バースくんの今日も発車オーライ♪

小さな町の広告代理店。働く「バースくん」の日々のおしゃべり

ヴィクトリーブーケ

2015年11月13日 | Weblog
今朝のニュース。秋咲きの花を夏に早咲きさせる栽培に国から2000万の補助金が出ていて、現在花農家の方が奮闘されているが、これが結構難しいというもの。なんでそんな無理に早咲きさせなければならないのかと、秋に咲くものは秋でよいではないかと思うバースくんは、まず補助金?!なんてところにアンテナが立ってしまってそのニュースに耳をそばだてる。それはなんと東京オリンピックでのヴィクトリーブーケのためだというのだ。あーなるほど、国産の花を使いその素晴らしさをアピールするというわけだ。春、秋、冬に咲く花を夏に咲かせようという事業だと。
ふーん、これはそのお花業界っていうか、農家さんはさぞかしご苦労も多いけれど、大いに張り切っておられることだろう。福島は菊の栽培でもって「福島の希望の花にしたい」とか、各地それぞれ奮闘されたいるようだ。それは大変結構なことだと思うのだけど、どうやらここから先、そこにはべらぼうな額の補助金が出ていくという。額の嵩はバースくんには計り知れないけれど、少しばかりひっかかってしまうのだ。どの業界も補助金を使い活性化するのはよいと思う。でもその補助金が出るそもそもの理由というのが、しっかりしていなければならないのではないか。
オリンピックのヴィクトリーブーケで国産の花のアピールというのはわからないでもないけれど、そのためにわざわざ季節を変える花の栽培実験となると???となるのはボクだけだろうか。同じお金を使うのなら、夏場だから世界各国からお花を輸入するのを補助するというのは駄目なんだろうか。なんだか農林省がオリンピックをいいことに、いっちょかみで業界に恩を着せておこうとしているのではと推測するのは、あまりにも穿った見方だろうか。
難しいね…。確かに日本のお花できれいなヴィクトリーブーケを抱くメダリストを想像すると、いいなぁーとは思うけどねぇー。でもそこにそんなにも補助金使う?!っていうのもやっぱりあるなぁー鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

それは昭和と平成

2015年11月12日 | Weblog
先日「朝ドラのあさちゃん役の波瑠って夏目雅子に似てるよね」と言われ、そう言われればそうかなぁーぐらいに思っていた。しかしさすが単純明快なバースくん、ここ二三日の話の展開であさちゃんが荒くれ男たちを相手にすごむなんてシーンを見たら、本当だ夏目雅子そっくり!!と実感した次第。
確かによく似ていると今朝も画面を見ながら、頭の中では夏目雅子のことを思っていた。ボクにとって夏目雅子は、ある意味で「人の死のあっけなさとその近さ」ということを生まれて初めて実感させられた人だ。それまでに身内の死もあったし、それは割合自分の中でなんとなく受け入れているものではあったはずなのだけれど、なんだろう彼女の死を聞いたときのあの愕然とした感じは強烈なものだった。
それは多分ボクと彼女の年齢が近かったこともあるだろう。さあ人生これからだというときに、プツリとそれを終える人がいるという衝撃。少し前に結婚をされて、へぇー新妻とはこんなにも幸せそうできれいなんだと感心したばかりなのに、そのあっけなさ、ただただ呆然としたことを今でもはっきり覚えている。それにしてもキュートでチャーミングで美しい人だった。
そして今、画面の中のあさちゃんもビックリポンに可愛いなぁーと思う。当然夏目雅子と波瑠は似て非なるものだ。どこが違うのかと考える。あー「涼しさ」だと思い当る。夏目雅子は涼しい人だった。そしてこの波瑠はほんわかとした人だ。それは優劣ではなく、決定的な資質の違いだ。そうそうあれあれ「みんな違ってみんないい」のだ。
まだドラマは続いていた。ぼんやり見ながら、それは究極、昭和と平成の違いと括っていいのかもしれないと思った。今時代は「涼しさ」ではなく「ほんわか」を求めているのだろう。
さて似て非なるものがもう一つ。昨夜の野球、ひやひやのあとのサヨナラ勝ちでうれしかったけれど、うんよかったね!でボクの中では終了。ほんと寂しいよ鳥取のイベント情報サイトジャングルズームノマップ鳥取

風まかせ

2015年11月11日 | Weblog
昨日の夜FBできれいな機体の写真があがっていたところにラジオのニュース。国産初の小型ジェット旅客機「MRJ」が試験初飛行をするという。部外者?!いえいえた只の人のボクでさえ、あーやっとなんだなぁーと思ったとさ。
名古屋空港を9時半に飛び立ち、一時間ほどの飛行試験をするという。その航路はというと、なんと風の状況をみて日本海に飛ぶのか太平洋に飛ぶのかわからないというではないか。もう感動ーー。風にまかせるんだ、そうそう何でもそうだよ。そのときの風に乗るしかないんだよなんて文学的にまでなったりした。
そして朝のテレビでもそのニュース。そうかぁー、仕事中に飛ぶんだ。お昼のニュースで映像が見れるといいなぁーなどと、今にしてみれば時代錯誤もはなはだしいバースくん。出勤してびっくりぽんの大慌てをすることになった。
いつもどおりPCの電源を入れ、事務所の掃除をしようとしたら、何?!なんですと?!ライブ中継をやってる!!!あわててユーストリームの画面に。えっ?!もうエンジン音がしている?!でもまだ9時すぎだよ。ずらりと関係者の方が整列をして見守っていらっしゃる。うん?でもまだ車輪ドメがしてある。よしっ、まだ間がある。全速力で掃除をやっつけていると、違うジェット音がする。何々とPCに引き戻されたら、併走機が離陸していくところだった。おーこういうのもチェイサーっていうんですか?!なんて素人丸出しで青い空に飛び立つ併走機を見送る。何?!その瞬間はテレビ中継もある!!あわててテレビもON、実に忙しい一日のスタートとなった(誰も頼んでないけどね)
そしてMRJはきれいに加速して飛び立っていった。
ゼロ戦に乗りたくて飛行機乗りになりたかった少年たちは今80代、どんな思いでこの初飛行をごらんになっているだろう。単純に飛ぶ飛ぶと喜ぶボクと思いが違うんだろうなぁーと頭の隅で少し思ったり…。人生も風まかせしかないのかもしれないな、なんてね鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

どどーんと!!

2015年11月10日 | Weblog
時代劇も時代小説も好きか?と問われれば、ボクは大きな括りで言えば嫌いではないという程度だ。というのもテレビも小説もご存知のとおり特定のものが好きなのであって、印籠をかざしたり、肩脱ぎして桜のもんもんを見せられたりするのには興味がない。平岩弓枝や池波正太郎は好きだけれど、藤沢周平や吉川英治は受け付けないのだ。そして先日も書いたとおり、宮部みゆきの時代物も大好きだ。
何年前になるだろうか、ラジオドラマで「髪結い伊三次捕物余話」を聞いた。基本このラジオドラマでも時代物のときは聞かないことが多いのだが、このときは最初からひきこまれるように聞いた。それからしばらくして今度は「髪結い伊三次」というテレビドラマの再放送を見る。これはラジオより勝って面白かった。こんなに面白ければすぐにシリース化されるだろうと思っていたが一向にその気配はなく、何かで「ストーリー展開がいろいろ複雑で暗かったからもう一つヒットしなかった」と読んだ。いろいろあるから面白かったのに、8時43分に決まって印籠が出てこないからよかったのにとボクは思っていた。そのときから、原作者の宇江佐真理の名前がボクの中でリストアップされた。
では原作を読んだかというと、テレビの出来がすばらしく、また今度また今度で今日の日まで来た。それが先週末、宇江佐真理さんご逝去の報、芝居じみてはいるけれど「遅かりし由良之助」なんて台詞をふと思い出した。
というわけで今度のバースくんどどーんと大作を読むは、この宇江佐真理「髪結い伊三次捕物余話」全15冊に遅まきながらすることにした。キンドル生活を始めて1年(キンドル最高!!)、他の単発ものと並行しながらぼちぼち楽しみに読んでいく。
宇江佐真理さん、たんさんの著書をありがとうございました。心よりご冥福をお祈りいたします鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

笑み

2015年11月09日 | Weblog
広告とは、究極のところ刷り込みを行うことだ。古典的に社名や商品名を連呼するパターンのCMとか、テレビやラジオで集中的にスポットCMを打つなんていうのが典型的。人はこの刷り込みに弱い。だから広告はサブリミナル効果を狙う。自慢ではないが、バースくんは実にこのサブリミナルに弱い。「新商品!!」と連呼され、おまけに集中スポットでも打たれた日には、翌日必ずコンビニでその商品を手にしてしまう。100発100中なのだから情けない。ボクは一体何の商売をしているのか?!という話になってしまう。
さて、そんなボクに強烈に刷り込まれているのが「2009年のWBCの対韓国戦」の結果だ。決勝戦を入れて都合3戦韓国と戦ったわけだが2ゲーム目だけは敗戦、が、ご存知の通り最終的には優勝したのは日本だ。なのにボクの中でこのときのゲームで強烈に記憶に残っているのは、その敗戦した2ゲーム目なのだ。その時ボクは大韓航空に乗っていた。機内のテレビは映画ではなく、そのゲームをエンドレスで放映していたのだ。あー日本は負けた、負けたを8時間にも渡って刷り込まれれば…。優勝したにもかかわらず、ボクの「韓国に負けた」イメージはそれからずっと続いているのだ。
そして昨夜手ごわいぞ韓国と肩に力を入れて見始めた野球中継、ハナからちょっと肩透かしを喰った感じだった。監督の試合後インタビューの通り「大谷翔平に尽きると思います」、本当にバンザイ大谷だった。素人のボクが見てもすごいと思うのだから、アメリカのスカウトなんて腰を抜かしたのではなかろうか。雄たけびはあげるわ、ときには笑みも浮かべるわ、ボクの積年の「韓国に負けた」というブラックな記憶は払拭された。
ともろ手を挙げてうれしいんだけど、阪神が一人もいない…というつまんなさは倍増された。とほほ鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

こうでなくちゃ!!

2015年11月06日 | Weblog
一日の仕事を終えて帰宅する。ここのところ毎日、とりあえず何かの手続きや後始末をしなければならない郵便物が必ず1通や2通ある。あとからでは面倒くさくなるので、その手で処理をする。着替える。夕飯を作りながら、牛乳を1本飲む(えっ?!バースくんって500の紙パック全部飲むの!!)冗談、ボクは宅配の牛乳ビンです。つまり1合・180ccってことね。まあそんなことはどうでもいいの。おっとぬか床を混ぜるのも忘れてはいけない(ぬか漬けって本当に何を漬けても美味しいんだけれど、今一だったのはりんご。これは悪くはなかったけれどフーンといった味。何かの小説の中に出てきたからやってみたんだけどね)まあそれもどうでもいいか。
要はそういった帰宅後の一連のルーティンをやっつけるのに、テレビで野球中継をやってくれるのがベストなのだ。今何点?誰の打順?ピッチャーの今日の調子はどうよ?えーっ今日の解説はこの人かぁーなんて一々突っ込みながら作業するのがいい感じなのだ。でも今はもう秋…、荒んだことの多いニュースを聞きながら、くらぁーい気持ちで動かなければならない。
ところが、昨夜は野球中継があった!!侍ジャパン強化試合だ。こうでなくちゃ!!ご機嫌に動いてこばん食べて、今やらなくてもいいことまで手をつけ大仕事となる。マエケンは見ていたけれど大仕事となり音だけを聞くはめとなり、えっ?!大谷が打たれたってーーっというところでやっと画面のところまで戻ってくる始末。
うん?!ということはボクは中継を観ていないんぢゃないか?!そうだね、全く持って身の入らない見方だね。だって我がチームからは誰も出てないんだもん。それはさておき、やっぱり中継の音が流れている夜って幸せ、思わぬ大仕事は予想以上の成果をあげましたとさ鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

だからといって

2015年11月05日 | Weblog
昨夜ラジオで、小栗康平監督の映画「FOUJITA」の大学生向けティーチイン試写会があったというニュース。そこで女優の中谷美紀が「セリフがとても少ない作品で、あまり饒舌に語らないからこそ思い描く余地があるんですかね。感動の涙や笑いでなく、見終わったあとの沈黙こそがこの映画に対する賛辞だと思います」と言ったという。なんの予備知識を持たないままこのニュースを聞いても、その映画の静謐な感じや沈黙から広がる個々の世界の深さがあるものだということは十分にわかった。監督も主役のオダギリジョーも異口同音のインタビューだった。
そのニュースを聞いたら、落語を聴きたくなった。そう季節も秋、バースくん落語ランキング1位の「まめだ」を聴くときだ。噺のオチ、ラストで銀杏の黄色い葉が降り敷きつむ光景、あれも多くを語らないこその情景が目に浮かぶ。雨の夜、傘の上に乗っかって悪さをするたぬき、子供に化けて軟膏を毎日買いに行くまめだのケガをしたたぬき、銀杏の葉をお金に化けさせて。一方、毎夜毎夜売った薬の勘定が合わないお母さんの困った様子…。どれもこれも説明や筋を追うのではなく、小さなありきたりのディーティールを積み重ねて噺は進んでいく。聞き手はそれぞれの頭の中に、雨の音を聞き、銀杏の黄色を思い描いていく。やっぱり「まめだ」は最高だ。でも面白いのは、本家の米朝で聞かないほうがいいという不思議。
ラジオドラマ、朗読、自分の頭の中で広げていく世界のあるのはとても面白いものだ。ボクがラジオが大好きなのは、やはりそこが原点なんだと思う。
が、しかしだ!!なんでも口数少なくていいということにはならないんだよ。仕事は話してなんぼでしょ!!黙っていたらわからないんだよ!気配や空気を読めよは通じない!!目を見たってなんにもわかんないんだよ!!これこれこうだ、こうする、こうしたという手順をキチンと踏んで話していかないとトンでもないことになるんだよ!!わかってる?!(バースくん、誰にいってるの?!)いやあのその…。仕事しようっと!!鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

言われてみれば

2015年11月04日 | Weblog
この間からテレビで「ぼんくら2」をやっている。宮部みゆきの時代ミステリー「日暮し」が原作だ。「ぼんくら」「日暮し」の本を夢中になって読んだバースくんは、最初「ぼんくら」の映像化と聞いたときには楽しみ!と思ったけれど、唯一弓之助の配役だけが気がかりだった。でも実際ドラマを見たらOKOKというか、まず筋に引っ張られるわ、役者は揃っているわの大当たりで毎週の楽しみだった。その第2弾、やっぱり面白い。まあ毎週の時代劇が楽しみになるなんて、とは思わぬものでもないけれど…。
そのドラマの中、主人公の平四郎が「ふざけろ」という台詞を言った。うん?!と見ていたボクはそこにつまづく。この流れだと「ふざけるなよ」と言うんぢゃないか?!と思ったのだが。ドラマを見終わって、検索をかけてみる。あれまぁー勉強不足で、「ふざけるなよ」と「ふざけろ」はイコールだとあった。ふーん、そうなのか、でもなんとなく違和感あるけどなぁーと思いつつ解説を読む。「ふざけたことをするな」という意味を婉曲的に言った語だそうだ。禁止や咎め立ての意味合いを込めて命令形で表現するものともある。ふーん、ふーん、となんとなく生半可な感じにしか受け入れられない。でも絶対言わないよね「ふざけんな」だよ、やっぱり。「ふざけろ」と言って相手が本当にふざけたらどうするよ!!なんて思ってみる。
と続いて、類似した語としては「嘘を言え」「馬鹿を言え」などとあって、やっと腑に落ちた。あー、本当だ「ウソを言え」は使う使う、あーあれと一緒だと言われればね、やっと納得できた。
でも検索してわかったけれど、「ふざけるな」と「ふざけろ」問題は世の中の人結構悩んでいるんだね。でも「嘘を言え」にひっかかる人は少ない。ということは、やっぱり「ふざけろ」は耳なじみが薄いんだね鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

猫ぢゃないか!!

2015年11月02日 | Weblog
その荷物はあらかじめ配達時間を指定していた。そろそろ来るかなと思い始めた頃、玄関のチャイムがなる。グッドタイミング!!モニターを見ると、ほら配達のお兄さんが立っている。待ってましたよーと「はい」と受話器を取るとお兄さんが「佐川急便です」と言われた。一瞬??となったのだが、とりあえず荷物だと玄関に出る。
そして一瞬の戸惑いだった???は、?!?!?!となる。そこに立っているお兄さんはヤマトの制服を着ていた。やっぱり猫ぢゃないか!!いや猫で正解なんだよ。ボクはその荷物が猫指定だと知っていたからね。でもお兄さんは間違いなくインターホンで飛脚だと言った。猫とは言わなかったよー。でも現実は猫!!
受け取りにハンコを押しながら、バースくんの頭の中はくるくるいろんなことを想像していた。この人前職が飛脚だったのかなぁー、それがまたどうして同業他社の猫に…。きっと簡単に一言では言えないことがあって会社を変えられたのかもしれないなぁー。いや、それともヘッドハンティング?いやいやもっと現実的にサラリーのいいほうに乗り換えたのかも…。妄想はふくらみ放題となる。でも真実は藪の中だ。玄関を閉めて立ち去るお兄さんに「貴方は猫ですよー。飛脚なんて言っちゃ今の仕事しくじりますよ、気をつけてー」と心の中でつぶいやいた。
そんな飛脚、猫取り違え事件があってから見た「全日本大学駅伝」バースくんイチオシの東洋大が最後は大差をつけて勝った!!ふとこの彼らが走っている伊勢路は、江戸時代にもこうやって飛脚が走っていたんだなぁーなんて連想まてしてしまう余裕のラスト、お正月もそうなりますように!!勝利インタビューで「柏原、市川、設楽世代…(ウググッ)」と泣いちゃった酒井監督、見ていたボクまで泣いちゃいそうになってしまいましたとさ。関係者でもましてや当事者でもないのにね。でもそれだけやっぱり選手はみんなの夢を背負って走っているんだね。よしっ!!次は箱根だ鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取