昨日は、ワークショップ武雄の避難訓練でした。
多くの施設や学校で避難訓練をしていますが、
本当の意味での本人にあわせた、
しかも緊急性を意識した訓練ができているでしょうか。
●一般の避難訓練の問題点
・大きな変更である避難訓練を何の手立てもなくやっている。
・一般の避難訓練の形だけが重要視されていて、短い間に本人に緊急であることを伝え。短い時間で、安定した状態で、本人の意思で避難場所へ移動することが目的にされていない。
●それいゆ成人支援センターの避難訓練のポイント
目的:短い間に本人に緊急であることを伝え。短い時間で、安定した状態で、本人の意思で避難場所へ移動する
避難訓練時の目標(利用者):
・避難することを理解できる。
・避難場所に移動する
・避難場所で指示があるまで待てる
・避難の終わりを知る
・スケジュールをチェックして日常に戻る
支援計画・方法 ひみつです。
これは、10月13日の講演の中で、写真付きで様子をお伝えします。
10月13日(土)9:30-16:30 成人支援及び移行支援の講演(佐賀市)の詳細
●一昨日、昨日の様子
ワークショップ武雄では、一昨日に個々の避難訓練を実施して、昨日に全体の避難訓練を実施しました。
大筋で大成功でした。一番の課題は、避難場所への移動が困難な方がいました。しかし、それも一昨日と昨日でかなりの時間短縮になっています。今後の不定期(月一回以上)な実施でかなりスムーズな避難につながると思います。
避難困難者リストも作成できると思います。これは、緊急時では、どんな方法でも移動させなくてはいけない方です。しかし、訓練では無理な誘導はしないです。
本番、つまり災害時に、安定して移動できる方策を見つけるほうが、確実に命が救えると思っているからです。しかし、それも緊急時では、そんなことも言ってられない。命をまもるためにスモールステップの訓練、命をまもるための困難者リストなんです。
●関係LOG>>一緒に読むと良い、これまでの記事です。
・避難訓練プロジェクト(その一部を紹介)
・これだけをすればいいんだ!
>>理解の支援として、一人ひとりに明確な指示が重要です。
・生活の広がりと構造化された支援 ①
>>いつもと違う環境、変更時に考えるべきは般化の支援
>>般化を支援するときに大事なのは、いつも使っているシステムをつかう。
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