バースくんの今日も発車オーライ♪

小さな町の広告代理店。働く「バースくん」の日々のおしゃべり

物も言いよう

2017年02月22日 | Weblog
ある物事があった。それに出くわしたのはAさんとBさんとバースくんの三人。いつも言っていることだけれど、物事は一つでも個々が捉えている真実はそれぞれにまた別物だ。つまり、真実は三者三様3つ存在する。
最初ボクは何とも思っても、考えてもいなかった。するとAさんがプリプリと怒って「どうしてこんなことになるのだ」とボクに噛み付いた。ボクにしてみれば怒鳴られても???、だから黙っていた。それが火に油だったのか、Aさんはそれだけまくしたてたらさぞかし疲れるだろう、というほどわめいておられた。
場面変わって違うときBさんに会った。ボクの顔をみるなり「誰がどうという話ではないけれど、ごめんなさい」と詫びられる。「いやいや、そんなことでは…」と恐縮しきりとなってしまった。
そうなると、なんとボクの真実がゆがみ始めたのだ。冷静に考えれば、これは絶対に誰がどうという話ではない。なのにAさんが怒り、Bさんが詫びたとなると、ボクの中でAさんは「やれやれまいったなぁー」という人になり、Bさんは「いい人だなぁー」と言う評価になり、頭ではわかっていても「これって結局Aさんがおかしい」ということになってしまった。大変におそろしいことだ。物も言いようとはよくいったもので、その出方一つで真実さえも変えてしまうのだ。くわばらくわばら。
先日から某作家のエッセイを読んでいるのだが、これが久々に読むのが苦痛なのだ。近頃は読者レビューなんてものがあったり、ビッグデータでボクへのオススメなんていうのがあったりするので、自分好みの本を簡単に探し出すことが出来て、自分にとってはずれの本を買うということは少なくなっていた。しかしこのたびは失敗した。小説がまずまずよかったのでエッセイをと読み始めたのだが…。その作家の物言いが、ボクの肌に合わないのだ。言っていることは正論だし、観点も切り口も面白いなぁーとは思うのだが、物言いがいけない。最後まで読み通せるだろうか。
丸い卵も切りようで三角、ボクも気をつけよう!!鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取

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