わせていたのでちょっと焦りながら(というかほぼトレイルラン状態で)下りました。

駐車場近くになると、前からきんめさんが走って迎えに来てくれました。
到着は15時を過ぎましたが、2時間ちょっとで下山できました。

なんとか天気に恵まれて、良い夏の山を経験することができました。
でも走って下山したおかげで、足はガクガクです…。



編笠山へ①

2011-07-28 | 登山
今日もあまりパッとしないお天気で…蒸し暑さだけが不快な感じです。
そろそろツバメの姿も見えなくなりつつ、今年も無事に5羽が巣立っていきました♪


***


定休日だった火曜日は早朝5時に家を出て、単独で八ヶ岳まで行ってきました。
今回は清里での観光も目的だったので、日帰りが可能な「編笠山」に向かいます。

観音平までのルートは、沼津から1号線を進み富士から西富士道路で富士宮、朝霧高原を越えて甲府から中央道に乗り、小淵沢まで。

昨年の北岳を思い出しました…。

観音平の駐車場に9時に到着、「熊出没注意」の看板を見つつ9時15分に歩き始めました。

天気は曇り空…ガスが多く、眺望はまったく期待できません。
気温は20度ほどで涼しいのですが、湿度が高く、歩き始めるとあっというまに汗が吹き出てきます。

熊笹の茂る樹林帯を歩いていると、「ブ~ン!ブ~ン!」とたくさんの虫達が攻撃してきます。
怖いのは美しいオレンジ色をした大スズメバチ…そして、前回刺された侮れないブヨ。
虫除けをたっぷり塗っていたのにあまり効き目は無いようです。

気をつけながらマイペースを保ちつつしばらく歩くと、突然現れた「モアイ???」ちょっと面白い岩を発見!

1時間ほどで雲海に到着…小休憩。

少しずつ石と根っこが増えてきた登山道、ラッキーなのは虫達が減ってきたこと。
広々とした分岐点「押出川」からは、岩も多くなり登りもきつくなってきました。



ほぼ直登に近い登りが続く。
永遠と続くかと思われるこのキツイ登りが不思議とハイな気分にさせてくれます。
ほぼ止まることなく、途中で登山者との会話を楽しみながらどんどん登ります。
(ガスが多く、まったく眺望はないのが残念でした)



ふっと下目線から上へ向けるとぽっかりと空いた空間が広がっていました。
そろそろ頂上です!



頂上付近は一帯石で覆われてます。
一番乗りだったようで、他に人はだれもいませんでした。

2時間40分ほどで登頂!
ガスで覆われていた頂上付近もしばらくすると、目の前に権現岳や眼下には町の様子も窺えました。

しかし、残念ながら富士山や他の八ヶ岳、アルプスなどはまったく観る事が出来ませんでした。



気持ちの良い頂上で過ごす時間…登山者の皆さんとの楽しい会話で単独でも寂しさを感じることも少なかったように思います。

さて、そろそろ下山しなければ…。



素敵な思い出…塔ノ岳

2011-07-18 | 登山
台風が近づいているようですね。
…昨夜は月も見られず海は随分と荒れてました。
今朝はずっと厚い雲に覆われて、湿度の高い暑い1日となっています。
熱中症にはくれぐれもお気をつけくださいね。


この連休、多くの人が山の中へ入っていると思います。
夏山は人出がハンパなく凄いんですよね。
特に休日ともなれば、駐車場も山小屋も満員御礼といったところでしょうか?
楽しい思い出をたくさん作ってくださいね!


***


なかなか山に行けないので…、昨年訪れた「塔ノ岳」の日記から。



約1ヶ月ぶりの山に向かう。
朝家を出たのは4時半過ぎ…今回は丹沢にある「塔ノ岳」1491mを目指す!
ほとんど前前日から睡眠が少なく、ここ1ヶ月の仕事の忙しさで体力的に不安はあったものの、山に行けるということが本当に幸せに思えた。
早朝の駅は思ったよりも人が多く、新宿に着くと前日から遊んでいるサラリーマンやOL、学生の姿もまだまだ多く…あぁ忘年会シーズンだしなぁ~とちょと納得。
小田急線で渋沢駅~登山口までは車で移動。

登り4時間弱とかなりの長丁場となった。
ダラダラと長い登りは階段が多く、これが得意な人はあまりいないのではないだろうか?
途中山小屋が多いのが救いかも。

ただ、頂上に着いたときの達成感と眺望は最高!
風は冷たかったけれど、しっかり防寒してゆっくり過ごす頂上での時間…本当に幸せだったなぁ。



頂上でゆっくり過ごしていると、鹿さんもお昼を食べにやってきた。
そういえばこの辺りに鹿の落し物がたくさんあった…。
登山客も多い土曜日だけに、写真を撮りに来る人も多い中、マイペースに草を食べ続ける鹿のまつ毛の長さにびっくり!
白いお尻も可愛くて♪ついつい眺めていたくなる。

まだまだ長居したいところだが、そろそろ下山しなければ!
これまた時間のかかる下りとなった…。



山での楽しみの一つは山小屋ご飯!といっても今回は珈琲と友人が求めた「おしるこ!」を食べに寄ってみた。
豆はガリガリとその場で挽いてくれる贅沢な物で、なんとクッキー付!
おしるこももちろん手作り(小さなお餅2個入り)…どちらも疲れた体に染み渡る。
あぁホッとするなぁ~♪
こんなのんびりと過ごす時間が持てるのも友人といればこそ。
1人だと登って降りての途中休憩はついつい少なくなりがち。

ごちそうさまでした!


駐車場に着いたのは4時を過ぎて、すっかり夕方モード。
私は思ったよりも疲れも無く、楽しさばかりが思い出となった。

もうしばらくは来れないと分かっているだけに、寂しさは増すばかり。
次はいつ山に登れるかなぁ~。


最高の天気をありがとう!


雲取山へのピストン!

2011-07-04 | 登山
相変らず暑い日が続いています。
それでも、商業施設や電車内はとても涼しいですね。
体が疲れているときは、電車で郊外へ遊びに行ったり、のんびり喫茶店で本を読んだり、映画を観たり、そんな過ごし方もいいものです。


***


曇りの予報。
日曜日の早朝4時半に家を出て、念願だった「雲取山」へ行ってきました。
標高2017mの東京最高峰の山はここ数年の落石の影響で、日帰り登山は厳しいとの話を聞いていました。
しかし、日の長いこの時期だからこそ!チャレンジできるのでは?と、
山の友人とずっとあたためてきた企画でした。


今回は鴨沢から乗越まで車で上がり、さらに小袖集落まで私の車で行ってみました。
やはりこんな時は小さな車が思いのほか役に立ちます。
駐車場がないので、集落にある1軒から出てきてくれたおばさんに、
路上へ止める場所の許可を頂き、心置きなく出発する事が出来ました。

スタート7時。

集落からまずは一気に登山道へ。
そこからは緩やかな登りが続きます。
曇りだというのに、高い湿度で汗が吹き出てきます。
今回は1リットルちょっとの水分を持ちましたが少し不安に…。

1時間歩き1度目の休憩を入れつつ、七ツ石山への分岐点で
「ブナ坂は落石の為、出来れば七ツ石小屋方面へ」というような文字が
書いてあります。
降りてきた若い女性2人に聞くと、ブナ坂は通っていないとのこと。
ちょっと心配だったので、遠回りになるが七ツ石山から行く事に。



眺めの良い山小屋では冷たい無料の水を存分に頂く事ができ、ペットボトルにも頂き、
寄って正解!と思いました。

ちょうどここで2時間。

植林された杉林が多い中、途中からブナの原生林が続き、尾根に出るとここからは気持ちの良い登山道が永遠と続きます。

ほぼ3時間で奥多摩小屋までくると「あとちょっと!」なんて…甘かった。
開けた上り下りが続き、虫が増え、追い払えども人の周りに虫の塊が出来るほどのしつこさ…。
1900mを越えてるためか、少しの登りも1歩1歩に足も鈍る。

遠くに見える頂上の非難小屋!!!



なんだかんだと4時間かかった登りでした。
それにしても虫が凄い…落ち着いて頂上を楽しむ事もままならない状態。



天気が良ければ富士山も見えるが、このガスでは何もみえず…歓迎してくれるのは虫たちだけ。

これじゃ、お昼も食べられないと少し下って、風の吹き抜ける場所で頂く事に♪
食べ始めた途端に虫が寄ってきた。
ぜんぜん楽しめない…これからの山はどうしても虫との戦いになる。
そそくさと撤退することに。
(それでも30分以上は楽しんだかな?)

下山スタートは12時10分。

来た道を戻るだけなのに、すでに4時間歩いた足には疲れの色も見え始めた。

楽しませてくれる花々や景色。
時たま吹く、冷たい風。



↑可愛い「サラサドウダン」(更紗灯台)

途中、行きで避けてきたブナ坂には何の注意書きも無かったので、そのまま行ってみる事に。
な~んにも落石なんてなく、きっと山小屋の人が来て欲しくて書いたんだろう!ということが判明。

永遠と下る下る下る…。

そろそろ小袖集落への下る道があるはず…との予想時間を越えてもその道は見つからず。
私は登り始めの記憶がほとんどなく、友人の記憶に頼りっぱなしに。
(これはほんとに反省した…1人ではどこにも行けなくなってしまう)

それにしても彼の記憶力は凄い!

無事に車まで戻る事が出来た♪
朝お世話になったおばさんに挨拶をして、お水を頂き…大きな駐車場まで無事に下山!

ほぼ8時間強の行動時間。


念願の雲取山へのピストン!
お付き合い頂き、ありがとうございました!


・・・

気がつくと左まぶたに違和感が…鏡を見ると腫れ始めていた。
どうもブヨに刺されたらしい。

帰宅道中、ますます腫れ続けるまぶた。


今夜は友人宅でのパーティーがあるのに!