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導入の前に

2016年10月06日 | 教室便り
2020年からの新しい学習内容への切り替えについて、前回書いたアクティブラーニング以外にも英語やらプログラミングやら色々と項目が増えてくるため、実現にあたり時間の確保が課題なのだとか。
教員を増員する予定だけど、財政難なのでこれもどれぐらい実現出来るかは不透明とのこと。


名古屋市内の小学校2年生の子供を持つ友人が、担任に

「 時間がなくて教科書の範囲を全部授業で教えることはできないので、残りは塾かお母さんが教えてください」

と言われたと言っていました。

過去に同じような話を幾度も聞いたことがあります。

また、一応教科書の最後にはたどり着いているものの、飛ばし飛ばしだったり、ハイスピードで進行したり、とりあえず間に合わせた、なんて状況もあるようです。
「時間ないからあとは教科書読んどいて」とか。


現時点で既に学校現場では時間と人手が不足しているようなのです。

それなのに学習内容が増える流れ。


もちろん教科書の範囲をきっちりやれてる先生、クラスもたくさんあるでしょうし、何か考えがあり、あえて教科書の範囲を授業ですべて取り扱わない先生もいるかも知れません。


ただやはり色々見聞きするに、時間に追われて手一杯の教員が多そうです。
友人にも教員がいますが、自宅に持ち帰る仕事もたくさんだとか。
最近の学校の先生は特に仕事が多岐に渡り大変なんだとも聞きました。

改革すべきは学習内容の前に、学校体制なのかなと思います。
先生方が余裕をもってひとつひとつじっくり指導できる環境、そして、親が家でみてあげられない、または塾に行けない子供たちも取り残されないようなものに。


と、疑問や不安を書きましたが、新しい学習指導要領の開始までまだ色々変更もあると思いますので、最新の情報を仕入れながら、来てくださる生徒さんに現状にあった最適な指導ができますよう努めたいと思います!