教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

秋葉原戦果報告

2015-04-12 20:48:51 | オタネタ全般


魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st フェイト・テスタロッサ-全身全霊- | フィギュア | KOTOBUKIYA
http://www.kotobukiya.co.jp/product/product-0000000918/



秋葉原に行ってきた。
いい掘り出し物に出会えた。

このフィギュアだ。
定価8800円。

これいくらで買ったと思う?

なんと1000円である。

安い!!!

何かワケありじゃないのか?

少しワケありだ。
少し色あせが見られる。
箱がすごくボロっちい。
しかしそれで8800円が1000円になるようなものではないはずなのだが。






最近ようやく少しづつわかってきたことがある。
それは、高いフィギュアと安いフィギュアの違いは何なのかということがだ。

まずこのフィギュアは部品点数がすごく多い。
魔法陣とそれを支える部品、マントやスカートを取り外し可能で、さらにマントを取り外すために首まで取れ、バルディッシュ(武器)を握るために刃先と柄が分離するという部品点数の多さ。

それから、塗装がすごくいい。
フィギュアが繁栄する前から秋葉原に出入りしている我々古参からすれば、フィギュアに色がついていて完成品になっている時点ですでにありがたいことではあるが、基本的にプライズのフィギュアは色は単色の塗り分けである。
しかしこのフィギュアは バルディッシュの使い倒した金属の質感を出すために絶妙なグラデーションがかかっており、さらにフェイトちゃん本人が戦いでボロボロになっているところを表すためのウエザリングのようなものまで施してある。

最後にディティール。
安いフィギュアとは髪の目の細かさがまるで違う。
安いフィギュアは子供が投げて遊ぶことを前提に頑丈につくられているのではないかと思うほど髪が太くポッテリしている。
このフィギュアの髪の繊細さはフルプライス品であることを考慮してしまえば特質するほどではないにせよ、この金型は金かかってんだろって心中お察ししたいほどのものだ。

これはいいものを買った!



それ以外のものでいうと、たとえば我が家の大のお気に入りで3体(日々の鑑賞用と保存用と非常事態用バックアップの3体)招き入れた千早フィギュア(ブリリアントステージ アイマス2 如月千早 メガハウス)では、部品点数はプライズと変わらないが、塗装はさらにすばらしい。
人体の感触を少しでも出すためにボディーにすごく微妙な塗り分けがなされているし、服のきらびやかさは「これはプライズじゃねぇ」とパッと見でわかるほど違う。

同じく我が家に招き入れた穹のスク水フィギュア(春日野 穹 すくみず コトブキヤ)ではそれにふれるのをためらわれるほどにまで髪の繊細さは圧倒的だし、足の造形はそれを手にした者でないと味わえない隠れた絶品である。



ようやくわたしもプライズでないものを買ってもわかる程度のところまで届きつつあるようだ。
芸術品は鑑賞する者の眼力を要求されるものだしな。


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