ぼ~ざん工房
ぼ~ざんのBLOGです。いろいろ体験・書籍等紹介します!

 TOPICS  『ぼ〜ざん工房』は望山(水野敦之)の個人のBLOGです。


「気づき」と「できる」から始めるフレームワークを活用した自閉症支援—すぐに使えるワークシート用CD‐ROM付
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エンパワメント研究所

 
  【2013年度 自閉症教育・支援フレームワークセミナー予定(随時更新予定)】
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    ご紹介いただき、たくさんの方に読んでいただいたら幸いです。  



ノースカロライナの余韻に浸る暇もなく。なんとなく時差ボケの中、昨日から通常業務に戻りました。

同僚とゆっくり研修したことに対するディスカッションをしたいのですが、そんな時間もありません。

昨日は数カ所の部署の個別支援計画に対するディスカッションと方向性の確認。ノースカロライナでの研修効果はあり、より具体化で明瞭なプランニングについてディスカッションできました。

本日より2日間熊本の施設でコンサルテーションです。

この時期のコンサルは新人とベテランがモザイクで説明や進め方に気を配ります。
今日の施設のコンサルは3年目で、いよいよ個別支援計画等に対するアプローチを中核にこれまでトレーニングしたことを現場で応用することが私が設定している施設の年間のゴールです。スタッフの自立を必要とします。

本日は自閉症の理解と構造化についての講義とグループごとに年間のチームゴールについてのディスカッションです。

この施設で、私はコンサルタントとして、スーパーバイズもするし。講義もするし。トレーナーにもなるし。個別支援計画のコーディネートもするし。色々な顔を持ちます。
すべての施設でこのようにしてるわけではありません。あくまで契約に基づいてコンサルタントの役割を変えていきます。

基本はクロコにてっします。なぜならば私は明日にはいなくなるからです。



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昨日は、TEACCHの就労部門のデレクターのマイク・チャップマンさんの案内で、6つのジョブサイトを見学しました。あまり詳しい説明は個人的な情報を含みますので、(その情報を整理すのを自動的にはできいないんもで)仲間の様子を見て、後日詳細を書き込みます。だから今日はポイントごとの感想です。

●ジョブマッチング

ジョブマッチングがすごく重要視!!されています。
日本の就労支援でも基本なんですが、もっと細やかで、何より重要なのは本人のインフォーマルアセスメントによる部分と現場実習など情報提供したあとの本人の希望・自己決定の部分を大切にしている点です。

●地域へのアプローチ

上のジョブマッチングを可能にするために、様々な実習先、ジョブサイトをもっていることが驚きで、帰ってからまずやれるのはこのあたり。

●構造化された指導

教えたり、また支援するために、様々な構造化された方略やその他の実証された方法を活用されていました。

ここには3つのポイント?要素がありました。

一人ひとりあった構造化を使われている/今回は、全体的に、機能的に高い方(高機能の自閉症の方も含む)の様子を見学しましたが、それぞれの理解や実行機能やアテンションの問題等に考慮された支援がみられました。

ナチュラルな形で、必要な支援/就労先の様々なものを活用したり、本人ができるようになったことに対して構造化を少なくしたりと、ナチュラルに構造化を活用されていたのが印象的でした。必要なものは使うということが大前提で、やっぱり脱構造化というよりも「再構造化」の視点です。

それとこれは、ナチュラルサポートへのステップであることも重要。周囲の理解やまたナチュラルサポートが重要で。参考になったのは、周囲に伝えるための構造化もありました。(本人の理解とあわせて、同僚の方の構造化もあった。例えば、様々な道具を決められた場所においてもらうための視覚的なもの)

般化を助けるための構造化/今回の見学で、何人か離職して再就職されたかたがいらっしゃいました。新しい職場に移るというのは、どんなに内容が似てても変化の対応が困難な彼らにはフラストレーションがかかるもの。そこで、離職した職場で使っていた構造化とそれに伴う本人が学んだルーティンを上手に活用しながら移行を進めている。

●カッコイイ!ジョブコーチ

マイクさんも、今回お会いした3人のジョブコーチの皆さんも本当に素敵でした。色々な要素があるけど、例えば笑顔が素敵、清潔感のある服装など概観も重要。そのほか、私も部下もトレーニングしなくていけない部分をかきますと。

・クライアントのことをよく理解し、丁寧に説明ができる。
・ここの支援について理解し、丁寧に説明ができる。
・ナチュラルサポートを導き、整理し、そして把握し、そしてそれを解説できる。
・職場の同僚、その地域の人とのコミュニケーションが細やかでさりげない。
・人権擁護の視点を常に忘れない。とくに今回は自己決定の部分が強調されていた。
・支援プラン全体と自分の仕事の位置づけをよく理解され、その仕事に責任をもてた。
・いろいろな部分でさりげなく気配りをされる。マイクさんは、例えば私たちと食事をするときでも、私たちが快く満足するように最善をつくされる。道に倒れている看板も一番に近づいて立てる。
・話し方も、具体的で、丁寧で、相手の理解も気にしつつ、笑顔で、そして自信をもって話される。



さて、まだまだ書きたいことはたくさんあります。少し整理してまた書きます。

あと一時間半ぐらいで、ホテルを出て、ラーレー→シカゴ→成田→羽田→福岡→佐賀という流れで帰国します。帰国後にまたLOGします。

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ネット上で、元同僚のハンドルネーム Nさんと今回の研修についてディスカッションしていて、当たり前だけど重要なことが整理できたので、メモを載せます。

準備が重要だというLOGに、Nさんから日常の準備について重要という話。
それに対して、実はもっと準備ということには意味があり。。

1つの授業や地域での活動がある。

授業の前には、準備がいる。。例えば、構造化やタスクの準備。

その構造化やタスクを準備するためにも様々な準備が必要。

例えば、フォーマルアセスメントや日々のインフォーマル・アセスメント
それによるIEP。そのIEPには、目標だけではなくて、それを可能にする方略と、誰がどんな責任・役割をもつのかが書かれる。
また、そのための指導にかんする会議もある。

これらを実現するためには、全員が基本的なトレーニングを必要とするし、それぞれの役割でのトレーニングも必要になる。また、それらは常に最新の情報にあわせて修正したトレーニングもいるし、フォローアップの研修も必要。(この部分は、とても大切な部分として、今回の研修で教えてもらった部分。)


これらが、ぐるぐると繰り返されて、すべてが重要なプロセスであり重要な準備である。

準備の連鎖!

言い換えると、これは今回の研修の講師のお一人のジョン・B・トーマス先生が教えてくれたこと。

実行機能の問題がある方の支援者は実行機能を充分にもって、整理統合し計画的にすすめないといけない。ということ。

こんなこと、当たり前なんだけど、、、
今回、その重要性をリアルに研修することができました。

明日のBlogに改めて書こうと思っていますが、
今回の研修は、本当に多くの方の支援で研修することができました。
こんなに学べたことを含めて感謝したいと思います。


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昨日は、研修4日目

ビデオをつかったトレーニング(ワークショップ)、ディスカッションもありました。

今回、驚きだったのは佐賀での私たちの実践が、今回の学んだTEACCHの移行プランの進め方と、そんなにズレてなかったこと。もちろん、とてもシステマティックで、とても細やかな部分と、とてもプラン全体を整理統合されていることは大きな学びになりましたが。

今回学んだことは、なんとなく私たちが経験の中でやってきたことを、さらに学校や就労支援の中で、(トレーニングは必要だろうけど)日本でも色々な場所で応用できる、???応用してほしいという内容でした。

いつもTEACCHの様々なアプローチや評価ツールを学ぶときに感じるのは、トレーニングの重要性です。それがないと、形だけが一人あるきすると思います。

ただ、TEACCHの様々なツールの私が好きな部分は、現場で使いやすくなっている(トレーニングへ必要だけど)。これはとても大事なことで、それらのツールやアプローチに対しての共通の理解があり、その基本的な考えが変わらなければ、

・一貫性のある計画的な支援ができる

・支援員が変わっても、場所が変わっても、一貫した支援ができる

・共通の言語があるみたいに、みんなが同じ方向でコラボレーションできる。


とにかく、はやく今回学んだことを、実践の中で活用していきたいと思います。

講義形式は昨日でおわり、

今日は、朝から数箇所の職場実習サイト、ジョブサイトの見学になっています。本当に楽しみです。

私は、言葉や文字の情報よりも、やっぱり現場を見て学ぶものなので、、、、


写真は、こちらの信号機です。「待つ」というよりも「STOP」って感じですね。赤になってすぐ止まるんじゃなくて、横にカウントダウンがはじまるので、その間にわたる。ようになっています。

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実は大事件が起きました。2時ぐらいに目が覚めたら、部屋中が水浸し、あわててお風呂に入ったら水も何もでてないのに、バスルームも水浸し、、しばらく様子をみたらバスルームは水は引いたけど、、、今日ホテルに言わないと、Kさんと「どうしよう」と悩んでいます。


もう1つ面白い光景。。

1つの長めのデスクに、2人のいい成人が、肩を並べてmixiやblogを見たり書いたりしているのは、少し怖いだろうな。


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昨日は研修の3日目です。

毎度毎度具体的な内容に関してはあまり触れられませんが、率直な感想を羅列します。

研修の内容は多岐にわたり、(アセスメントを含む)のプロセスの進め方とその具現化をどうして行くのかから、それをどのようにトレーニングしたり、スーパーバイズに活用するのかということでした。

1つだけ、重要な内容を言いますと、

何をするにしても準備が重要である

ということ!!

(何をは、アセスメントでもあるし、IEPの作成でもあるし、支援、指導でもあります)

準備には色々な要素があります。

例えば、支援の前に自閉症、本人の理解をしておくこと。
もっと言えば、その支援者が自閉症のことにを(ジェネラリストリストモデルを踏まえて)理解精通しておかないといけない。

支援の前に、様々なタスクについて、支援者自らが理解して、準備をしないといけない。


このことは、もちろん自閉症支援を10数年やってきたものとして、もしくはジョブコーチの基本理念としても理解しているつもりでしたが、今回の研修でさらに具体的に理解がふかまることができました。

そこでいくつかの感想

・TEACCHの人たちは背景になる研究も尊重しつつ、実践をより具体的に整理統合されてういることに脱帽。私もそうありたいと思う。

・常に前向きで、常に変化していき、私のような若造の言葉にも耳を傾けくれる。

・だから、すごくディスカッションを大切にされる。

・様々なアセスメントのためのツール(フォームと言ったほうが良いかな)は具体性も重んじているが、現場で使うことを念頭においている。

・とにかく帰ってからこの学んだことを実践に活かしたい。言い換えると、実践に活用しやすい内容になっているということ。

さて、明日で講義形式の研修は終了です。痛風で周囲に迷惑をかけっぱなしで本当に申し訳ないですが、最後まで参加できればと願っています。

写真 UNCの中のベルタワーです。大学のシンボルの1つです。15分置きにいい音色。


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本日、2日目。

痛風の発作が本格的になって、
周囲にも迷惑をかけながら、
自分を保つのが大変でした。

研修での感想は、

・TEACCHで行われていることは、本当に具体的で、しかも実践的であるということ。

・今回、学んぶことで、日本に帰ってから自分の仕事にも充分利用可能な部分が多く、イメージがわいてきます。

・今回のお二人の先生による研修なのいですが、内容も進め方も、とてもわかりやすく、我々への構造化もたくさんあり、今後の職員研修やセミナー、講演等の参考になりました。

・移行プランに関係するところで、私たちはやっぱり般化の問題を意識し、それを支援する方略(プロセスのあり方もふくめて)が必要だということが、改めて整理できました。まずこのあたりを帰国後の支援で実践できればと思います。

写真は、講義室の横のトイレです。
物理的構造化のある男子用のトイレです。。。




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昨日はノースカロライナの研修1日目でした。

今回は、青年・成人期への移行にかかわるプログラムの研修で、同僚および同じ視点で研修をつづけている仲間での研修でTOMOKO先生のコーディネートで、TEACCH部に依頼をして実現した研修です。

移行プログラムとしての研修で、私の仕事に関係のある研修で1日が本当に充実したものになっています。

研修の具体的な部分はお話できませんが、

1日目に感じたことの一部をまとめますと、

・移行プログラムでは、青年・成人期の生活を幅広くイメージした上でのトップダウンの視点が重要。

・そういう意味でも、ジェネラリストモデルが重要。どんな生活領域にも、どんな機能の当事者にも、どんな年齢層にも、幅広く精通し、そして具体的な指導・指導支援に結びつけることが重要。

・やっぱりアセスメントとそれに基づく個別の移行プログラムが基本で、アセスメント-移行プログラム-実際の支援が密接に関係しておくことが重要。


さて、体調は最悪で、時差ぼけと持病(痛風)と戦いながらの研修になってます。

昨日はUNCの通りの『TOP HILL』というお店で、美味しいステーキやらを食べすぎで、しかもOLD WELL WHITE と言う地ビールを飲んだのですが、、、自業自得です。

夜は、出た宿題を周りの皆さんにサポートされながら、しかも言いディスカッションをして終わることができあした。


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ホテル シェラトン あたりまえかもしれませんが、

バスローブが、、、なれねぇ~

でもって、着てみたら、、、柔道着に見える。

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写真その3:シェラトンの売店の構造化(おばさんが戻ってくる時間であり、クローズの終わりの時間。私たちへの見通しを伝えるもの。

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写真 その2:夜の晩餐で、およばれした S先生のお勧めのビール、とっても飲みやすくて苦さと軽さが私ごのみでした。

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ホテルはシェラトン チャペルヒルです。

今日は、朝まで遅くまで寝て、
ヒルに近くのモールでショッピング、、、と思ったのですが、
やっぱり洋服とかがメインで、
なかなかメカニっくなお店が少なかったので、ぶらっと見たあとはPCでカチャカチャと文章書いたりしてました。

夕方から明日からの研修に参加される先生がたがそろって、
ワイワイと楽しいディナー(サラダパーティー)をしました。

同室になったKさんとは、夕方から、福祉のことやらコンサルテーションやらで色々ディスカッションできとても有意義でした。

明日からは研修なんで、夕方はディスカッションしながら深めたいと思います。

様々な研修で、ただ参加するだけでなく、それをディスカッションで深めることがとても大切だとよく思います。

私は、自分の興味の部分になると、かなりしつこくディスカッションしたがるので、同室のKさんには迷惑をかけそうです。

迷惑をかけそうといえば、私のいびきがすごいので、Kさんには先に寝てもらいましたが??*?どうなることやら。

写真その1 お昼に行ったモールの様子


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只今成田です。

ノースカロライナに講習会を受けるため1週間行ってきます。

今度は、移行支援、就労支援に関わる部分で本当に楽しみにしています。

更新に関しては?です。

どうにか写真だけはアップしていきます。

とりあえず、今からシカゴにむけて出発です。



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