ぼ~ざん工房
ぼ~ざんのBLOGです。いろいろ体験・書籍等紹介します!

 TOPICS  『ぼ〜ざん工房』は望山(水野敦之)の個人のBLOGです。


「気づき」と「できる」から始めるフレームワークを活用した自閉症支援—すぐに使えるワークシート用CD‐ROM付
クリエーター情報なし
エンパワメント研究所

 
  【2013年度 自閉症教育・支援フレームワークセミナー予定(随時更新予定)】
  ☆ プロフィール講演・セミナー等の依頼について ☆ RSS readerをご活用ください!

  ※ このBLOG『ぼ〜ざん工房』はリンク・フリーです。
    ご紹介いただき、たくさんの方に読んでいただいたら幸いです。  



最近のテーマは上司としての仕事、役割、責任。とくに 部下に良い仕事をしてもらうために何をしなければいけないのか。ということを考えています。まだまだコーチングに関しては研修不足ですが(ジョブコーチも兼任していてこんなことを言うと専門性が疑われる?)、ちょっと思う部分を書きとめます。

● 部下に対する私の仕事

・部下の特性をつかんで役割・責任をもたせる
・部下に良い仕事をしてもらう。(もちろん目的は利用者の支援の充実のため)
・部下に自信をもって仕事をしてもらう。
・部下が仕事をしやすい環境をつくる。
・職員のスキルアップを促す。個々の研修プログラムを立て研修の機会をつくる。。。etc

微妙なもので「部下がやりたい仕事をさせる」というのがある?本人のモチベーションを考えてもこれは必要。しかし、やりたい仕事だけではない。難しい部分。

これは「好きなように仕事をさせる」とは違う。好きなように仕事をさせることは、私は絶対させない。そんな都合の良い職場はない。そんな放任の職場があるとするならば専門性を感じないだろうし、一貫性の部分で信頼できない。ある一定の変わってはいけない(一貫した)理念・哲学・方向性の中で、自分の仕事を見つけ出して仕事をして欲しい。

少し丁寧にいうならば、部下にビジョンをもって仕事をしてもらう。の方がしっくりいく。自分がイメージできている仕事で、意欲をはっきしてもらう。
その時の私の仕事は、部下にかなり自立的にイメージをもって仕事ができるように、基本のビジョンを提供し、具体化を部下にしてもらう。イメージの基礎となるトレーニング・研修を組み込む。ディスカッションでフェードバックをし共通点を探す。部下のイメージでもあり、職場のイメージでもあるのが一番。

多くの部下が、時には悩み、時には自分がわからなくなるだろう。自分もそうだから。


しかし、部下には、、、、

・自信をもって仕事をして欲しい。それが少し高いハードルであれば、すくなくてもビクビクせずに仕事をして欲しい。

・今よりも少し先のビジョン、夢をもって仕事をして欲しい。

・自分が決めた行動を(例え失敗しても)後悔をせずに仕事をして欲しい。


どんなに頑張っても、本人の気持ち(おもい)、仕事への力加減は押し付けられない。ワシの仕事なんて、その手伝いしかできない。


● 関係LOG
研修はいつ終るか
漫画で学んぶ仕事論 その1/協同と責任
感動した!!


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10月13日の我法人の成人支援及び成人期への移行支援に関するセミナーを再度お知らせします。

成人、移行期の支援者、親さんだけでなく、幅広い年齢層の支援者にも良い情報提供になると思います。是非、ご参加ください。(お知り合いにも是非!お知らせください)部下が実践発表、ポスター発表しますが、こちらも充実してます。

詳細は、法人のホームページをご覧ください。
http://npo.autism-soreiyu.com/soreiyu-seminar/modules/nmblog/response.php?aid=22

一部、掲載します。

青年期・成人期に向けての支援及び成人支援の実際

予定している主な内容
・青年期・成人期の自閉症支援(基本的な考え)
・将来の生活を見越した学齢期、移行期の必要な視点
・青年期・成人期・移行期の個別支援計画
・予定している、それいゆ成人支援センターの実践報告
・自閉症バリアフリーとしての構造化(ワークショップ鍋島)
・自閉症成人期の居住支援(それいゆホーム)
・養護学校、地域からの移行支援(ワークショップ武雄)
・就労、地域への移行支援(就労移行支援事業所)

キーワード
・成人期に向けて幼児期、学齢期で身に着けてほしいスキル
・教え方、事前訓練、OJT(現場で教える)
・ 個別支援計画/理念、プロセス、実践とのつながり
・禁止、NOを教える!
・修正を受けるスキルへの支援!
・社会性レベルに考慮した、個別化された教え方
・実は理解していない、身についてない「終わりの概念」
・例えば、避難訓練、ストレースマネージメントなど、なかな普段の講演ではきけないぐたいてきなプランニングを構造化と一緒に。

<追 記>

昨日、講演会のリハーサルをしました。実践発表、かなり面白いです。私がリハーサルを見てビックリです。(部下にプレッシャー!!)

リハーサルで改善点
・難しい専門用語はそのまま使って、用語集にする。(予定?できたらレジュメ冊子としてお土産に)
・ポスターセッションではなく、ポスター掲示にして、質疑対応スタッフを3名。概要をレジュメ・冊子に入れます。
☆通常使っている構造化のアイデアを展示する。写真ではイメージできない部分を補う。


         記
1.日 程   平成19年10月13日(土曜日)
        9:30~16:30
2.会 場   佐賀市文化会館 大会議室
3.講 師   それいゆ成人支援センター 水野敦之 ほか
3.定 員   120名
4.参加費   1万円(お弁当つき)
5,問合せ・申込先成の詳細はこちらから
http://npo.autism-soreiyu.com/soreiyu-seminar/modules/nmblog/response.php?aid=22

※ 携帯メールおよびお電話でのお申し込みはお受けできませんのでご了承願います。
※ その他  基本的に事前申し込み・ご入金を原則としております。



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~なんで今、個別支援計画か?~

これまで自閉症支援と同じくらい、実践研究の中核になっているのが個別支援計画です。学校関係、福祉関係と用語・内容に微妙な違いがあっても個別支援計画が重要視されています。。。。。重要視されているといいましたが、重要視しているのは誰か?実ははっきりしていない。行政?一部の熱心な支援者?

支援者に「なんで個別支援計画が必要なんですか?」って聞いたらなんて答えるか想像しただけで怖い。学校関係者は、特別支援教育の中で決められているから?福祉関係者にいたっては、単価が下がるから?多くはないにしろ、表にでないにしろ、きっと良くわかってない人、しかたなく思っている人は多い。

ある勉強会、会議で事業移行した施設の職員の方が「そんな難しいことはできない」「そんな面倒なことしなくても、今までどうにかやってた」って。それで、「そう難しく考えなくても、できる部分で良いのですよ」って周囲も楽チン主義。

ありえない。何に対して単価が決められているのか。どんな専門性に対して公費を使っているのか。無計画な支援で、今ではなく、5年先、10年先の利用者の実践を誰が責任とるのか。もしも、その施設が何かの理由で運営できなくなったときに、一貫した支援をどのように継続するのか。

個別支援計画を軽視するムードの要因には
・そもそも一貫した支援が行われていない。
・その場の思いつき支援になっている。
・情熱主義
・みんな一緒、平等の間違ったノーマライゼーション
・複雑で現場で活かせない、やたらと時間だけがかかる個別支援計画モデルが紹介されすぎ。
・講演やフォーラムで紹介される例がスーパーマンのスパー支援になっている。
・支援者育成・トレーニングの問題
  >支援計画のトレーニング=紙への書き方、文章能力(必要だけど)
  >ディスカッション、チーム力、コラボレーションなどの中核が学んでない
  >PDCA(Plan-Do-Check-Action)のプロセスが未経験
・コラボレーションの意味が、仲良しサークルにしかなってない。
・個別支援計画の目的、それぞれの役割が明確でない。


保護者や当事者に「誰のために個別支援計画がありますか?」って聞いたらなんて答えるでしょうか?「難しいことはよくわかんない」って言われるかもしれません。

Blogの中で、もう一度個別支援計画について整理したいと思っています。今回は、序文ですので、個別支援計画とは何か?に関するキーワードをリストアップします。

● 支援者からの視点

・支援内容の確認
・支援内容の主体は利用者
・どんなアセスメントをもとに計画をたてるか
・そもそも個々び支援のシナリオのはず
・紙に書けば良いのか?それじゃ~絵に描いた餅
・プロセスが大事。でもどんなプロセスが理想?
・なんだから形なのか?
・形式が重視なのか?
・現場の支援に活かせない支援計画って?無意味。
・シナリオライター
・情報収集、情報提供、情報整理(情報制御ではない)
・一貫性のある個別支援計画づくりは?
・個別支援計画はいつ作る
・どのように使う


● 利用者からの視点

・主体は当事者。以外とピントこられていない。
・支援計画の基本は支援者のニーズではなくて、当事者のニーズ。
・当事者が支援を選ぶ参考基準。良い支援計画、意味のある実際の支援につながる支援計画を立てれる事業を選ぶ時代。
・自分にとって心地よい支援計画を選ぶことはできるが、自分の選んで支援に責任をもたなくてはいけない。自分にとって意味のある支援を自己責任で選ばないといけない。
・重要なポイント、情報の整理、自己認知、世の中認知、自己決定、自己選択、自己責任・時には情報を提示する立場にもなる。(詳しくはこちら
・自分の生活、就労、余暇
・人権、ノーマライゼーション、QOL、
・必要な支援と自立


● 確認事項

・主体は誰か?
・目的は何か?何で必要なのか?
・当事者、親、支援者、関係機関の役割、責任は?
・プロセス、ベクトルは?
・内容の精選?
・現場で活かすには?
・一貫性とは?
・時間軸を意識した計画って
・ICFとの関係

大きなキーワード『点から面の時代』


● 関係LOG

柔軟、ソフト重視の時代へ!! その2/『障害者の経済学』
就労移行支援事業の初支援ミーティング
アン・パーマーさんの講演会1日目『発達障害の生徒の高校・大学進学の考え方と準備』


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●スケジュールシステム(「超」整理帳編)!

以前もお話したましたが、手帳のシステムを変えました。(『超』整理手帳)のルーティンを変えたんです。(記事はこちら。。)



*超整理手帳に関しては、こちらのホームページをご覧ください。
・ノグラボ「超」整理手帳コミュニティ

<MY仕事アセスメント>

・最近、仕事が複雑になり、プロジェクトも増えた
・5~8週間の仕事が複雑になってきた。
・1日の仕事が複雑になってきた。

<現在のシステム>
・超整理手帳、週間×8週間の市販の基本スケジュールシートを正規とする。
・インターネットからダウンロードした月間スケジュールシートは、次年度のスケジュールが来るまで書き込みに使うことにした。
・つまり、基本的にスケジュールを1本かした
・複雑な一日の動きは、コアラバンドで付けて、A4の4等分した何でもリストシートに細かく記入。(詳しくは後で)



「超」整理手帳の強み
「いよいよ超整理手帳来年に向けての準備!」
にも書いているのですが。

・8週間全体が見渡せる。そのわりに書き込み量がある。
・必要書類もA4資料を4分の1にしてはさめる。
・一番大きなのがA4企画の4分の1である→
  これによって「バックアップがとりやすい」「資料をコンパクトに入れやすい」
・差込できるので、TPOにあわせて持ち歩き資料をカスタマイズしやすい。



●メモ術!
~イメージしたらすぐ!データーは一本化


私のメモ術は、基本的には色々な本に書いてあることを、自己流で作った。
自分のニーズとしては、イメージしたらすぐに書くこと。そしてメモがアッチコッチにあって活用しないときに行方不明になることを避けたい。

そこで、いつでも書き込める、いつでも取り出せるが重要。

*いつでもイメージした時に書き込む
いろいろな場所でイメージしたらその場でメモを取る。例えば「あ、今日は洗剤買わなきゃ」ていうのも、雑誌を見たときにイメージしたことも同じで、その場で書く。

・携帯電話のメモ機能
・レシートの裏でもなんでもいいから書き込む
・紙が無かったら手に書き込む
・雑誌に書き込む/雑誌で得たイメージは、雑誌に書き込む。



*時間があるときに収集したメモ、書き溜めたメモを、一本化したシートに書き出す。

私の超整理手帳には、A4の4等分した「何でもリストシート」がある。もともとはGTDの頭にあるものを書き出すシートだったのですが、現在は多様してます。多様しているので、シート自体は複雑に見えますが、シートが一本化しているので、使う時に必ずそこを探せば良い。
各内容は、

・先ほどのアッチコッチで書いたイメージ
・TODO
・連絡先
・忘れてはいけないこと
・Blogや講演のネタ  全て同じシートに蓄積していく。
・文字だけではなく、図式、フォローチャート
・パワーポイントのレイアウト



*貯めた情報はアウトプット→必要がなくなったらチェック
リストにした情報は、基本的にはGTDのシステムで、今する仕事、後での仕事、人が関わるプロジェクト、いつかやる、蓄積データにわける。基本は『checkpad.jp』に保存。

スケジュールに書き込んだり、その場で実行したり、人に伝えたりして、確実になんらか形でアウトプットしたら、忘れれも安心のチェックを付ける。「何でもリストシート」のすべたが、なくならない限りそのシートは手帳に挟んでおく。次の新しいシートに書き込むことも、チェックの対象になる。

必要なくなったシートは、スケジュールのバックアップファイルに入れて保存。


様々な場面でメモをとりつつも、一本化して整理し、活用したら消すという単純なシステムは、私には効果的です。


*超整理手帳の関連リンク・LOG
・ルーティンの重要性について
・ノグラボ「超」整理手帳コミュニティ
・「超」手帳法
・手帳・ビジネス関係の本!

・「超」整理手帳活用 個別化編

・出張TOOL その4:「超」整理手帳




超整理手帳をまず試してみたい方は、こちらがおススメです。
図解「超」手帳法
野口 悠紀雄
講談社

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「超」整理手帳2009 (黒)
野口 悠紀雄
講談社

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「超」整理手帳2009 (クリア)
野口 悠紀雄
講談社

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「超」整理手帳2009 (茶)
野口 悠紀雄
講談社

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「超」整理手帳2009 (紺)
野口 悠紀雄
講談社

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「超」整理手帳2009 (オレンジ)
野口 悠紀雄
講談社

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「超」整理手帳2009 (チェリー)
野口 悠紀雄
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出張というのは、私にしてみたら、日ごろのルーティン(習慣化された)生活から離れた新期の世界。そこで上手に。できれば意味のある出張をしたい。そこで出張の流儀第2弾です。

●出張先からイメージを伝える

出張先で、様々なプロジェクトや講演で使えるイメージが湧いてくる。そんな時は、すぐにパワーポイントでイメージを図式化する。(私のイメージの多くが文章ではなく関係図なんです。)そのパワーポイントの画面を携帯電話のデジカメで撮影して部下やプロジェクト・チームのメンバーの携帯メールに送り、感想やフィードバックをもらう。

 
少しぐらい、ボケててもメールや電話で補える。

離れた場所から新鮮なイメージを送って、その時点でディスカッションができる。相手も自分も、いつでもどこでもPCでインターネットしているわけでないので、携帯を活用するのは手軽で有効。

●携帯は出張中にかかせない道具です

一般の使い方いがいとしては、
・時には、様々な記録を撮るデジカメとして(私の携帯は300万画素の相当)
駅の地図や大会日程のプリントを携帯デジカメでとってメモとする
忘れないためにメモ機能に記録
・運転中は、録音機能に音声録音で記録
・出張中の交通・移動手段、スケジュール(主催者配布)、ホテル予約詳細など、PCから携帯のメールアドレスに送って、短期データーベースとしても使える
・PIM機能は基本的に使わない→Google Calendarに統一/PC




GTDの道具として>

・人気サイト『checkpad.jp』を活用
・携帯メールに今日やることのリストが送ってくるように設定
・頭に浮んだことは、後でメモないで、その場で簡易メモ帳に。
・『checkpad.jp』に書き込む

<携帯に付けているもの>
・小さなペン/いつでもメモ、例えばレシートにもメモ
・付箋/丈夫な樹脂のシート>緊急TODOを書き込む>三色で重要度
 >>参考文献:IDEA HACKS! 今日スグ役立つ仕事のコツと習慣/原尻 淳一,小山 龍介
・おもしろストラップ/コミュニケーションの切っ掛けに/今は、JC-NETでマイミクの焼きのりさんからお土産、まりもっこり!


関係キーワード/携帯電話、Life HacksGTD

関係記事
・ 出張の流儀 その1
・ 携帯電話というTOOL
「仕事・行動流儀(+TOOLS)」全項目表示

IDEA HACKS! 今日スグ役立つ仕事のコツと習慣
原尻 淳一,小山 龍介
東洋経済新報社

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*携帯ストラップ、付箋の案は、この本に書かれていたアイデアです。
*私のLife Hacksのバイブルの1つ

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嫁の実家から、とったばかりの葡萄と栗が送ってきました。

葡萄はとったばかりで新鮮で、ややカタくて非常に美味しかった。

本当に贅沢です。

栗は嫁が栗ご飯にしてくれました。

大満足です。


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最近のLOGをいくつか紹介します。

★キーワード:それしかイメージできないこと
自閉症の方の支援のなかで、普段からこころがけていることがあります。それは、視覚的な指示にしても、その他の情報にしても、それしかイメージできない提示をすることです。他のことをイメージすることで、混乱し、優先すべき行動、理解がうまくいかなくなってしまう。

支援者は、それしかイメージできないことの提示を恐れる。なぜか、それは自由をしばっているような。しかし、曖昧な情報により本人は混乱し、自信をもった行動を阻む。

今回、利用者のお母さんの言葉は私たちに色々なことを学ばせてくれた。
「これだけをすればいいんだ!」 
本文は、こちら
http://blog.goo.ne.jp/bouzan0807/e/3ae7f04a408f1baa671fc82546df3fbe


●柔軟、ソフト重視の時代へ!! その1
『障害者の経済学』中島 隆信/東洋経済新報社を読んで、考察したことをまとめました。問題が起こることを想定したシステムではなく。まずシステムを作って、様々なケースごと(例外的なケース、困難ケースを含む)に柔軟に対応することの重要性についてまとめました。
詳しくは、こちら→
http://blog.goo.ne.jp/bouzan0807/e/d878ee56fb850cbd40c78cbc79b74b6e

●柔軟、ソフト重視の時代へ!! その2
その1を踏まえて、実際に具体化してきた自立支援協議会、成人支援センターでの実践をまとめました。
詳しくは、こちら→
http://blog.goo.ne.jp/bouzan0807/e/94f4ed0d53769a521f8d1b0ba5571a53


●佐賀モデルをつくりゃ~いいじゃない
先駆的な地域から学ぶことはとても大切。しかし単純なモデルは疑問。
各地域の強み、現存の仕組み、文化にあわせたシステムづくりが重要。

佐賀は、佐賀の強みがある。佐賀モデルをつくりゃ~良い。

例えば・・・佐賀の強みは、
・特別支援教育の充実
・発達障害者の早期発見早期療育の発展
・良い形のコンサルテーションの経験のある地域であること(残念ながら学校中心)
・個別支援計画による実践家が多い(残念ならが学校中心)
・小さいけど各障害者領域で、頑張っている人がいる。
詳しくは、こちら→
http://blog.goo.ne.jp/bouzan0807/e/5b821777ebe0c111caf4eb839b4e20b4


●避難訓練プロジェクト(その一部を紹介)
一般的な避難訓練は、自閉症障害特性を考慮した本番の避難が想定されず、非難訓練そのものが目的になっている場合が多い。

そこで、成人支援センターでは、現在、避難訓練のあり方についての実践を行っています。BLOGでは、その一部を公開しています。
詳しくは、こちら→
http://blog.goo.ne.jp/bouzan0807/e/07f4c21095e864898dd0bacb4b5d4a6b



★お知らせ/成人支援及び移行支援の講演の詳細

10月13日成人支援及び成人期への移行支援に関するセミナを開催します。

成人、移行期の支援者、親さんだけでなく、幅広い年齢層の支援者にも良い情報提供になると思います。是非、ご参加ください。(お知り合いにも是非!お知らせください)部下が実践発表、ポスター発表しますが、こちらも充実してます。

☆青年期・成人期・移行期の自閉症支援&成人期、将来にむけた支援
1.日 程 平成19年10月13日(土曜日)9:30~16:30
2.会 場 佐賀市文化会館 大会議室

詳しくは、こちら
http://blog.goo.ne.jp/bouzan0807/e/d7a87ac7c62854bbdfbc3f0089f065a3



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まずは、昨日のLOGから→柔軟、ソフト重視の時代へ!! /『障害者の経済学』 その1

障害者の経済学
中島 隆信
東洋経済新報社

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前回LOGのポイント

★『障害者の経済学』の中での「産むが易すし」ルールの視点の重要性。

★ 問題が起こることを想定したシステムではなく。まずシステムを作って、様々なケースごと(例外的なケース、困難ケースを含む)に柔軟に対応することの重要性についてのLOGでした。


今回は、私の仕事の中で、具体的にはどんな部分で「産むが易すし」ルールを視点におくか。リストアップしてみます。

●大規模施設→小規模の地域型施設

●ハード面重視→ソフト重視

●一般向きのがっちり施設・環境→個々の特性にあわせた柔軟な修正が容易なやわらか施設・環境

●ぶっこみサービス総合施設→個別化可能なホーム群・地域

●自立支援協議会


市町村、都道府県の自立支援協議会が、まさしくこの「産むが易し」ルールに基づいているはず??。自立支援協議会の目的が、たぶん自立支援法がスタートする中で、支援のハザマになっている部分をつくならにというのが大きい。

☆ただ地域によっては、固定的な枠組みづくりに時間をかけすごて、本来の目的からずれる場合がみられる。

☆自立支援協議会の産むが易いルールによる対応の中核が、ネットワークの柔軟な活用なのに、多くの相談機関が自前での解決にこだわりすぎる。

~関係LOG~
・自立支援協議会について
・佐賀モデルをつくりゃ~いいじゃない。


●成人支援センターの個別支援計画

・個別支援計画様式の柔軟性

・支援計画に基づく、記録、実践活用シート(補助シート)の柔軟性。

~関係LOG~
☆就労移行支援事業の初支援ミーティング


●成人支援センター、職員研修のありかた

・基礎講座を入れ、応用講座を削減
・あくまでOJT(現場で教える)重視
・個別研修計画によるトレーニング

~関係LOG~
☆研修はいつ終るか


●ジョブコーチ支援

・「ある程度、力をつけないと就労できない」ではなく、実習等を活用して実際の場面に出て、OJT(現場で教える)とジョブマッチングを続ける。=はじめから難しい部分を想定しないで、実習で可能性をみつけて、ジョブマッチングしていく。

・基礎トレーニングではルーティン形成を中心にして、応用や様々なスキルトレーニングは現場で教える。>>できない部分をできるまで訓練ではなく、できる部分を活用し組み立てていく。様々なスキル、困難さは現場実習、就労の中でトレーニング(OJT)したり、ジグやナチュラルサポートをつくっていく。

・困難ケースにはじめから備えすぎない。困難ケースが出たときに支援していく。ジョブコーチだけで解決しない(ネットワークも活用する)



☆一緒に読むこととさらに深まるおススメ本

*大規模施設の「転ばぬ先の杖」ルール(?)、思考の問題点を、リアルに感じることができると思います。
こんな夜更けにバナナかよ
渡辺 一史
北海道新聞社

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*ブッコミ支援からここの状態にあわせた支援。基本はやっぱりICFです。
ICF(国際生活機能分類)の理解と活用―人が「生きること」「生きることの困難(障害)」をどうとらえるか (KSブックレット)
上田 敏
きょうされん

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ICF(国際生活機能分類)活用の試み―障害のある子どもの支援を中心に
国立特殊教育総合研究所,WHO
ジアース教育新社

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障害者の経済学/中島 隆信先生(東洋経済新報社)
を再熟読しました!!色々感じたこと、考えたこと書きます。

この本は、障害児者の支援、教育、生活など様々な領域で、経済の基本原理から考えた本で、障害者だけの話ではなく、世の中そのものの見方を示した本でした。

●福祉・教育の変動と『障害者の経済学』

特別支援教育と障害者自立支援法に移行して、障害児・者分野は大きな変換の時代になった。この分野の変化を私自信が現場で実感できるようになってきた。

ここで前置きすると、私の立場は特別支援教育も障害者自立支援法も修正・調整の必要性を感じつつも、大枠であるいみ良い機会と思っています。

これまでの、あまりにも柔軟性のないガッチリとした枠ぐみの中で、個々ニーズの柔軟な対応ができていなかった。

しかし、世の中の流れが、ある程度の(柔軟な)枠組みのなかで、個々のニーズにあわせて、また地域(地方自治)の特性・資源にあわせて柔軟な対応の可能性がでてきた。

この『障害者の経済学』では、転ばぬ先の杖ルール(問題がおきない前に想定して枠組み、ルールを決める)→産むが易しルール(先にいろいろ考えるのではなく、とりあえずはじめてみて、その後出てきた問題はそこで対応する)への転換の必要性が書かれています。これが本当に時代の流れであることを、この本を読み、主意をちょっと意識してみるだけで理解できます。

しかし私みたいなド素人は、ここで1つの不安がある。それは、それではケースごと、地域ごとで、かなりのバラつきがでてくる。この本で筆者は、それについても大切な指針をだされています。それは、「自然な市場メカニズムが評価をつくる」ということ。(詳しくは『障害者の経済学』を是非!!)

継続できることが重要な評価につながっていく時代なのですね。

継続の意味の重要性、あわせて継続の工夫についての整理が必要だとことも感じました。

何が継続に値し、何が継続に値しないのか!

>この本を読んで、私やチーム、地域の今後の指針を整理してみます

様々なことを想定したシステム形成ではなく。様々なケースごと(例外的なケース、困難ケースを含む)に柔軟に対応できるシステムづくりに力をいれることです。


続きはこちら→柔軟、ソフト重視の時代へ!! その2/『障害者の経済学』



障害者の経済学
中島 隆信
東洋経済新報社

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☆一緒に読むこととさらに深まるおススメ本

こんな夜更けにバナナかよ
渡辺 一史
北海道新聞社

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大規模施設の「転ばぬ先の杖」ルール(?)、思考の問題点を、リアルに感じることができると思います。


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昨日はコンサルテーションで、構造化、再構造化のプランニングでした。

夕方にコミュニケーションの講義で、今回は特に本人の好んで使っている形の活用の重要性を話しました。

本日は、コンサル先の施設が関わっているジョブサイトと特例会社、相談窓口の見学を私の研修でした。

ジョブサイト、特例子会社の見学では、やっぱり企業ニーズと企業文化のアセスメントの重要性を感じました。

ジョブサイトではフォロアップの様子をみさせてもらって、良い刺激になりました。

相談窓口ではたくさんディスカッションでき、ヘルパーや行動援護についてのイメージづくりのヒントをもらいました。

施設の方ともかなりディスカッションができ、今後のコンサルでの私の役割の移行と、発達障害の就労場面でのアセスメントの有りように関して、まだ漠然とはしてますがコラボレーションの可能性まで探れて良かったです。



写真は、お昼に食べた西条駅周辺の一銭屋のお好み焼き。

  

東広島のお好み焼きは、海鮮やらがゴロゴロと入った感じで大好きです。
おかげで全部食べ、って炭水化物だぁ~。
今日の夜はヘルシーなメニューです。



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たいしたことではありませんが。
いくつかの流儀があります。

そこで、時々、何回かにわけてLOGします。

●余裕をもって行動管理

私の出張の多くは、私一人ではなく、多くの方との関わりが多い。時間を守ることが重要なんです。あたりまえのことですが以下の流儀があります。

・飛行機、新幹線の交通手段を使う場合は、1時間近くの余裕をもった計画、実行する。
・ギリギリまで現場で働いて移動ではなく、空港、駅に早めに到着して、そこで仕事ができるように準備しておく。
・遅れた場合の想定もしておく。(2~3ルートをイメージしておく)


●出張の道具は多すぎず、少なすぎず

・だいたい、想定の1・5倍の準備をする
・必要な本、冊子のの部分記事はコピーしてコンパクトにする。

必ず持っていくもの。
・PC
超整理手帳
GTD・メモ用のA4の無地コピー用紙
・情報収集、記録としての携帯電話

  


★出張を楽しむ

*出張は移動も多いし、様々なスケジュールを気にしないといけないからストレスをもつことが多い。
*出張の合間合間で楽しみを意識し、実行する
*例えば、、、私のばあい
  ・「のりもの」を楽しむ。私の場合はとくにJRが大好き
  ・地方ネタを人に聞きながら楽しむ
  ・地方の食事を楽しむ
  ・看板や様々なマークにも意識してみる
  ・かならず趣味の本を1冊入れる。
  ・デジカメで楽しんだことを具体化する。記録にとりblogに書き込む。

  


●出張は非文脈の研修であることを意識する

 出張はと日常の実践との大きな違いは、日常の実践はよくしった文脈であり、かなり脳としては楽に実践し、その文脈の中のOJTになります。

 しかし、出張は、文脈がいろいろ。その中でもこれまでの実践研修等が使えればかなり研修成果としては大きく。般化できている。(コンサルタント、トレーナーにもTEACCHのトライアングルエフェクトはあてはまる。)



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動画ですよ!!

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N700♪(*^ ・^)ノ⌒☆

窓際の席に全部にAC100の電源(b^-゜)

嬉しい!嬉しい!嬉しいぞぉ~!

広島駅で動画とらないと。



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只今、広島に向かってます。

博多駅でビックリ、
のぞみ6号。

N700やんけぇ~!♪(*^ ・^)ノ⌒☆

初めてです。

外観もうっとり。




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本日は、ある福祉行政の会議に出席しました。

結構、この会の中では発言をしています。
この会議での私の位置は、
●発達障害者支援者としての関わり
●就労支援者としての関わり
●行動援護に関する部分での関わり
●教育と福祉を経験したものとしての関わり

かなり複雑な状態での参加になってます。

以下

一番はやっぱり、

佐賀独自のモデルをつくるということなんです。

佐賀だからできるモデルです。

他の地域の真似ではなくて、あくまで佐賀モデルにこだわりたい。

なぜならば他の地域よりも、佐賀の進んだ部分を活用したいから。


・特別支援教育の充実
・発達障害者の早期発見早期療育
・良い形のコンサルテーションの経験のある地域であること
・個別支援計画による実践家が多い(残念ならが学校中心)
・小さいけど各障害者領域で、頑張っている人がいる。

そこで、私が考える理想の佐賀モデルは、、、

★ネットワーク重視
→規模ではなくて、内容で勝負している様々な機関の活用。ネットワークの基本は、コラボレーション。仲良しサークルではこまる。それぞれの役割と責任で働きかける。

★個別支援計画を軸にした支援
→親の思いや情報も重要、専門家も良い情報をもっている。
→親の思いだけではダメで、本人の権利擁護など様々な視点でつくりだした個別支援計画を支援の軸とする。
→本人の特性や本人の将来像、それに向けての学ぶプロセスを無視して、支援計画を立てるのはおかしい。

★支援者のOJT(オンザジョブトレーニング/現場でのトレーニング)のためのシステムづくり
→福祉によるサービスそのものに、コンサルテーションやスーパーバイズをいれる。
(教育現場で一般化しつつあるけど、福祉現場では、支援に関するコンサルテーションを入れる空気がない。)
→講義を聴いて理解する人なんていない。実際の場面で教えないと。

他もいろいろあるけど。

まずはここ。

ちょっと疲れました。

明日は、広島の施設のコンサルテーションです。

テーマは、構造化と自立!!かな?

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