岐阜の画廊 文錦堂

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2017年第一弾!!「週末特別企画」

2017-01-08 12:28:28 | 工芸
皆様、こんにちは。

今週末は全国各地で成人式が開催されていると思いますが、岐阜でも華やかに着飾った新成人の姿が見られました。
大人として第一歩を踏み出された新成人の方々に対して、心からお祝いとお慶びを申し上げます。

さて、文錦堂も2017年の第一歩を踏み出すべく、今日は「週末特別企画」と題して新たに入荷してきた名品をお届け致します。
今日ご紹介する作品は、伝説の陶芸家 古谷 道生先生の代表作 「信楽扁壺」 です。
道生先生は、生涯に30基以上の窯を築かれ、著書「穴窯ー築窯と焼成ー」は今もなお陶芸を志す方々のバイブル本となっています。
お亡くなりになられてから16年余の年月が経ちますが、今もなお多く陶芸ファンを魅了し続けています。

タタラづくりにより成形された器形は、現代的な造形美に溢れ、の如く彩られた緋色による景色と相まって見る者を惹きつけます・・・。



   古谷 道生 作 「信楽扁壺」 H25.0×D26.4cm・・・・・(売約済

床の間に飾っても堂々とした存在感を放ちます。 日本画の巨匠 川合 玉堂先生の書との取り合わせも見応え十分ですね。




古谷 道生 (ふるたに みちお)

1946年 滋賀県甲賀郡信楽町神山(現甲賀市信楽町)の半農半陶の家に生まれる 
1964年 滋賀県立甲南高等学校窯業科を卒業し、京都府陶工訓練所に入所 内田 邦夫が開く、内田クラフト研究所に入所
1968年 日本一周陶業地研修の旅(轆轤賃挽きのアルバイトをしつつ全国陶業地を廻る)に出る
1970年 穴窯を信楽町神山に築窯し独立 1971年 中国国際陶芸展入選、日本陶芸展(毎日新聞社主催)入選
1982年 信楽陶芸展最優秀賞受賞 1985年 西武陶芸展大賞受賞 1996年 日本工芸会近畿賞受賞、滋賀県文化奨励賞受賞
2000年 7月19日没・享年54

日本伝統工芸展・日本陶芸展・中日国際陶芸展 等、多数入選 / 秀明文化団より秀明文化基金賞受賞 
コメント
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