ぼ~ざん工房
ぼ~ざんのBLOGです。いろいろ体験・書籍等紹介します!

 TOPICS  『ぼ〜ざん工房』は望山(水野敦之)の個人のBLOGです。


「気づき」と「できる」から始めるフレームワークを活用した自閉症支援—すぐに使えるワークシート用CD‐ROM付
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エンパワメント研究所

 
  【2013年度 自閉症教育・支援フレームワークセミナー予定(随時更新予定)】
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  ※ このBLOG『ぼ〜ざん工房』はリンク・フリーです。
    ご紹介いただき、たくさんの方に読んでいただいたら幸いです。  



知的障害通園施設から児童発達支援センターになった職場、社会福祉法人つつじの『ぐるんぱ』の今年度の新たな試みがスタートしています。

スタッフのアイデアで(嬉しい!)、社会性のレベルのアセスメントと実態把握により、社会的な機会の目標設定をした上で最大5人程度の小グループ編成をやっています。

1対1の勉強、自立、様々な般化、そして様々な社会的な機会の設定が6つの考え方に沿って。。。

自閉症・発達障害の特性を軸としている

個別化している

アセスメントからはじめている

います。


多くの施設で、社会的機会を設定していると思いますが。。。

障害特性よりも、生活年齢に引っ張られたイメージになってないでしょうか?

アセスメントからはじめているでしょうか?

本人にあった規模、内容になっているでしょうか?


アセスメントのツールは『フレームワークを活用した自閉症支援』の「自立課題アセスメントシート」に1つ1つの社会性の段階(接近・並行・共有等)をさらに細分化した内容を書き出したものです。


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これまで多くの移行支援に関わりました。

その中で私が感じているのは本当の意味での移行支援は3年以上はかかるということです。

中学、高校になると移行支援が本当の移行が終わった時に卒業になるわけですが、

それでも3年間を丁寧に移行すれば、次の移行にも良い影響を与えます。

なぜ3年なのかには多くの理由があります。

私が大事にしている理由は、

1年・2年では、教えられないことが、3年間で本当の意味で気づけるということです。

それは。。。これまでもブログで書いたのですが。

変化する部分と変化しない部分を理解することにあります。

1年目も2年目も3年目も変わらない習慣。。。

毎年変わった部分、あったりなかったりした部分を気づくのには3年かかります。


実は正確に言うと3日、3週間、3ヶ月、3年が重要です。

変わる部分、変わらない部分、あったりなかったりの部分を丁寧に伝えることが重要です。

時々のセッション形式では教えられないことがたくさんあります。

念頭におく必要があるのがセッションと日常の支援の役割の整理です。

いつもながらまとまりのないブログ記事でした。では、


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遊園地・テーマパークで想定される自閉症児の行動などについて考察しています。

●想定されること

遊園地・テーマパークでは、1つの内容に注目して、次の活動にうつれない場合があります。1つの活動に集中できているので良い部分もありますが、家族で行動したり、食事の時間になったり、次にいかなければいけない時に切り替えの困難さは支援者としてどうやっていいのか悩まれる方もいると思います。


●想定内にした準備と実際

当日、切り替えがうまくいかない時に重要なのは、「まずは今やっている活動終わり」と「次の活動は」を提示することです。

そこで、「終わり」と「次」を伝えるための準備をします。それも個別化が必要です。

例えば、本人の道具ならばフィニッシュボックスやフィニッシュバックも良いのですが、施設のものだとそれはまずいです。A4~A3ぐらいの紙のボード(ラミネート加工して、2つ折ってバックに)に普段つかっている終わりの合図を書いてもって行きます。あわせて次の活動を提示するスケジュール等を準備します。当日は、活動の終わりに切りフィニッシュボードを活動している物にかぶせて、次の活動を提示します。

例えば、普段、タイマーや時間を使っている方は、事前にどのくらい遊ぶか決めて、提示して、時間になったらスケジュールを確認します。

●当日の留意点

当日、次の活動ばかりを指示したり、引っ張ったりするのではなく、

「まずはこれ終わり」を提示して、「次の活動」を提示します。


もしも準備ができなかった場合は、夢中になっている活動の間に入るなど、活動から少し視線を話して、次の活動を提示する方法もありますが、準備をお勧めします。


また、すごく重要な視点は、外出時だけ、それらの手だてを使うのではなく、普段から終わりの提示と次の活動の提示を習慣化しておくことです。




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冷蔵庫がかわりました。大した大きさの音ではないのですが、これまでの音の違いで少し気になります。

それで自閉症支援での感覚の特性について結びついて考えを続けています。

感覚の特異性

感覚刺激の変化

気づいてない時には意識しない、

気づくとかなり影響を受けます。

大きさを気にしている支援者が多いですが、

コソコソ話??これはうまくいきません。

もちろん大きい声の影響はあります。

しかし、コソコソ話や、靴の音、物を引く音、電気製品のビーって音、気がつかないとどうでも良い音、気になると影響をうけます。

感覚刺激が気づき、つまり注目との関連、少し整理が必要です。



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さて皆さん、『フレームワークを活用した自閉症支援』で紹介した【フレームワークシート】はお使いですか?本を買ったけど使ってない皆さん、是非是非活用してください。

うちの児童発達支援センターでも、なんとなくフレームワークシートの活用の方向性が決まりつつあります。(おいおい紹介します)

現在、広島全体の市町サポートの仕事、全国コンサルテーション、講演の仕事も両立するために実施しているのがフレームワークシートを活用したスーパーバイズのプロセスです。

総括している上司である私に以下の仕事をお願いする時には、必ず関連のフレームワークシートを提出してもらっています。とくに多いのが氷山モデルシートです。

*上司に把握してほしい

*上司に観察してほしい

*上司にアドバイスしてほしい


皆さんの職場の上司(現場のリーダーや総括している人)は仕事していますか?

仕事してもらいたいなら、フレームワークシートを書いて、上記の内容のどれかを付箋で貼って渡してみてはいかがでしょうか?

口頭でお願いしても、何を把握するのか、何かを観察するのか、何についてのアドバイスなのか伝わりません。


フレームワークシートを受け取った上司である私にとっても明確で、

スタッフが何に注目できていて、何に気づいていないのか、どんな情報が必要なのかがすぐわかります。

利用児・者全体について支援計画を本気でやるのに、口頭だけのやりとりをやっている事業所はかなりまずいのではと私は考えます。

上司に仕事をしてもらいましょう。そのためにまずフレームワークシートを書いてみましょう。

ちなみに『支援については好きなように自由にやっていいよ」て言う上司・リーダーは時代錯誤も良いところで、個別支援計画の意味も、一貫性の意味もわかってない上司・リーダーです。(あくまで現場の総括する仕事の方の話しですよ)


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遊園地・テーマパークで想定される自閉症児の行動などについて考察しています。

●想定されること

遊園地・テーマパークでは、様々な興味関心に次から次に注目が引っ張られることがあります。次々と注目が移りかわる転導的な行動はよくおこる想定される行動の1つです。


●想定内にした準備

転導的な行動に対して、次にとる行動を伝えることも重要ですが、それだけではいけません。次の活動の提示の前、もしくは同時に、転導的な行動の要因になっている刺激や情報の統制を行う必要があります。

しかし、屋外支援にくらべて、屋外支援はそれが難しいです。

そこで準備としては、刺激の少ない経路を事前に考えておくことが必要になります。

個人的には小さなボードを用意します。遊園地等ではフニッシュボックスを活用するのはスタッフの方に勘違いを受けるので、ボードや布を活用します。(使い方は下記)

●当日の支援

当日は、できるだけ刺激の少ない経路にそって活動します。

また、本人が気にしている部分にボードや布で覆って「おしまい、次は」という形で刺激を遮断したり、支援者が体で刺激をブロックします。(この部分については次の記事で)

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遊園地・テーマパークで想定される自閉症児の行動などについて考察しています。

●想定されること

遊園地・テーマパークでは、様々な興味関心に次から次に注目が引っ張られることがあります。次々と注目が移りかわる転導的な行動はよくおこる想定される行動の1つです。


●想定内にした準備

一番重要なことは当日の活動を具体的に決めておくことです。(事前にインターネット等で調べて準備することをお勧めします。)

当日、転導的に引っ張られる時に、どうしても「ダメ」を連呼してしまいます。

それはうまくいかないのと同時にフラストレーションがたまってきます(本人も支援者も)。

大事なのは瞬時の「次はどこか!」の提示ができることなんです。

事前に活動を決めておくことで次の活動の提示がスムーズにできるようになります。

できれば、視覚的な準備を用意すると本番での提示がうまくいきます。

「え?そんな決めつけていいのか??」と思われる方はいるでしょうか?

そんなことで曖昧な発想が禁止の連続になってないでしょうか?曖昧な準備が結局本人にとっての具体的な機会の設定になってないのではないでしょうか。

もちろん変更や、本人のチョイスも個別化して活用する場合もあります。

とにかく次の活動を提示できるように、1日の生活をデザインしておくことが重要です。



●当日の支援

当日は、「ダメ」ではなく、「これいいよ」を連続できるように、本人が注目して良い活動に促します。


準備が無いと、支援者も見通しがもてなくて、禁止ばかりになってしまいます。

準備があれば、一日をポジティブに「これやっていいよ」と伝えらます。



ちょっとしたポイントですが。本人ができるをメインにおいて、ちょっとチャンレジをいくつか想定しておくといいでしょう。



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遊園地・テーマパークで想定される自閉症児の行動などについて考察しています。

遊園地等での支援の重要な視点は、できるだけ想定内の部分を増やしておくことです。

どんなに準備しても想定外のことがおこります。

しかし、準備により想定内にしておく部分が多いとこれは想定外のことが生じる部分が少なくてすみます。



なぁ~んだ当たり前のことではないか。と思われるかもしれません。

しかし、この当たり前の発想を具現化するのはなかなか難しいのです。


まずは、準備の準備です。

本人の特性をしっかり把握することが必要です。

自閉症の特性からはじめるか、そうじゃないかは、大きく想定内の部分の方向性が変わります。

落ち着くがないと考えるか、注目が転導的に移ると考えるかの違いです。

頑固ととらえるか、切り替えの困難さがあると考えるかの違いです。  などなどです。

軸が間違ってしまうと、結局、想定内の部分も正確に想定できないし、支援もうまくいきません。


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遊園地・テーマパークで想定される自閉症児の行動などについて考察しています。(まずはこちら)

多くの親御さん、多くの移動支援をされている方に参考になればと、少し行動と支援を整理してみます。遊園地・テーマパーク以外の行動支援にも参考になる部分を書いていきます。

遊園地・テーマパークでの行動支援で重要なことは、大きく2つの支援が必要だと考えます。

1つは事前に準備することで、想定外の行動を少なくし、想定内にしておく支援です(詳しくはこちらです)。

もう1つは実際の遊園地・テーマパークの支援です。


実際には次の記事から書いていきます。



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昨日は家族で岡山のおもちゃ王国でした。

息子達を遊ばせながら、どうしても自閉症をもつ幼児と家族について様々な想定をしました。

このような施設にいくにも自閉症児の家族にとってはたくさんのバリア、ハンディがあると考えます。

職業がこのような施設にいくと、自閉症児が見せる想定される行動と想定される支援や設定をイメージしてしまいます。

おもちゃ王国は、おもちゃのブースが分かれていて、自閉症児にとっての興味もたくさんあります。準備をすれば十分楽しめるな~と思いました。また、壁向きに玩具やブロックで遊べるブースもありこれも良いな~と思いました。

かたや、並行や共有の遊びの設定が多く、他の施設よりも社会的な場面が多く、様々な強い興味関心も散らばって設定されているので、支援も必要になりそうでした。




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アセスメントに基づいていない支援はスタッフのストレス、無気力など、様々な形でスタッフに大きく影響を与えます。

これはシンプルなつながりと思います。

支援の根拠がわからず、成果も上がらない支援を繰り返し続けることがどんなに厳しい状況になるか。。

私の仕事の1つは、アセスメントをスタートとするプロセスや研修を通して、スタッフに自分の支援のイメージ、意味を持ちながら仕事をしてもらうことにあります。

アセスメントの方向性、支援の方向性を導けなくてはいけません。常に、イメージを持ってもらうために最善策をとらなくてはいけません。

時々、私もスタッフにイメージに伝わることができずに不安などを与えます。でもやはり最善をつくさないといけません。


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昨日、コンサル先のスタッフの方と電話でやりとりしました。

スケジュールがうまくいかな理由を聞かれたので、スタッフ自身で考えてもらうようにアドアイスしました。

活用するシートは、『フレームワークを活用した自閉症支援』の氷山モデルシート(135頁)です。(記入の仕方は104~105頁です)

スケジュール等のシステムのうまくいっていない状態を課題になっている行動に記入して、

まず、関連する本人の自閉症の特性と理解の仕方について、真ん中の「本人の特性」の欄に記入します。(114~117頁の自閉症特性解説の手引きが参考になります)

本人に必要な指示がない、整理統合がされていない、移動型になっていない、動線がよくない、そもそもエリアの設定があっていないなどを「環境要因」に書き出します。

本人がすでに誤学習していること、強いこだわりは「本人の気づき・学び」に書き出します。

その他、本人の強みや興味関心などを下の欄に記入します。

本人の困難さを、本人の気づき方や強みなどを活用して、スケジュールのタイプ、環境設定を変えます。

どの再構造化も同じ方法で実施してみてください。

ちなみに、『フレームワークを活用した自閉症支援』では、再構造化を確認するための「構造化チェックシート」122~125頁)があります。


フレームワークを活用した自閉症支援は、スケジュール等の再構造化のポイントがいくつか掲載されています。

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繰り返しくり繰り返し、構造化について整理、話したりして、構造化の意味を学んだらいよいよ実践です。

新人研修では、いきなり生活支援の中心になる物理的構造化、スケジュール、ワークシステムではなく、視覚的構造化のプランを学びます。

理由は、視覚的構造化の指示を明確に、整理統合する視点は、どの構造化でも重要になることと、自立課題のアセスメント、プランニングと実施、再構造化の基本プロセスを短期間で繰り返すことができることが有効です。

自立課題、活動の目的があることも重要です。

物理的構造化、スケジュール、ワークシステムについては、再構造化のディスカッションに関わってもらうとこからで充分です。(そこまでの責任はまだ早いというのが本音です。

よって、基礎学習後のトレーニングの基本は自立課題の支援の中、さらに出てきた行動面の課題の支援の中で、実践力を叩き込みます。

大事なのは、目的(自立)、視覚な指示、整理統合、明瞭化の視点、アセスメント力、再構造化のプロセスです。


『フレームワークを活用した自閉症支援』は、まさしく上記の研修をサポートすることが一番の目的につくった本です。


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 実際の構造化についての最初の研修は、口に出してみるのが良いと考えます。

 数人の利用者の構造化をトレーナーやスーパーバイザーが解説して記録する研修の後、

 今度は実際にいくつかの構造化についてトレーナーやスーパーバイザーに話して、フィードバックをもらうのを続けます。

 少しずつ慣れてきたら、できるだけ特性を入れて説明するようにします。

 特に有効なのが、様々な課題の視覚的構造化の視覚的指示、視覚的整理統合、視覚的明瞭化を解説する練習です。必ずフィードバックをもらうことが大事です。



『フレームワークを活用した自閉症支援』で活用するのは。。。

構造化を書き出す。構造化・支援シート。

課題解説を書き出す。タスク計画シートです。


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構造化を学ぶ時に、いくつかの専門的用語を学ぶ必要があります。

これらは一貫した構造化された指導・支援を学び、実践するための共通言語みたいなものです。

ノースカロライナの先生方、日本でTEACCHアプローチで実践されてきた先輩、新しく学びはじめた仲間が共通した視点で学び、実践し、語れるのです。

素敵なことではないですか?

眉間にしわをよせて「専門用語が多い」「難しい」と遠ざけるのは、もったいなくないですか?

慣れるのに時間がかかりますが、慣れると支援が具体化してきます。

また、用語にすることの一番のメリットは再現しやすくなることです。

主な学ぶべき用語を羅列します。

・時間の整理統合
・空間の整理統合
・実行機能

・バリアフリー
・構造化
・再構造化
・物理的構造化
・スケジュール
・ワークシステム
・視覚的構造化
・視覚的指示
・視覚的整理統合
・視覚的明瞭化
・ルーティン

・刺激の統制
・○面の刺激の統制

・エリアの設定
・境界

・1対1エリア
・トランジッションエリア
・自立エリア(ワークエリア)
・プレイエリア、ブレイクエリア
・カームダウンエリア

・生活シナリオ
・変更のシステム
・移動型スケジュール
・固定型スケジュール
・トランジッションカード

・マッチング

・プットイン
・1対1の対応
・カットアウトジグ
・多様ジグ
・反復ジグ
・完成見本
・絵の辞書
・手順書

・フィニッシュボックス

・一体型
・テンプレート

・アセスメント
・継続的アセスメント
・芽生え反応

・自立


『フレームワークを活用した自閉症支援』では、上記の用語に関する用語解説、写真、表などを掲載しています。1つ1つの構造化の再確認のための資料を掲載しています。

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