bantohan

(播と飯)

カバラン コンサートマスター

2022-03-08 09:30:05 | お酒
今回はカバランのコンサートマスターのミニチュアボトルを飲んでみました。

ホワイトオーク樽で熟成し、ポルトガルのポートワイン樽で仕上げたポートカスクフィニッシュ。
キャップを開けるとベリー系の甘酸っぱさと蜂蜜のような甘さのとてもフルーティーな香りが漂います。

味は、一言でいうとディスティラリーセレクトに梅酒を足したような感じでしょうか。
バニラ、黒糖、ココアのような麦芽の甘さ、カバラン特有のトロピカルな味わいに、ポートワイン由来の梅酒のような甘みと酸味、青梅のえぐみのようなタンニンが感じられますが、驚くほどまろやかでスムースな口当たりで、スムースで飲みやすいと思っていたティラリーセレクトが、若くて荒々しい味わいに感じてしまうくらいです。
加水はディスティラリーセレクト同様にネガティブな要素を感じるようになりますが、カバランの本当の美味しさを実感出来るボトルでした。