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このところ、10年前の2000年と10年後の2010年、つまり、この10年間で「環境問題に対する基本的な認識」が国民の各セクター(学生、政策担当者、企業、一般市民)であまり変わっていないのではないかという私の個人的な印象を書いてきました。
民主党政権発足から4ヶ月が経ち、民主党政権による初めての通常国会が一昨日(18日)開会しました。昨日は衆議院で代表質問が、今日は参議院で代表質問が行われました。6月16日の会期末まで建設的な議論が展開されるのを大いに期待しますが、私は日本が向かうべき中長期の方向性に関する議論に関心があります。会期中にどの程度の議論がなされるのでしょうか。
私が特に「持続可能性(Sustainability」という概念を強く意識したのは、「このまま行けば、2010年は混乱、2050年は大混乱!」という図を作成した2000年頃でした。当時の状況を私の観察と私の環境論で判断した結果、次の図のような結論に達しました。
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その頃に読んだ、竹中さんの一般向けの書籍「経世済民 経済戦略会議の180日」(ダイヤモンド社 1999年3月)、「ソフト・パワー経済」(PHP研究所 1999年12月)や「強い日本の創り方」(PHP研究所 2001年 4月)に私は強いショックを受けました。経済学者(エコノミスト)の21世紀論には、「エネルギー・環境問題」の視点がほとんど欠落しているのではないかと。であるなら、経済と環境問題の関係などは理解しがたいのではないか、環境問題の本質は理解できないのではないか、ましてや、「持続可能性」の概念などは・・・・・
2つの図を示します。
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竹中さんの21世紀論は、エネルギー・環境問題に対する基本認識が極めて不十分という点で、問題は大きいと思いますが、次の2つは中谷さんと竹中さんの共著「ITパワー」(PHP研究所 2000年3月)に示された日本社会の問題点で、私もその通りだと思います。
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そして、これらの状況を意識しながら、私の環境論に沿って書いた本が「安心と安全の国づくりとは、何か スウェーデンに学ぶ持続可能な社会」(朝日選書792 2006年2月)でした。この時以来、私の「持続可能性」(Sustainability)に関する関心はますます高まっています。
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私の疑問に初めて正面から答えた経済学者、中谷巌さんの最新著「資本主義はなぜ自壊したのか」(2009-03-22)
日本経済新聞 「経済教室」 スウェーデンモデルの核心を学べ 安心確保 活力と両立(2009-09-19)
政治が決めるこれからの50年 日本とスウェーデンの「将来像」と「展望」(2009-09-20)
ついに、あの中谷さんも、竹中さんも「北欧の成長戦略に学べ」と ???(2010-01-05)
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民主党政権発足から4ヶ月が経ち、民主党政権による初めての通常国会が一昨日(18日)開会しました。昨日は衆議院で代表質問が、今日は参議院で代表質問が行われました。6月16日の会期末まで建設的な議論が展開されるのを大いに期待しますが、私は日本が向かうべき中長期の方向性に関する議論に関心があります。会期中にどの程度の議論がなされるのでしょうか。
私が特に「持続可能性(Sustainability」という概念を強く意識したのは、「このまま行けば、2010年は混乱、2050年は大混乱!」という図を作成した2000年頃でした。当時の状況を私の観察と私の環境論で判断した結果、次の図のような結論に達しました。
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その頃に読んだ、竹中さんの一般向けの書籍「経世済民 経済戦略会議の180日」(ダイヤモンド社 1999年3月)、「ソフト・パワー経済」(PHP研究所 1999年12月)や「強い日本の創り方」(PHP研究所 2001年 4月)に私は強いショックを受けました。経済学者(エコノミスト)の21世紀論には、「エネルギー・環境問題」の視点がほとんど欠落しているのではないかと。であるなら、経済と環境問題の関係などは理解しがたいのではないか、環境問題の本質は理解できないのではないか、ましてや、「持続可能性」の概念などは・・・・・
2つの図を示します。
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竹中さんの21世紀論は、エネルギー・環境問題に対する基本認識が極めて不十分という点で、問題は大きいと思いますが、次の2つは中谷さんと竹中さんの共著「ITパワー」(PHP研究所 2000年3月)に示された日本社会の問題点で、私もその通りだと思います。
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そして、これらの状況を意識しながら、私の環境論に沿って書いた本が「安心と安全の国づくりとは、何か スウェーデンに学ぶ持続可能な社会」(朝日選書792 2006年2月)でした。この時以来、私の「持続可能性」(Sustainability)に関する関心はますます高まっています。
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